名古屋のガチ中華店「東北大冷麺」で酸菜魚を食べてきた!

3度の飯より飯が好き!こんばんは。國立です。

仕事納めをしてから書店で衝動買いをしました。

海外旅行ガイド「地球の歩き方」はコロナ禍で売り上げが激減。その穴埋めをすべくいろんな切り口で世界を見せてくれるシリーズを発売したんですよね。

その中の一冊です。興味深くて思わず買いました。中華料理は大まかに4つ、細かく8つに分類されると。そんな分類された中華が順に紹介されてます。

紙面のTOPバッターは四川料理でした。四川料理って辛くて赤くて見たいなイメージありますが、実はそんなのは一部中の一部で、広く深いジャンルらしいんですよね。

そんなポテンシャルを踏まえてか、赤色が紙面映えするからか、四川料理がTOPバッターを任されていました。

まだパラパラと見た程度ですが、楽しいですね。何気なく食べていた料理たちがどこに分類された料理だったのかわかったり。

地方ごとの気候などの背景が反映された各地方の料理たちの特徴とか、整理されていく感じが楽しいです。

いやぁいつか8つに分類された料理を実際に中国まで食べに行きたいです。

さて、この本を買った翌日。ふと思い立ち、単身で矢場町に向かいました。

ちょどというかなんというか、一人でご飯を食べることになってた日だったので、勢いで来てます。栄の東、「女子大」と呼ばれるアンダーグラウンド感ある地域へ。

池田公園から少し南下したところ。来ちゃいました~!東北大冷麺!

ヘンテコな店名のこの店、名古屋の「ガチ中華」の有名店の1つです。

ガチ中華というのはここ数年で出てきた言葉で、日本人の舌に寄せた中華ではなく、日本に住む中国人に向けて現地の味を出す本格中華料理店のことですね。

新栄とか女子大とかが名古屋のガチ中華の中心地。一度来てみたかったんです。

ちょうどというかなんというか、さっきの本を買って気持ちが高まったタイミングで思い切って1人で来てみました。

店内は店員の中国語と客の日本語が半々ぐらいで聞こえてくる感じです。中国人のお客もいるので、中国語7割ぐらいだったかな?分厚いメニュー表に1人でテンションを上げてます。

料理名が並んでいてもわかりませんし、日本語添えてくれてもイメージ湧かないこと多いでしょうから、全ての料理がダイナミックな写真で見せてくれるこのメニュー表最高です。

今日の目当ては買った本に載っていたこの料理。酸菜魚(スアンツァイユィ)です。

この本によると、この料理の起源は1990年頃の重慶とか。酸味の効いた野菜たち(酸菜)と淡水魚の白身魚で作った鍋料理だとか。淡白な白身と酸味と辛味が素晴らしく調和する料理なのだそうです。

年齢と共に酸味の素晴らしさ感じているので、これは絶対美味いはずだと確信をしてですね、これを食べたくてやってきてます。

本当は違う店に行く予定であったのでこの店に酸葉魚があるかどうかは調べてませんでした。果たしてこの店にはあるのかどうか……

あった!やった!!でも値段高いな!鍋料理って言ってるしやっぱりサイズがデカいのか!?

チャーハンとか麺とかのシメの料理を諦めて、せっかくなのでこれにアタックすることにしました。

ガチ中華らしさを大切にしながら、酸菜魚を待つ間のつまみの品をチョコチョコと頼みました。

左は干し豆腐焼きという串で、右は焼きナスですね。

湯葉みたいなもので白ネギを巻いて、クミンを中心とした羊肉を焼くときにまぶすスパイスがかかっていましたね。これ美味いです。3本食べたい。ガチ中華ならでは。

こちらも焼きナスにニンニクと唐辛子が効いたソースがかかっていて美味いです。「これかかってりゃなんでも美味しく食えるだろ!?」という感は否めませんが(´▽`)

こちらはブタの軟骨の串です。クミンのスパイスかかってて美味いです。こういうほそーい金属の串の感じ、ガチ感高まりますね。

ガチ中華には現地のビールが合いますよね。青島ビール一択でしょう。

まだ主役が来ないということで、シレっとつまみを追加。ニラ焼きとハチノス(牛の胃袋)の串を。「これつけときゃ美味しく食べるんでしょ」タレがバッチリついてて、どちらもやっぱり美味かったですよ。

つまみとビールを楽しんでいたら主役が到着です!酸菜魚!!やっぱりデカかった(汗)

これは美味そう。この乳白色のスープ、美味いやつでしょうね。いざ実食!

うわ、うまっ!

1人で来ているのにしっかりとした声で言ってしまいました(´▽`)そして一人でニヤニヤしてしまいました。予想超えて美味いんです。

酸菜という野菜から出る酸味と旨味、魚から出る旨味、唐辛子の辛味も感じます。旨味が前面に出るスープながらも、後からじんわりと汗が滲む美味いスープです。

本場では草魚という淡水魚を使って作る料理らしいですが、日本では海水魚のスズキを使って作られることが多いそうです。味からするとおそらくこれもスズキかと。

白身魚がこの美味いスープを受け止めて、美味しくいただけます。酸菜と一緒に食べるとまたこれも良い。パクチーの苦みも良いアクセント。

これは当たりだ。俺の目に狂いはなかった。狂いがあったとするならば……

やっぱり1人で食べるにはちょっとデカすぎた(+_+)3人~4人で食べるべきだな。

具はほとんど食べましたが、スープは沢山残しちゃって残念。今度は3人~4人で来て飲み干したいものです。

ついにガチ中華の世界に踏み込みました。いやぁ~素晴らしい世界が広がりますね。

ひとまず名古屋を攻めてから、東京は池袋とか秋葉原にガチ中華店多いみたいですから、東京でも行ってみたいですね。

東京は様々なジャンルで行きたい店が多いので本当にこまります(^^;

ガチ中華に行ってみたいぞ!という先生いらしたら是非一緒に行きましょう。うちの講師でも元講師でも元生徒でも。

ウズっと来たら声かけてくださいね。まだまだ食べてみたい料理はたくさんあるので、何度も行けるチャンスあるといいです(´▽`)

余談でお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

中国東北料理を食べに行った時の記事↓

OFFです。余談を。決して塾のブログであるということを思い出してはいけません。どっかのご飯レポブログ記事を見に来たと思って、お暇で...
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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。