スマホの害について書かれたWEB記事を見て驚いたなんて記事を数日前に書きました。
ああいうのは本の紹介記事であることが大半なんですけどね。思惑通り本を買ってしまいました。
前回のそのWEB記事のラスト、
スマホ等の使用は子どもたちの学力に直接的な悪影響を与えているという可能性が高まってきたのです。
なんて言葉で締められてました。どこで締めてんねん!その先が知りたいんやんか!
というわけで本を購入。1から10まで記載内容は紹介出来ませんが、私がドキッとしたところだけ部分的にご紹介を。
私たちは、スマホ等の長時間使用と学力の低下、どちらが原因でどちらが結果なのかをはっきりさせるため、複数の年度にわたってデータを集める追跡調査を行いました。
~中略~
追跡調査の結果から、スマホを使えば学力が下がり、やめれば上がるという因果関係があることがはっきりとしました。
追跡調査と結果の詳細は本を読んでください。結果だけ言うとこんな感じです。当たり前とも思えることが証明されたということです。
ドキッとしたのがもう一つ。掲載されていた「ながら勉強」についてのデータなのですが…
2017年にスマホを持っている小5~中3(26,081人)のデータをもとに作られた「勉強中に勉強以外の目的でスマホ等を使用する割合」というグラフです。
ネット上にも落ちてなかったので結果だけお伝えすると、
全ての学年でながら勉強(スマホ)をする割合が5割を超える!
中2中3にいたってはながら勉強(スマホ)をする割合が7割を超える!!
え~( ゚Д゚)そんなに多くの子がスマホ触りながらやっているの?本当に?
ちょっとというか、だいぶショックでした。
え、成績上げたくないの?(^^;
次のページにはながら勉強と学力の関係というグラフが。
取り組んでいる勉強時間別でながら勉強をする・しないでテストの成績を比較したグラフ、全ての勉強時間別データで偏差値で3~4の差が出てました。
新刊で成績上位5%の中学生家庭にとったアンケートでは、「スマホは勉強時に触れない」という項目は当てはまるという家庭が68.6%でしたし、
「テレビやYouTubeを見ながら勉強をしない」という項目は当てはまるという家庭が81.4%でした。
さっきの中学生全体のアンケート結果と併せてこの成績上位5%の中学生のアンケート結果を噛みしめて欲しいです。
これらを踏まえて私が伝えたいことはこちら。
学習時にはスマホを触れぬように学習する部屋から出す。
就寝時にはスマホを触れぬように就寝する部屋から出す。
ですね。
スマホは包丁のように慎重に扱ってほしいです。
包丁は部屋の床に転がってることが無いですよね。ご飯を食べてる時にテーブルに置いてませんよね。使用しない時は危ないからすぐに洗ってすぐにしまいますよね。
スマホも勉強するときに机に置かず、寝るときにベッドに置かず、使用すべきでない時は所定の位置で充電器に繋いでおいてください。
スマホは最近のデバイスですからね。まだまだこれから人体への影響とか新たな事実が出てくるはずです。
スマホの情報に関してはアンテナ高くチェックしていきましょう!
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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