1学期内申35が判明して「菊里高校は諦めて」と先生に言われました!

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ご質問ありがとうございます!それにしてもこっそり見なくてもよくないです?(笑)堂々とお願いします。

状況としては「3年1学期内申が35(副教科は全て3)、実力テスト校内10位(愛知全県模試偏差値64)」で、この状況を踏まえて担任の先生が「菊里はあきらめてください」とおっしゃったと。

「キッパリと無理と言われたが、1学期を終えた時点で決まるものですか?」という質問ですね。

あまりにキッパリと言われたので疑問に思ったと。

いただいた情報だけで想像して書いてみますね。端的に結論から。

1学期終わりでは決まらないが合格可能性は見えてくる。このまま2学期も内申35であると合格可能性は肌感5%程度。

内申の具合と本人の志望校への気持ちと踏まえて、ここからの内申の伸びを想像出来ず、総合的に考えてキッパリと諦めるよう言ったのかも。

ですね。

まずは入試の内申について。2学期の通知表が入試に使われますが、2学期の通知表は1学期と2学期の平均値として出されるので、1学期の内申が足を引っ張り過ぎると難しくなります。

1学期2学期の平均で内申を40にしたいとするならば、1学期に35であれば単純計算で2学期は45を取る必要がありますよね。

2学期に45を取る結果を残して初めて2学期に内申40が達成できるわけです。

よって2学期の内申を40に乗せることは果てしなく険しいです。副教科は実技も関わりますからね。急に美術や音楽や体育の実力は主要教科と違って気合で伸びたりしません。

例えば1年2年と調子いい時に4とか5とかとったことがある教科が副教科の中でいくつかあればいいですが、内申3から動かしたこと無いという教科ばかりであれば、先生もここを動かすのは難しいと判断をするでしょう。

ここから勝手な想像でものを言って良いですか?

お母様の菊里を目指して頑張って欲しい気持ちを100として、娘さんの菊里を目指したいという気持ち、同じテンションで100あるでしょうか?

私は娘さんのそこへの気持ちは50~70ぐらいなんじゃないかと感じるのです。

副教科が3が並ぶって状況からそれを感じるのです。実技を平均ぐらいまで頑張って、定期テストで満点取る勢いで結果を出せれば4までは届くと思うんですよね。過去にも書きました。

マシュマロに質問届いています。こちら。なるほどなるほど。実技が入試に大きく関わるって酷ですよね。実技でなんとか5が欲しいと。とはい...

そこに、「菊里行きたいんです!そのために頑張ってるんです!」なんて気迫が足されたならば、副教科のどこかの教科に4がついてて良いと思うんです。

キレイに3が副教科に並ぶ状況、そこにTOP校を受けたいという頑張りが込められているのかどうか?

「副教科は苦手だからしょうがなくない?」と、定期テストもそこそこの点で止まっていたりしないかどうか。

そのへんが少し気がかりです。全て私の想像ですが。主要教科と副教科のギャップがこれほどまでキレイに出てることに少し違和感を感じたんですよね。

内申の取り方だけ見ると完全な私学向きではありますからね。せっかくの主要教科の力を活かすなら私学も検討されてはどうですか?なんていう担任の気持ちも込められていたかもしれませんね。

もしくは、担任が副教科の先生で、「お子さんから菊里行きたいから何とか頑張りたいです!という取り組みは、副教科の私の授業では感じませんけど?言行一致してないから今のままなら無理だと思いますよ」なんて気持ちが込められていたのか?

全て想像ですが、何かがあると思います。担任のキッパリ口調には。(性格的なものかもしれませんけどねw)

もしも私がその面談を担当していたならば、

「今の内申のままならば勝算は5%程度。過去にこの内申で突破した人はデータ上ではゼロではないが、ほぼゼロだね。このまま目指したいならばまずは内申を伸ばすことが条件だね」

「主要教科に伸ばせるところは少ないから、単純に考えて副教科の3を4にするのが目標だね。実技を平均ぐらいまで頑張って、あとはテストで満点とるつもりでやる。4にしたいんですが何したらいいですか?なんて直接的に聞いて気合をアピールしてもいい」

「明確に頑張る姿とその結果が実技と点数で見られたならば、内申は4に変わる教科が出てきてもおかしくないと思う(副教科が全般圧倒的に出来ないなら別だけど)」

「ここから頑張って副教科を4を目指しつつ、主要教科も5を増やす努力をし、内申40に近づく内申を2学期でとる。それでも内申が40に乗らなければ基本的には勝算は50%を切るでしょう。それでも挑戦をしてみたいとなれば受験をしたらいいと思う」

「愛知は公立を2校受験出来る唯一の県だ。もう1校の滑り止めを受け、納得できる私学の合格が出ていたら、最悪私学でもいいと本人も家族も納得していたら、勝算薄くてもアタックしていいと思う」

「今から菊里を目指すということはこういうことです。覚悟あれば早速伝えたアドバイスを実行して頑張ってください。その気持ちが学校の9教科の先生9人に届くぐらい」

といった感じです。

一言で言えば「ワンチャンあるよ。必死でやればね。必死でやる覚悟ある?」と言った感じですね。

やってやろうじゃないかと思ってもらえれば、思うつぼなんですけどね(´▽`)

参考にしてください!

その他、1学期で志望校の合格者平均に大きく足りない内申が判明した愛知県の中3生家庭の参考になるといいです。

マシュマロへのお返事でお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

(追記)同じ状況の家庭から感想マシュマロ届きました!

(追記2)質問いただいた家庭からお返事届いてました!↓

サムネイル写真は過去に菊里生が現役生レポを書いてくれた時にもらった写真です。白襟が菊里の特徴なのかな。リアルが充実した感じですねぇ。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。