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10月に愛知県教育委員会より、公立高校進路希望倍率の発表がありました。
例年10月と12月に発表があるものですね。今年もここ数年の傾向を反映したものになってます。
まぁ名古屋市内への人気の集中が凄いです。これ、人口減少に加えてSNSの影響って大きいと思うんですよね、私は。
中学生皆がインスタとかTikTokで名古屋市内の大らかな校風でキラキラとした高校生活の一端を見てしまってるわけです。そりゃあ憧れるわけです。
愛知が誇る公共交通機関網が裏目に出ます。名古屋市の周りにある自治体から名古屋市内に電車を使って通学するわけです。皆が憧れて!
例年通り今年のデータをご紹介しようかと思ったのですが、ちょっと視点を変えてみます。
この名古屋市内の高校人気、もっとリアルに感じたいなと。
そんなわけで、この進路希望倍率を利用して、昔の倍率ベスト10と今回2024年10月の倍率ベスト10を比べてみたいと思います。
思いついたら止められないんです。早速調べてみました。うちの塾で保管していた一番古いデータは2006年でした。
18年前も前ですよ。うちの塾って古いんですよ(笑)
こちらのデータを使って2006年の進路希望倍率ベスト10を見てみましょう!(尾張地区のみです!)
愛知県進路希望倍率ベスト10(2006年10月版)
1位 千種(名古屋市) 4.44倍
2位 天白(名古屋市) 4.40倍
3位 春日井南(春日井市) 4.06倍
4位 名古屋南(名古屋市) 3.75倍
5位 熱田(名古屋市) 3.73倍
6位 津島(津島市) 3.70倍
7位 松蔭(名古屋市) 3.68倍
8位 桜台(名古屋市) 3.66倍
9位 一宮南(一宮市) 3.64倍
10位 木曽川(一宮市) 3.63倍
どうですか!?名古屋市外の高校が4校入ってます。名古屋市の高校率は6割です。
春日井南なんて3位に食い込んでます。
想像するに、30万人擁する春日井市ですが高蔵寺ニュータウンの高齢化もあり春日井東高校を進路先に選ばなくなってきて、おのずとレベルが近かった春日井南高校を選択する子が増えたのではないかと。(無駄に詳しいのは元春日井市民だからw)
その他、津島市と一宮市も。ちなみに木曽川高校はその年まで木曽川町でしたからね。時の流れを感じます。
さあ、これが18年時が経ち、2024年10月にはどうなるのか!?こちらです↓
愛知県進路希望倍率ベスト10(2024年10月版)
1位 瑞陵(名古屋市) 4.50倍
2位 熱田(名古屋市) 4.32倍
3位 松蔭(名古屋市) 4.07倍
4位 天白(名古屋市) 3.71倍
5位 名古屋西(名古屋市) 3.60倍
6位 名東(名古屋市) 3.51倍
7位 菊里(名古屋市) 3.48倍
8位 大府(大府市) 3.37倍
9位 千種(名古屋市) 3.26倍
10位 中村(名古屋市) 3.15倍
名古屋市外の高校はたった1校。名古屋市の高校率は9割です!!
名古屋市内の高校人気がこれで確認出来ましたね。もっと劇的な変化を期待したのですが、名古屋市内の高校は昔から人気でしたね(^^;
全体的な倍率が下がっているのも時の流れを感じますよね。
倍率が高まる高校というのは決して最上位校ではありません。その1つ下のレベルから偏差値53ぐらいまでの高校でしょうね。
第一志望の生徒も第二志望の生徒もどちらもたくさんいる高校が倍率が高まるのです。
今年の進路希望の元データはこちらに置いておきます↓
参考にしてください。
そして、昨年までの動向についてはこちらでご確認ください↓
久々に愛知県らしいブログでお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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