愛知県公立高校推薦入試の合格発表が8日㈭にありましたね。
その日はちょうどプログラミング教室コードアドベンチャーの宮城島君と昼に会う約束があったので、宮城島君に付き合ってもらって岩倉総合高校へ合格発表を見に行ってきました。
よし。受験をしていたうちの生徒2人は無事に合格をしていました。
このデリケートな合格発表の紙を掲載出来ているのは、実は全員合格だからです(´▽`)
推薦で合格を出すのは定員の30%~45%ほどという規定がある中、志願者割合がこの枠の中に入っていたので全員合格。よかったです。
國立拓治
公立上位校は生徒募集定員の何%まで推薦合格者を出しているのか?
さて、昔に一度調べてみたことあるのですが、改めて調べてみました。
「普通科上位校は定員の何%まで推薦合格者を出しているか?」ということについてです。
「普通科推薦は定員の10%~15%程度」という規定ありますが、この「程度」の文字が曲者で、上限ぶっちぎって多く合格者を出してる高校とかあるんですよね。
そんな状況もふまえたうえで、俯瞰で上位校の各校がどれだけの割合で合格者が出ているかを見て見たく、以前作成した校風分布図を利用して作ってみました。
こちらです↓
ご覧いただけますか?各校の校名の下に調べて「定員の〇%」と記入しました。
名古屋、尾張、三河の各地区最上位校は定員の10%ですね。(菊里もですが)
ここは基本的に「ガチで実力のある生徒たちに集まって欲しい」ということを思うと、推薦での入学は最小限にしたいという思惑が働くということですよね。
最上位から偏差値が下がるにつれて、推薦で合格者を出す割合が高まっていきます。
注目は一宮西、西春、春日井の20%です。
「15%程度やー」って言ってるのにここまで出しているのには理由があると思うんですよね。
例えば西春や一宮西はどちらも校則厳しめでキッチリ学習指導をすることで有名な地域2番手校です。右端にありますよね。
どちらもこれから生徒募集で苦戦をしていく展開じゃないかと。SNSの台頭もあり華やかな名古屋市内の上位校に生徒たちが集まっていく傾向は止まりません。
西春はその余波がすでに数字で見て取れます。
他校に鞍替えなんてされぬよう、志願してくれている生徒をより多く確保しておきたいという思惑が見え隠れしているのかなぁと想像をしてます。
春日井も旭野に生徒が流れたりせぬよう、多く確保しちゃいたいのかなとか。
何か思惑があって、多く出していると思います。
公立上位校は推薦入試にどれほど受験者が集まり、どれほどの入りやすさなの?
さてさて、図自体は一緒ですが、記述内容変えてもう一種類作りました。
今度は「推薦入試に何人志願者がいて、何人合格者がいたの?」「合格確率は何パーセントぐらいなの?」なんて質問に答える図です。
パッと見で比較が出来るところがこの図のウリです。ごらんください↓
PDFも置いておきますね。同業の方もよかったら➡上位26校の推薦合格者割合2024
記述の見方は右上に「旭丘」を例にして書いてます。合格者数と志願者数と合格者割合を添えてます。
志願者数に対して合格者数が少なく、40%以下の高倍率の高校にはパーセンテージを赤色に塗っておきました。
赤色の文字がある高校は推薦入試が熾烈で入りにくいということを表してます。
30%ほどというのは10人受けて3人合格するぐらいということ。70%ほどというのは10人受けて7人合格するぐらいということ。大違いですよね。
最上位校から下に下がるにつれて合格率が上がる図式です。
愛知全県模試の偏差値60以上の高校を掲載しいますが、こんな分布ですね。先ほど言ったように、思惑がある高校は高めだったりしますね。
掲載していない他の高校の数値を調べるには?
最後、「目指す高校がこのリストに無いんですけど、どうやって調べたら良いですか?」
という皆さん、どうかこちらを利用してください↓
令和6年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)における 推薦選抜等の合格者数及び一般選抜等の募集人員について
昨日発表されたこの資料で調べることが出来ます。掲載していない高校は実際にデータを引っ張って来て計算してみてください。
以上です。
参考にしてください。
あと、余談ではありますが、明日の中日新聞に先日取材してもらった記事が掲載される予定だそうです。中日新聞をとってる中部地区のご家庭はよかったら見てみてください♪
首都圏でも東京新聞(中日新聞作成)でワンチャンスあるやも!
今日はこのへんで。
それでは。
昨日の岩倉総合高校は心地よい気候で、全員合格の推薦入試発表に相応しい天気でした!
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國立拓治
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