定期テスト前の教室の混雑は続きます。
そんな中、保健体育の教材を持って中3生が私のところにやってきました。
「先生、これコピーして欲しいんですけど」
「どれだけあるの?」
「表裏で5枚ぐらいです」
お、そこそこの分量を頼んできましたね。表裏ってことは要は10枚分ですよね。
「じゃあその枚数のコピーに見合う仕事してもらうよ♪」
いつもならば、「ダメだね。コンビニ行ってコピーしてこい」なんて断るのですが、その日は引き受けました。
10枚分に見合うやってもらえそうな仕事があったからです。
普段1枚2枚程度のコピー依頼が生徒からあったときは、塾の目の前の自販機のゴミ箱へ空のペットボトルを捨てに行くmissionを生徒に課しています。
塾のコピーが無料と勘違いする子が出てきますからね。コピーする対価としてプチ労働してもらってます(笑)
今回はコピー10枚分の仕事として駐輪場に散乱していた発泡スチロールゴミを回収してくるというmissionを与えました(笑)
多い枚数のコピーを頼んでくる生徒がいたらちょうどこの仕事をあげてもいいかもなって思ってたところだったんですよね。
テスト前ですからそのコピーを欲しいという生徒が他に3名もいたので、4名でこのmissionを遂行してもらいました。
2名に発泡スチロール回収missionを、残り2名には自転車整理missionを与えました。
休み時間にmissionを遂行する生徒たち。なんだか楽しそうでしたね(笑)
働かざる者コピーするべからず。
いくら勉強に関連する内容であっても、生徒の私的なコピーは基本しません。
だいたいテスト前に生徒がコピーを求める時と言うのは9割がその生徒が無くしたり家に置いてきたというだけの理由ですからね。
あとはテストへの不安な気持ちを紛らわせるお守りのように手元にプリントが欲しいだけ(苦笑)
塾でコピーが許可されるときと言うのは・・・
「コピーする価値が感じられたとき」か
「やってほしいプチ仕事があるとき」だけですね(笑)
塾から徒歩1分のところにコンビニありますから、どうぞそこでお金を払って勝手に好きなものを好きなだけコピーしてくださいね♪
もしも塾で無料でコピーして欲しかったら働いてもらいますからね♪
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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