期末テストが返ってきています。順位もそろそろ出始めますね。
「テストどうだったよ?」
そんな風に声をかけると生徒たちは突出した教科について教えてくれますね。
「全体的に前回よりも取れましたが、理科が上手くとれませんでした」とか、
「いつもぐらいです。国語がいつもよりとれました」なんて感じに。
返事を聞いた後の会話はだいたいいつも一緒です。
「そうか。で、その教科はなぜ悪かったの?」
もしくは「そうか、で、その教科はなぜ良かったの?」
これに対してスッと答えることが出来る生徒にはこのように。
「じゃあそれを踏まえて次回やれると良いよね。良かったところは次回も再現出来るように。悪かったところは二度と同じことをしないように」
うーんと考え込んでしまう生徒にはこのように。
「なぜそうなったかがわからなかったら(良かったこと)再現できないでしょ?」
「なぜそうなったかがわからなかったら(悪かったこと)繰り返しちゃうでしょ?」
「なぜそうなったかをしっかり考えて答えを出してみなよ。そしてそれを次に繋げよう」
反省という言葉を調べてみました。
デジタル大辞泉にはこのように書いてありました。
はん‐せい【反省】[名](スル)
1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。「常に反省を怠らない」「一日の行動を反省してみる」
2 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。「反省の色が見られない」「誤ちを素直に反省する」
一般的に生徒たちが反省と聞くと2番の意味を思い浮かべますが、私は定期テストの反省と言われたら1番の意味をイメージして欲しいんですよね。
良くなかった点に限らず、良かった点についてもかえりみて、その可否を改めて考えて欲しいんです。
そしてそれを今後に活かして欲しいんですよね。
読んでいただいている中学生の保護者の皆さま、ご家庭でテストを振り返る時には、是非こんなことを軸にして話をしてあげてください。
あとは、この結果に至るまでのプロセス(過程)こそ褒めて(叱って)あげてください。
結果はさておき、「あなたはテストへ向けてベストを尽くせたの?」という部分ですね。
基本は最初に褒めで、そこから改善点伝達(叱り)でしょうか。
結果がよかったら「褒め→褒め→改善点伝達」
結果が悪かったら「褒め→改善点伝達→改善点伝達」
といった感じでしょう。初手の褒めはマストです。アメリカ人のようになにかしら褒めポイント見つけて褒めから入りましょう。
のび太のママみたいに「叱り→叱り→叱り」にならないように気を付けてくださいね(´▽`)
過去に書いたこちらも参考にどうぞ↓
テスト後の反省についてお伝えしました。
今日はこのへんで。
それでは。
生徒のテスト結果をチェックする今井先生@ちくしの進学教室。見学に伺ったときにコッソリ撮った1枚です(´▽`)
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國立拓治
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