大半の子の社会テスト勉強はワーク演習が先!教科書暗記は後!

先日お答えしたマシュマロに届いていた質問の子からお礼と詳細説明と、質問の追加で再度マシュマロが届きました。

この日の記事の子ですね↓

マシュマロに質問届きました!中学生本人からでしょうか?保護者からでしょうか?こちら↓先日お答えしたものに似てますかね。この記事は見...

で、この返事を受けて届いたマシュマロがこちら↓

状況を想像して決めつけて返事を書いてましたが、実際の状況が詳しくわかってきましたね。

最初のワーク演習で8割方正解できるなんて、勉強が得意で頑張っている生徒のようですね。

数学・社会・理科など、問われ方が違うと答えられないことがある…が、返却後解きなおすと解けることがあると。

なんでしょうか。本番の緊張感に呑まれてしまっているのでしょうか?落ち着いて解けば解けることがあるならば。

そういったところを見るためにも、ワークを1ケタミスまで減らしたら、他のワーク演習で試してみると良いかもしれませんね。

制限時間を設けて、テストのように取り組むのです。ワークによっては単元確認テストなんて形式で掲載されているものもありますからね。

新たなワークで、新たな切り口の出題を、緊張感をもって時間制限をつけての演習です。

これやってみません?本番に力を出し切れていないという理由かもしれませんし、今後基本的にタイマーをかけて、常に解く時間を気にして演習してください。

カウントアップでもカウントダウンでもどちらでもいいです。

演習した見開きページの右上か右下に解いた時間とか書いておくと良いです。

社会のワークが仕上がってから教科書細部暗記に突入してほしい!

さて、いただいた文章の最後にこう書いてありました。

暗記ペンで塗るのは最後というのは、言葉の丸暗記を避けるためという理解でよろしいでしょうか。

この質問にお答えさせてください。

言葉の丸暗記を避けるためという理由では無いです。

結論から言うとあなたは最初から暗記ペンを塗って細部の暗記に励んでもOKです。

理由は100点を目指すために勉強が出来そうだから。社会だけに掛かり切りにならなさそうだから。です。

社会って、努力(かけた時間)が一番点数に結び付きやすいこともあり、学習中毒性が高い教科だと思っています。

学習中毒性なんて言葉、今勝手に作っただけですけどねw

努力が裏切らない

これまでに「社会が好きで得意です」なんて生徒が社会だけを勉強しまくって、他教科が惨憺たる結果になるなんて場面を私は多く見てきているんです。

そんなことにならぬよう、まずは出題されやすい問題を集めてあるワークを仕上げて、演習中心で短期間に80点ぐらい取れる体制を先に作りたいのです。

で、他の教科との勉強バランスにも気を配りながら、社会一辺倒になることなく、残り時間の許す限りで教科書で細部の暗記にじっくり取り組んでほしいなと思うんですよね。

社会の目標点が90点までの生徒はこの順番で取り組んでほしいです。(普段80点以下なら必ず!)

教科書に暗記ペンを塗る作業って勉強した感出ますし、教科書を見ながら赤シートをずらす作業も勉強した感出ちゃいます。

勉強への気持ちが弱い子の中には、この勉強のフリでただただ時間を浪費する子が出てきちゃうので、アウトプット重視でワーク演習を先にさせたいのです。

まとめます。

社会の目標点が90点までの生徒は、先に学校ワークを仕上げて、時間に余裕が残っていれば、教科書に戻って細部の暗記に入る!

対して、社会の目標点が100点の生徒で、いつも90点前後を取っている生徒であれば、教科書の細部暗記からスタートしても良いと思います。

理由は、他教科との勉強バランスを崩したり、勉強のフリに陥ったりすることも無いだろうという考えからです。

学校の授業を受けているときに暗記ペン塗りをしながら授業中に暗記をスタートするといいですよね。

結局100点目指して教科書の細部暗記を行うことが確定しているなら、タイミングは問わないですよね。

こちらもまとめると、

社会の目標点が100点の生徒は、最初から教科書の詳細暗記を実行してOK!

ですね。

くにたて式「中間・期末テスト勉強法」を春のタイミングで中学生の生徒全員に配付したこともあって、この1学期は社会の教科書に暗記ペンを塗る生徒が増えました。

しかし、気になっていたんです。ワークを仕上げる前から細部暗記をしている生徒たちを。

「いや、君はまずワークを仕上げてからにして。細部見てる場合じゃないよ。演習ベースで要点から覚えて」なんて子が目について。

それをこの質問で思い出し、そういった生徒たちに向けてもアドバイスの機会となりました。よかったよかった。

質問してくれたあなた。ありがとうね。

そして、今回の返信も参考に次のテストも頑張ってね!

マシュマロに届いたお返事へのお返事でお送りしました。

私はこう思っていますが、先生ごとで考え方いろいろあるので、いろいろと知りたいですね。また聞いて回ってきます♪

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。