「頑張ったのにテストの点が悪かった」を探る!

「頑張ったのにテストの点が悪かった!」

定期テスト後の時期にそんな風に言う中1の生徒がいて、保護者から様子を見ていただけないかと依頼がありました。

慌てず騒がず塾でのテスト前の取り組みを確認。……なるほど。

その後生徒と話します。

「まずこのテスト平均点低いよね?見た目の点数で判断しちゃだめだよ。平均点と同じぐらいだから、今回特別悪かったわけじゃなくていつもと同じぐらいの出来だよ」

「でね、頑張ったっていうけど、このテストについてテスト前の取り組みって何をした?

……なるほどね。そうだよね」

「今回は塾でのワーク点検スケジュールも、期日に間に合わなくて遅れてたよね。繰り返せたワークも2教科だけだったよね」

「で、その繰り返したワークで減らすべき誤答も、2回目演習後にまだこれだけ残ってたわけだ」(30問ぐらいの誤答だった気がします)

「ワークの演習量が足りていないし、ミスが減っていない。ここが原因で点数は伸び悩んでるんだよ」

「だからもっと早くスタートして、ワークの演習にかけられる時間を増やすこと。そして、ミスを減らせるように繰り返し演習することだね」

「次はここに注意してやっていこう」

そんな会話をして終えました。対応したのは澤木先生ですけどね。

「頑張ったのに点が悪かった」って、「ダイエットしてるのに太った」ぐらいの感じじゃないかと。

なにかどこかに問題があるはず。おそらくダイエット方法か、実は食べてるか!

なにかどこかに問題があるはず。おそらく頑張り方か、実は頑張れてないか!

よくよく調べてみてもその原因がよくわからなかったら、塾や学校に相談してみてください。原因を探ってもらえると思います。

また、「頑張った」ってとても抽象的な言葉ですよね。

本人の主観的な言葉ですから、ひろゆきならば「それはあなたの感想ですよね」と言いそうです(´▽`)

「頑張ったのに点が悪かった!」

こんな展開になったときは、言葉を鵜呑みにせずに状況を確認してください。

「平均点が低かったからじゃないか?」

「学習量は足りていたのか?いつもと比べてどう?」

「テストまでに理解度は上がっていたのか?わからぬままの部分あった?」

上手く確認出来なかった時は次回学校ワークの進捗とか、繰り返した回数とか、ミスの数がどれぐらい減ったかとか数値でチェックするといいです。

具体的には拙著「くにたて式中間期末テスト勉強法」に書いてます。…いや、宣伝したいわけじゃなくて、これ見てもらった方が早いなと(^^;

2学期にあった塾での一場面からご紹介しました。保護者の方はよかったら参考にしてください♪

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。