成績を上げるために先生に媚を売る必要がありますか?

終業式翌日に、終業式に相応しい質問が届いてました!こちら↓

なるほどなるほど。終業式直後に相応しい質問です。

テストの結果に相応しいとは思えない内申点だったと。どんなところが原因で、どう2学期に向けて対策をすればいいですか?といった質問ですね。

いつも通り結論ファーストでいきましょうか。

内申を動かすためにやれることは2つだけで、圧倒的な点数を取るか、圧倒的な努力を認めてもらうか。圧倒的な点数をすでに取っていたら、圧倒的な努力を認めてもらうしかない。

納得いかなかった教科はその教科の先生に何が足りなかったかを聞いてくる。そこを圧倒的に努力して見せつける。

ですね。

本人は「先生に媚びろというの?」と言ってるとのこと。これもう、家で親子で喧嘩してますよね(笑)

想像を膨らましてみましょう。

母「テストの結果ほど内申が取れてないよね?なにこれ?どういうこと?」

娘「知らないよ。私が聞きたいぐらい」

母「提出物とか授業態度とか足りなかったんじゃないの?」

娘「ちゃんと出してるし、授業中も一応発言してる!」

母「一応とかそういうところじゃないかな。もっと積極的に発言して、質問したりして、アピールしたら?」

娘「媚びろってこと!?」

といった険悪な会話から始まって大乱闘か、冷戦か、繰り広げられてしまったのかなぁと(笑)

通知票の評価欄見てみてください。そこに足りない部分は出てます。

簡単に言えば一番上の欄が〇で留まっていれば努力が伝わっておらず、真ん中か下の欄が〇で留まっていれば点数が足らないということです。(岩倉市は評価が◎、〇、空欄の三段階表記)

先生に媚びて成績が上がることなどない!

たまにこの「媚を売る」なんて表現が使われることありますよね。

「成績を上げるために学校の先生に媚を売る」とか、「出世するために上司に媚を売る」とか(笑)

媚を売るってなんでしょうね?この言葉からイメージすると、

「せんせ~。ここ教えて下さ~い」

「せんせ~。テスト範囲広いですけど、どうやって勉強したらいいですかぁ?」

なんて感じであからさまに先生にすり寄る感じですかね?

もしもこれが媚を売るってことであるならば、そんなんで成績は上がることはありません。

そんなことで上がるならばとっくに塾で主流の指導となっていることでしょう(笑)

そんなんで上がるなら私の塾でも「媚び売り点検」とかしますよ(笑)「お前、まだ媚売ってないのか!?」なんてww

親子喧嘩の中での売り文句に買い文句で出た表現だと思いたいですが、「媚を売るなんて」みたいなセリフを言って誰かを批判をするという行為は、僻んだり妬んだりしている人がしているイメージです(..)

内申を上げるには「圧倒的な点数」「圧倒的な努力を認めてもらうこと」が必要。

先生の個人的な主観が入らないのがテストの点数ですよね。テストの点数は贔屓ゼロです。

内申を上げるなら、圧倒的に点数を取って内申を上げざる得ない状況を作れば良いですよね。

媚びる必要ゼロです。そういうの嫌なら圧倒的な点数を取ってください。

私生活がぐちゃぐちゃでも賞賛されるのは圧倒的な才能があって結果を残している人だけです。

ボロボロの店舗でもお客が入るのは圧倒的に美味い料理を出す飲食店だけです。

隠れ家的な場所にあって広告も何もせずとも生徒が集まる塾は圧倒的に指導が素晴らしい伝説的な先生がいるときだけです(笑)

同じ流れで行きますよ。

授業態度も提出物もごく普通の評価でも内申5を取ってくる人は、平均50点ほどの定期テストで中間・期末両方100点取ってきた人だけです!

で、それが難しいとなれば、努力を見せつけることです。すり寄らなくて良いです。見せつけてください。圧倒的に。

「これは内申上げざる得ないよな」「あいつめちゃめちゃ頑張ってたな」という努力をです。

たとえば提出物は繰り返し取り組んだ形跡を残しまくります。欄外に書き込みをしまくったり、2回目の演習したものを貼り付けたり、フセン貼りまくったり。

わからなかった問題にチェックを付けまくります。3度4度と問題を解けば3度4度とチェックをつけるのです。

「これは徹底的にやりこんだな」と一目でわかるものを提出するのです。

授業中の挙手ですか?わかるものは挙手をして授業に参加すればいいです。圧倒的な点数が取れない人に選択肢なんてないです(笑)

成績上げたいならばやれることは全部やる。当たり前のこと。

「点数は前後するけど、努力は前後しない。積み重なるだけ」「努力に才能は要らない」

ですからね。

もちろん圧倒的な努力は圧倒的な点数に連動してますからね。努力重ねてください。1学期以上に。生きてきた中で一番の努力を。

内申を上げたい教科の先生に何が足りなかったかを聞いて、徹底的にそこをやる!

松江塾@埼玉のアキラ先生が熱い記事を書いてらっしゃいました。

しっかり先生に内申を上げるために何が足りないのか、何が必要なのかを聞いてくること!という話でしたね。アキラ先生良い記事ありがとう。

確かにそれは終業式の日が一番相応しいですよね。学校の先生たちも終業式は通知表のことで電話がガンガン鳴る日となることが多いらしいので、つけた内申についてキッチリ説明が出来る体制をとって迎えているはずなんです。

だから、その当日にしっかりと聞いてくると良いですよね。

「次はやったりますから、見ててくださいよ」なんていう覇気でいいです。先生にリスペクトを忘れず、フラットな態度で、内申を上げるために必要なことを聞いてきてください。

出校日でも良いです。9月入ってすぐでもいいです。

どうしても成績上げたいなら、絶対やった方が良いですよね。何が足りなかったかなぁ?なんて想像しながらしょんぼりするヒマあるなら、何が足りなかったかを明確にして改善すべく努力を重ねるのみです。

以上です。

成績上位の子はやれることを当たり前に全部やったうえで点数の取り合いっこをして内申5を目指しますからね。

この事実を受け止めて、頑張ってくれたら良いです!

いや、どれぐらいの成績でどれぐらいの成績を目指す子かわかりませんけど!(^^;

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。