質問がモノグサに届いてました!こちら↓
なるほど。英語の復習をしたいと。英単語中心でやろうと思っていたら、学校の先生が文法中心を勧めてきたと。どうしたらいいでしょうかといった質問ですね。
いつも通りお返事を端的に最初に。
先生の言うように文法に重きを置いてやる方が良いと思う。文法と英単語の勉強の割合は6:4とか7:3とかにして、英単語の勉強も並行して行うべきだと思う。
本人の意志に反して、一度塾の夏期講習などに参加して、英語の現状がどうなっているかをプロに見てもらった方が良いと思う。
ですね。
英文法と英単語の勉強を並行して実施しよう!
まずは勉強内容について。学校の先生のおっしゃることはもっともです。
とはいえ、全く英単語を知らないとなると文法の勉強すらできませんから、英単語の勉強も並行してやっていけばいいのではないかと私は思ってます。
英単語はその使われ方のレベルで2種類に分けられます。読んで意味が分かればいいレベルの英単語を受容語彙と言い、話したり書いたりして使えるレベルの英単語を発信語彙と言うそうです。
東京書籍のニューホライズンという教科書では、中学で学ぶ英単語の中で(小学英単語も合わせて)1,000語ぐらいが発信語彙として扱ってるようです。
ということは、理想は1,000語ぐらいは書けるレベルで覚えてねということですよね。
書けるレベルで求められる英単語は最大1,000語ですが……
本人は英単語を覚えるのが苦手なんですよね?となると普通で言うと英単語の練習というのはどちらかというと本人にとって苦行であろうと。
よって、たとえば英単語の練習も英単語を読んで意味が言える受容語彙のレベルに抑えて、様子を見たらどうかなと思います。
英文法を勉強の中心に据えて、英単語の練習は読んで意味が言えることを目指してスタートをすると。
実際に英文法の問題を解くときに書くことを求められた英単語は書く練習をするとか、アレンジをして、書く練習は最小限に留めてみるといいかなぁと。
具体的にどれぐらい出来ないのかわからないので想像で書いてます。中1の英語文法の復習を中心に取り組んでみてください。
英単語の覚える手順は拙著に書いてますから、あの手順で練習して覚えたかのテストまで取り組んでください。
プロに見てもらって課題がどこにあるかを正確に見て欲しい!
でですね、本人は塾に行きたくないと仰ってるそうですが、塾で今の英語の現状とどこに問題があるのかを見てもらったほうがいいと思っています。
「英単語が覚えられないのはどこに問題があるのか? 覚え方?やる気?学習量?能力?」
「英単語は書けないみたいだけど、読んで意味も言えないのか?」
「英語の文法はどこから崩れているのか?習熟の度合いはどれほどか?」
「どれぐらいの難易度の教材で取り組むべきか?夏休みにどれぐらい取り組むべきか?」
「志望校も踏まえてどれぐらいまで英語を取り戻す必要があるか?」
こういった突っ込んだ状況は実際に会って話して指導をさせてもらわないとわからない部分です。
実際に現状を見て、一緒に英単語を覚える手順をやってみて、英文法の復習をしてみて、その子の課題は炙り出て来るものです。
どういったことが足りないかが正しくわかれば、それに対してどう取り組むのが効果的なのかが正しくわかれば、家庭での指導の指針に出来ますよね。
ずっと継続して通ってくださいなんて言ってませんからね。現状把握を正しくして、今後の自学自習に活かすためにも、是非夏の間だけでも塾の力を借りてください。
以上です。
たとえばです、「転んで地面に頭を打ったけど病院は嫌いだから病院には行きたくない」なんて子どもが言ったとしても、「いいから検査してもらうから病院行くよ!」なんて強権を発動しませんか?
同じ感じで塾に連れて行って欲しいのです。
「塾に行きたくないって言うけど英語ずっと苦戦してるじゃない。自力で英単語も覚えて自力で英文法もやれるって言ってきたけど結果がついてきてないでしょ?」
「なにもずっと通えなんて言ってないんだから、どういうところでつまづいているかをプロに見てもらって、夏だけ指導してもらって、これからの英語の1人での勉強に活かしたらいいじゃない。だから塾行くよ!」
なんて強権を発動してでも私は塾に行ってみて欲しいです!検討してみてください♪
英語の復習は英単語から?英文法から?なんて話題でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
(追記)FBでの塾長仲間との会話貼っときます!
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國立拓治
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