昨日は北海道の札幌から村上先生＠ファイブスクールスが会いに来てくれました。
前回お会いしたのが塾ブログフェス2018のときでしたからね。実に5年ぶり。
村上先生は代ゼミの先生なので、ちょうどこの夏の初めに連休があって、この連休を利用して「誰かに会って一緒に飲む」というツアーを毎年しているそうです。
「知り合いに会って飲まないんだったら出かけてもしょうがない」ぐらいのことをおっしゃっていて、そこに友人がいない海外には行ったことが無いと言います(笑)
で、今回のこの村上先生ツアーに名古屋を入れていただいたようで、私と犬童先生＠ワン学習塾が誘われた形です。
19時にスタートの会食ながら、村上先生からそれより前に0次回やりましょうとのお誘い。
ベタな名古屋が良いとのリクエストで世界のやまちゃん行ってきました。小一時間の間、村上先生はわんこそばのペースでお酒が進んでます(^^;
店を出るまでに4杯。付き合う形で私も4杯。0次会で4杯なんてタイガイですよね(+_+)
さて、私は私でせっかく国語の参考書を何冊も出版するような国語の専門家にお会いする機会ですから、国語についていろいろ聞きたいなと思ってまして、
しょっぱなから質問しっぱなしでしたね。
いろいろと質問をしたのですが、この日ヒットな質問はこちら。
「もしも国語が苦手な親戚の小学生高学年の子がいて、その親から国語をなんとかしたいんだけど何をすればいい？なんて言われたらどう答えますか？」
という質問。この質問をよくするんです、私。
前提として「直接指導は出来ない」「両親は指導サポートは出来ないぐらい国語が苦手」というものにしてます。
プロの直接指導が入ってしまったら再現性低いですし、保護者の国語力に頼った指導も再現性が低いです。
両親共働きで親がサポート出来ない場合で聞きたいなと。
この前提が村上先生に伝わっていなくて、最初の返事は「普通に指導しますよ。漢字やって、語句調べさせて、音読してもらって…」なんて話し始めてしまってですね、
「いやいや、自分で直接指導は出来ない遠方の親戚なんです。そして、その親戚は国語の力がほぼ無くてサポート出来ないんです」
と補足を入れると、村上先生はパッと明快に答えてくれました。
「なるほど、そういう設定ですね。でしたら本人の興味ある分野の本を買って読ませるということをします」
「マンガでも良いですね。本人の好きという気持ちで継続できることが強いです」
おおおおお！！！！( ﾟДﾟ)
感動です。私もこの作戦がいいのではと実体験で思っていましたし、拙著にも書いていたように思います。
塾講師駆け出しの頃、20代半ばぐらいの時に大人が読むサッカー雑誌を隅から隅まで読むようになって国語の力を伸ばした生徒がいたんです。
これをきっかけに他の教科も伸びていって、その生徒は最終的に西春高校に進学したように思います。最初は内申オール3も無かった子がです。
私はこの実体験から、「興味あるところからでいいので活字に親しむ習慣をつけていきましょう！」なんて話していたんですよね。
これを国語の専門家である村上先生が言っていたことが大きい！私が言うよりも何倍もの重さがある！
私はこれから今以上に自信を持って話せそうです。
私が手に入れた村上先生からの言葉、世の小学生保護者の皆さんにおすそ分けしておきますね。是非活字に触れる機会を本人の興味がある分野から作ってあげてください。
今日はこのへんで。
それでは。
1次会の会食を終えてからのシメで味仙＠柳橋。村上先生が勝手に人数分の生中を注文( ﾟДﾟ)そして台湾ラーメンとホルモンラーメンをモリモリ食べてましたね。肝臓も胃腸も全く敵わない！
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國立拓治
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