中学勉強法本で打線を組んだ!~下位打線編~

一昨日に中学勉強本紹介の上位打線編をお送りしました。

中学勉強法本のジャンルが確立されたと思ってます。5年前ぐらいからじゃないでしょうか。昔に比べて書店であるていど場所をとってもらえる...

続いて下位打線をご紹介。上位打線の著者が広くない中学勉強法棚で面陳列されることも多いので、下位打線の著書は棚刺しで置かれていることも多いです。

そもそも中学勉強法自体が棚刺しだけの書店もありますしネ。

では早速ご紹介を!

5番「中学生からの勉強のやり方」清水 章弘

5番は清水先生の著書から。清水先生ってとても勉強が得意だった方のはずなのに、勉強が苦手な子たちの気持ちがわかるというか、ハッとする記述が多い本を書かれます。

私はそんな清水先生の著書にかなり影響を受けてます。

幸運にも過去に清水先生にお会いする機会があったのですが、その時に私は酔っぱらって「もう少し清水先生の素晴らしさを僕に語らせてもらって良いですか?」なんて前置いたうえで、「勉強が得意な清水先生なのに、なぜか勉強が苦手な生徒たちのステージまで降りてきてアドバイスを書くことが出来る点が凄いです」

「『勉強が苦手だったからこそ苦手な子の気持ちがわかる』みたいな私の数少ない有利なステージに清水先生が来ちゃうんですもん、商売あがったりですよw」なんて、ほろ酔いで絡んだような記憶があります(^^;

今や活動拠点をテレビや講演に移されたので、新刊はここ最近出てない気がしてます。

そんな清水先生の著書、これまでたくさん出てますが比較的新しいところで言うとこちらでしょうか。

個人的には2013年に発売されたこちらがお気に入りです↓

6番「中学生からの最強の勉強法」坂本 七郎

6番は坂本先生の著書です。トリセツ以降に流行った中学生本人をターゲットにした紙面のパターンで作られた書籍ですね。

カラー、見やすく、漫画入れて、付録つけて、みたいなつくりのやつです。

坂本先生はこれより前に大和出版で編集の竹下さんとタッグを組んで何冊も出されている先生でもあります。

出版社が変わって編集者が変わるとこうも仕上がりが変わるんだなと驚きますね。

この「最強の勉強法」は書店でパラパラ開いて「トリセツ」とか「大全」とかと購入比較すると良いと思います。

ちなみに、個人的には坂本先生の著書で言うと大和出版で竹下さんと作ったこちらの本の方が好みです。2009年の本なのでだいぶ前のものですが。

ちなみにちなみに、この本の続編の形で江南の伊藤先生@ネクサス江南がノート術の本を出されてます!ノート改善したかったらこちら!

7番「中学生の勉強法ver.2.0」石田 勝紀 

7番は石田先生の著書。中学勉強棚では大先輩の先生。好評だった前作を受けて、改訂版が出されたということです。これが今年の2月発売だったかな。

あー前作よりもキャッチーな表紙になってる!より生徒本人への訴求力が高まってる!

良いですね。やってみたいですね、この流れ。過去に出した本の内容に手を加えて、表紙をリニューアルする感じ。それだけ求められる本にならないと実現しませんからね。

本の作りとしてはトリセツ以前のスタイル。文字先行ですね。やる気ある子と保護者が手に取ってくれるでしょうか。

8番「中学1冊目の参考書」船登 惟希

8番は船登先生の著書。出版社はカドカワさんですね。この本の一番好きなところはやっぱり表紙です。

なんといいますか、圧倒的な清涼感。デザインの良さ。文字にして伝えたいことがいっぱいあるだろうに、ここまで文字数を抑えて本全体の雰囲気重視で作られてますよね。

少し前にマンガ版も出ましたが、基本的には文字先行の本です。表紙の清涼感でこの本を手にしても、しっかり文字を読めない子はちょっと苦戦するやもしれません。

だからマンガ版も作ったのかなぁ~。

9番中学生 中間・期末テストの勉強法」高濱 正伸

9番は高濱先生の著書です。これと、高校入試向けの本がシリーズで出てます。

こうして同じデザインで複数出せたら良いななんてお手本にさせていただいたシリーズです。

この本は高濱先生の塾の進学部問の先生との共著の形。

……勝手な想像ですが、この本の制作に高濱先生はそれほど関わってないんじゃないかなぁ。

高濱ブランドを借りるために著者に加えたのではないかと、読者の1人として勝手に想像してます。どうかなぁ?

個人的には高濱先生は文字より断然講演が熱いです。

これで下位打線は以上ですね。下位打線で言えば個人的には清水先生の著書とか、伊藤先生のノート術がおススメですかね。

中学勉強法の打線が組めました。おさらいしましょう。

1番「中学の勉強のトリセツ」梁川 由香
2番「中学生の勉強大全」道山 ケイ
3番「中学生のおうち勉強法入門」みおりん
4番「自宅学習の強化書」葉一
5番「中学生からの勉強のやり方」清水 章弘
6番「中学生からの最強の勉強法」坂本 七郎
7番「中学生の勉強法ver.2.0」石田 勝紀 
8番「中学1冊目の参考書」船登 惟希
9番中学生 中間・期末テストの勉強法」高濱 正伸

参考にしてください。

さて、故障者が出るといけませんからね。代打用意しておきましょう。

代打「くにたて式中学勉強法」國立 拓治

唐突ですが、マキシマムザホルモンの「ロック番狂わせ」という曲が好きです。

この歌は、

「うちらは全然無名バンドだけど、要は客の心を一番動かしたバンドがその日一番のバンドでしょ?音楽はどれだけ売れたかとかどれだけ人気あるかとかじゃねぇから。まっとけよ大御所バンド。番狂わせ起こしてやっから!」

といった歌詞の歌なんですよね。簡単に言うと下克上です。

私、この歌詞みたいな気持ちでこの本書きました。

「自分は地方の一個人塾塾長に過ぎないですが、要は本に書いた内容を子どもの心に届けて、子どもたちの成績を上げることを目指すんですよね?勉強法本はどれだけ売れたかとかどれだけ先生が偉大かとかじゃないですからね。待っててください先輩著者の方々!地方の一個人塾長が番狂わせ起こしますから!」

こんな想いで遠く離れたところに住む中学生たちの成績を上げることだけにピントを合わせて作りました。

先週も書きましたが、個人的には本当に「監督、俺に4番打たせてくださいよ」という気持ちでずっといます(笑)

私のこの本が中学勉強法本界の中で一番実践的であると自画自賛してます。そりゃそうです、自塾で指導している内容が基本的にそのまま掲載されてますから。成績が上がることも実証済みです。

本に書いた内容も端的で伝わりやすいものになってます。そりゃそうです、私が端的な人間ですし(笑)、2005年からブログを毎日書いて、文字で人に想いを伝える練習を18年してますから。

図や表も私が伝えたいことが100%表現されてます。そりゃそうです、私が自分で作って載せてもらってますから。

総じて、私の心の中のスタメンでは私の本がずっと4番ですよ。

・・・

・・

だいぶ風呂敷広げちゃいましたね(´▽`)

本当にスタメンに入って4番打てるよう頑張ります。目指せ、書店の中学生勉強法棚で一番の待遇!

私がただのビックマウスなのかどうかはこちらからご確認ください↓

「打線を組んでみた」なんていう懐かしい切り口で中学勉強法本の世界をご紹介し、そこから盛大な我田引水の展開でお送りしました(笑)

今日はこのへんで。

それでは。

サムネイルにもしたこちらは2020年7月の書店の棚です。並ぶラインナップで少し古い写真だとわかった方はだいぶツウですね♪

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。