塾ナビ無断掲載削除交渉でイトクロ顧問弁護士から返事が来たよ!

OFFです。昨日の続きで同業の先生へ向けて書かせてください。

昨日は塾ナビ削除要請のメールを出したら、塾ナビ(株式会社イトクロ)顧問弁護士より手紙が届いた場面まででしたね。

共通テスト初日の本日、当塾では中3生が学年末テストへ向けて自習に取り組んでいます。さて、今日は何を書こうかと困ったのですが、今日は...

SNSにUPしたら同業の先生からの「いいね」が多いこと多いこと。フェイスブックは100名近いいいねがww

塾ナビって、私みたいな無課金で勝手に掲載されている塾にも評判悪いですし、課金して掲載されている塾にも評判悪いんですよね。

問い合わせ時点での課金なんで、塾ナビが問い合わせを増やさせることに注力して誘導するのです。結果、利用者の資料請求件数が増えるばかりで入塾に繋がる率は高くないと。

課金して掲載してる塾であってもこうして嘆いている声良く聞きます。辞めれるものなら辞めたいぞと。

塾の業界の中で、これほど全方向に評判が悪いのって塾ナビさんとト〇〇さんぐらいですかね(´▽`)いずれも決して塾の集まりには顔を出しません。

…おっと、ちょっと言葉が過ぎましたでしょうか。本題戻ります。

塾ナビへ他塾の削除された具体的な事実を複数示し、「話がもつれたら直接貴社へ伺う」とあしらう様な返信をけん制しつつ、文面を作成したものを送りました。

要望は「私の塾の掲載の削除」か、「他塾の削除例3例の説明」かを選んで実行してほしいというものでしたね。

私の塾の削除を認めれば、ここから多くの塾が続いて削除を要請してくる展開。

他塾の削除例の説明は、最初から辻褄合ってないので説明は不可能。

これはどっちも選べないよなぁ~なんてメールを送ったのでどういった返事が届くのか。

1月4日に配達証明という郵送方法でお返事届きました。塾ナビ(株式会社イトクロ)顧問弁護士の方より!

ドキドキしましたね。

ちょっと開封するまで時間取りました(´▽`)

意を決して開封します。

文面全文はこちら↓

冠省

 当職らは、株式会社イトクロ(以下「当社」といいます。)を代理して、株式会社さくらクリエイト(以下「貴社」といいます。)に対し、次の通り連絡いたします。

 当社は、「塾ナビ」の利用者が最適な教育選びをしていただけるよう、その理念の実現に向けて、広く塾の情報を発信しつつ、顧問弁護士をはじめとする各種専門家の指導の下、法令、裁判例、規約等に基づき、適法かつ適切に「塾ナビ」を運営するように努めております。

 削除請求及び開示請求については、法令に基づき対応する事案となりますため、当職らが当社から貴社との間の交渉を受任し、以下のとおり回答いたします。

 貴社の代表者である國立拓治殿(以下「貴殿」といいます。)は、当社の従業員に対し、メールで、①当社が運営する「塾ナビ」のウェブサイトから、貴社が運営している「さくら個別指導学院」の情報を削除するように請求し、また、②それが叶わない場合には、当社が貴社以外の塾情報を削除した場合においてその削除理由を開示するように求めました。

 まず、①について、貴社が当社に対して削除を主張する法的根拠が分かりかね、当社としては、貴社の削除請求に応じる義務は無いと考えております。

 次に、②についても、貴社が当社に対して当社の削除基準等の説明を求める法的根拠が分かりかねる上、当社は、自社の削除基準や、他社事例を削除した場合におけるその理由を開示することは考えておらず、したがいまして、当社は、貴社の削除請求及び開示請求には応じられません。

 また、今後は、当職ら宛て(担当:〇〇)にご連絡していただき、当社の役職員に対する直接のご連絡は控えるようお願い申し上げます。    不一

さて、いかがでしょうか?

同業の先生方はどのように感じられましたでしょうか?

私は最初に「何も答えてないじゃん」とか「対話の敷居を上げて諦めさせようとしてる?」とか、腹立たしく思う部分も少しありましたが、一番大きく思った感想はこちら。

「でしょうね」

どちらも選ぶことは出来ないでしょう。最善手は選ばないこと。答えないこと。

もしも私がこの弁護士の立場だったら同じ返事をするでしょう。

弁護士はクライアントの利益を最大化することが仕事ですから、たとえ心の内でこれは分が悪いとわかっていても、やれる最善手を尽くすのみです。

送っていただいた弁護士さんも、もしも塾ナビと契約が切れて私と契約をすることとなったならば、理路整然と私の応援をしてくれることでしょう(´▽`)

この手紙が届いたというのは交渉上では進歩だと思っています。

まず、社員対応から顧問弁護士対応に窓口が変わったことです。これは脇を絞めて対応せねばと判断いただけたのではと。

社員の対応で不利になることを防ぐべく窓口を弁護士に絞ったようです。まぁお願い表現ですし、法的根拠は無いのでしょうけど(´▽`)イイカエシ

で、この弁護士さんの返信が苦しい返信だと私は見てます。「法的根拠がない」で濁すしかない状況があるのではないかと。

このセリフというのは政治家に例えると「記憶にございません」と同等で、苦し紛れの繋ぎ言葉に聞こえます。

もしも法的根拠を持って明確に塾ナビ側に分があるならば、その明確な法的根拠をかざして私に伝えてくれたのではないかと思うのです。

先方はこれで引き下がると思ったでしょうか?

いやいや、ここまで来たらやれるところまでやりますよ。

私が法的根拠をわかっていないだけであって、法的根拠を示して交渉をしたならばどうなるのか?知りたいですね。

こういう時に弁護士の力をお借りするんでしょうね。無料相談でも有料相談でも参加して、弁護士に相談をしてみることとします。

法的根拠を身につけて再度アタックを目指します。

(今は本を書いていて時間が取れないので、本が一区切りついたら動いてみます。春までには)

同業の先生方、お力お借り出来ませんか?

ご覧いただいている同業の先生方、もしもこの活動に賛同いただけるときは、どうかそのお力貸してもらえませんか?

もしもこういう案件に詳しい弁護士の方をご存じでしたらご紹介してください。

また、こんなの弁護士に頼むまでなく法的根拠はこれでしょ!なんて法律に詳しい方からのアドバイスもお待ちしております。

(もしくは、そのアプローチより違うアプローチの方がおススメとかでも)

また、塾ナビでこんな風に揉めてこんな風に解決したなんて話も伺えるとありがたいです。

ちょうど先日食べログの裁判で評価アルゴリズム開示がニュースになりましたよね。

グルメサイト「食べログ」で評価を不当に下げられたとして、焼き肉チェーン店が損害賠償を求めていた訴訟で、食べログ側がコンピューターで評価点を算出する計算式「アルゴリズム」の概要を、チェーン店側に開示した。毎日新聞が報じた。アルゴリズムが開示されるのは異例で、今後大きな波紋を広げることになりそうだ。「食べログ」が

同じように塾ナビに掲載されて利用される側としては、ちゃんと声を上げて、おかしい点を指摘して是正を目指していきたいです。

ここからさらにもつれたら、おそらく裁判が最終決戦ですよね。2者で話してもラチがあかない時の行きつくところです。

いいじゃないですか。やろうじゃないですか。やってみたいじゃないですか。

その時は裁判費用はクラファンとかで募集しますね(^_-)-☆

もしも同意を得ることが出来て費用が集まることがあればやります。(いくらかかるか知りませんがw)

先方は気が付いているでしょうか?私にとってはもはや全てプラスですからね。

是正を求めて活動することも、その過程をブログに掲載することも。

それで塾ナビの今のいびつな対応を塾や世間に知ってもらうことも。(イトクロの株主さん見てくれてますか?)

同じ思いの同業の先生方と繋がっていくことも。

ここから話がまとまらず話が長引くことも、裁判に発展するなんて展開も。

何が貴社にとっての最善なのか、検討いただき対応ください。私はいくところまで行く覚悟ですのでそこんとこヨロシクです!

以上です。

中学生と保護者を置いてきぼりにした2日間でしたね。スイマセンでした。

でも、例えば見てくれている中学生たちの今後の人生で何か理不尽なことが自分に起こった時に、その状況を改善すべく企業とか自治体とかに対してどう抗って交渉していくのか、一例が見せれたら幸いです。

出来たらいい結果の例を示してあげたいなぁ。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。