長期OFFです。引き続き余談を。
この連休中には本を読んだり映画を見たりもしました。小説はいつも連休中に読むようにしてます。あといつか見たいなと思っている映画も連休に見るようにしてます。
今回の連休はちょっとしたハプニングあって時間はありましたからねw連休中に読んだ小説と見た映画の中で生徒や講師におススメしたいものをご紹介してみます。
小説1つと映画1つご紹介します。ではまず小説から。
西加奈子「きりこについて」は周りの目が気になる学生たちに読んでほしい!
昨年のタイ旅行をきっかけに読書に目覚めてしまった大田先生、私と違って小説を読むのがメインです。
西加奈子の作品もいくつか持っていて、中でもこの「きりこについて」はお気に入りらしく2読してましたね。
大田先生が2読する本は面白いです。朝井リョウの「何者」も2読してて読んでみたら面白かったのでそう今言ってます(笑)
大田先生に勧められた西加奈子の他の作品「漁港の肉子ちゃん」も面白かったんですよね。ということはですよ、大田先生が2読した西加奈子の本って言ったら間違いなく面白いだろうと思って読んでみました。
えぇ、私の推理は間違ってませんでした。サクサク読めるわ面白いわで良い本でした。
「きりこは、ぶすである」という印象的な書き出しで始まるこの本は、主人公きりこと飼い猫ラムセス2世を中心とした暖かな話です。
ピース又吉に言わせると西加奈子は天才らしいです。私にはどのへんが天才かわかりませんが、「西加奈子節」があって読んでいて心地よいです。
200ページぐらいの薄い小説です。サラリと読めますし是非お勧めします。
ちょっと大人向けの描写が中学生には早い気もしますが、このきりこの心の動きと悟りは若いうちに読めたら心強いだろうなと思うんですよね。
気になったらどうぞ。
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インド映画「きっとうまくいく」はあらゆる人に見てほしい!
2009年に作られたこのインド映画の噂は聞いていたんです。良い映画らしいということは。
縁が無くて見るまでに至らなかったのですが、最近知り合いがこの作品を勧めていたのです。しかも2度も!
その知り合いとは加藤久人と言うのですが、10年前にインドのガンジス河沿いで待ち合わせた友人でもありますw
以前漫画ブルージャイアントをフェイスブックで2回勧めていて、読んでみたらこれまた面白かったんです。
「加藤久人2回勧め」も「大田先生2読」と同じように信頼していいだろうということで、この連休に見てみました。
Amazonプライムに加入しているので、Fire TV Stickを買ってAmazonビデオのデビュー戦。これまたデビュー戦に相応しい素晴らしい映画でした。
ネットからの受け売りではありますが、インド映画は9つの情感を取り入れるのが基本なのだそうです。
・シュリンガーラ (恋心/ロマンス)
・ハースヤ (笑い/ユーモア)
・カルナ (悲しみ/涙)
・ラウドラ (怒り/復讐)
・ヴィーラ (勇猛/アクション)
・バヤーナカ (恐怖/スリル)
・ビーバッサ (嫌悪/敵)
・アドブタ (驚き/サスペンス)
・シャーンタ (平安/ハッピーエンド)
南インド料理のミールスを思い出します。ミールスのようにいろいろ全部楽しみたいのでしょうね。
この映画はエリート大学の大学生3人組の生きざまを中心に描かれていて、上記の9つの感情も全て詰まった1大エンターテイメントインド映画でした。
当時のインドの歴代興行収入記録を塗り替えたこの先品はスピルバーグは3回観たとか。ブラッドピットは心揺さぶられたとか。
どの世代も楽しめる映画ではありますが、この映画も学生に見てほしいですね。高校生、大学生が映画からのメッセージを強く受け取れるのでは無いかと。
私と同世代の方ならばロビンウィリアムズの「今を生きる」が好きだった方にはお勧めです。
見るときの注意点は時間が長い映画だという点です。インド映画は途中休憩を挟む前提でつくってあるそうです。
この映画も例に漏れず171分あって、インド映画らしく途中休憩の区切りが映画の中に作ってあります。
劇団四季の演劇を観るときのように、途中休憩タイミングでトイレとか飲食とか挟んでゆっくり見ることをおススメしておきますね。
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どちらも伝えたいメッセージは同じ
さてさて、ご紹介した2つですが、いずれの作品も伝えたいメッセージは似ているのかなと思いました。
いずれの作品も伝えたいメッセージは
「周り気にせず自分らしくやりなよ」
ってことじゃないかと思いました。
基本的に私は周り気にせず自分らしくやっている方な気がしています。そんな私にとってこれら2つが面白かったのだから、このメッセージが刺さりそうな人にはもっと面白く見てもらえるのではないかと思います。是非見てみてほしいですね。
時間なければ「きりこについて」から、時間あれば「きっと、うまくいく」から、良かったら触れてみてください♪
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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