鮮魚をより楽しむべくクッキングバーナーを買ってみた!

三度の飯より飯が好き。

OFF最終日です。余談を。

つい最近ふと気が付きました。

私は鮮魚を食べているときが一番幸せなのではないかと。

私にとってお気に入りの魚屋に魚を買いに行くのは、子どもにとってのユニバに遊びに行くのと同義です。

刺身はスーパーで楽しんで選んで柵で買ってきます。

塩を振って少し脱水してみたり、脱水シートでくるんでみたり。柵のまま氷入りの塩水にくぐらせてみたり。

筋の入り方を見てどっちの面からどれぐらいの厚さで切ろうかと検討したり。腹側の筋のキツイ部位は包丁で筋を切って処理をしたり。

醤油は冷蔵庫に6種類常備しててその日の魚によって2種類出してみたり。

スーパーで刺身の柵を買ってきて食べるだけの行為を全力で楽しんでるわけです。

水揚げから店頭に並ぶまでの生魚の扱い一連については、日本が世界一の技術を持っていると言っていいそうです。

そんな世界一の技術に守られて、素晴らしい流通環境に支えられ、遠い海中からスーパーに並んだ刺身たち。

世界一鮮魚を美味しくいただけることに感謝しながらありがたく購入して楽しんでいます。

さて、前置き長くなりましたが、そんな鮮魚ライフを彩る新しい調理器具を購入しました。こちら。

クッキングバーナーですね。

いつからかこうしたバーナーを使って炙ることが調理の当たり前になってきましたよね。いつからでしょうか。20年前にはまだメジャーじゃなかったように思います。

購入したこの新富士バーナーはメジャーなメーカーらしく、そしてこのRZ‐730という型番のこの商品も定番のものらしく、ボンベ付きのものをAmazonで買いました。

新富士バーナー 日本製 パワートーチ ガスバーナー ボンベ付き 火力調節 炙り調理 溶接 火口径:22mm 小型 グレー RZ-730

クッキングバーナーのいいところはプロとアマチュアの垣根が低いところです。おそらくプロもこれを使っているはず。

そして、バーナーの炙り方についてプロのスゴ技とか無いと思うのです。

3,000円を切る費用でプロの料理人と同じ道具と同じ味わいを再現できるのではないかと考え、購入してみたわけです。

さて、私のこの予想は正しいかどうか、実際に食材を炙って確かめてみたいと思います。

初めての炙り体験にちょっとテンション上げて、小牧の問屋スーパーサントまで行って買ってきました。あの店はいつも鮮魚の種類が多く楽しい店なので。

デビュー戦なので気合を入れて「キンメダイ」。そして「しめさば」を買ってきました。

キンメダイは最初から炙ってありました(^^;それぐらい炙ったら旨い魚なわけですよね。皮目と身の間に旨味があるそうです。

炙り用に八剱ピアゴでステンレストレーも購入して、炙り準備は万端です。

いざ。

まずはガスを出すつまみを回して……シューッ!

心拍数が高鳴るのを感じます。ガスがこの勢いで出てるのはちょっと怖いですね。

点火のスイッチを押すと……ブゥオーッ!!

これは怖い。恐ろしい炎の勢いです。説明書には温度が900度から1300度なんて書いてます。

少し腰が引けながらも早速炙っていきます。

すごい勢いで皮が焦げていきます。火力が強すぎて引き続きこわごわです。

あまりに近くで炙るとガスのにおいがつくから炎の先端で炙るといいなんて文言をネットで見ましたが、そんなことに心を配っている余裕はありませんね。

炙っているとだんだんと熱でステンレストレーが歪んできました。もう少し炙りたかったですが、これぐらいにしておきましょう。

しめさばは腹側の皮を重点的に。キンメダイは皮目をもう一段階焦がしました。(このカッコいい皿は実はキンメ買ったときについていたプラスチックトレー!)

見た目は100点ですよ。さぁいざ実食です。キンメから。

・・・

・・

美味い!

圧倒的に美味い!

皮目を炙ることで皮目下の油が溶け、旨味と甘味が増す感じです。食感も少し変わるでしょうか。

油が多めの魚なので、先日の九州旅行で買ってきた「チョーコー 実生ゆずかけぽん」で食べてみたら、またこれが合う。

そもそもキンメダイみたいな魚は普通のスーパーに売ってること少ないですから、家で食べること自体が少ないです。

よって、炙る前と比較して美味しくなったのかどうかがわからないという大問題はありますが、なにはともあれ炙ったキンメは最高でした。

続いて炙ったしめさばも食べましたがこちらもいいですね。

しめさばみたいな酸味が強い食材が、皮目を炙ることで旨味と甘味が足され、ちょっと味のバランスが変わってまた美味しい感じ。

単品でしめさばを買うことなどこれまでありませんでしたが、炙りの味を楽しめるならこれはアリですね。

私の予想は正しかったです。

3,000円もせずに家庭でプロと同じひと手間と味わいを楽しめるクッキングバーナー。良い買い物をしました。

これからも青魚とか油の多い魚は気軽に炙って楽しんでいきたいと思います。

さて、調子に乗って今日は岩倉バローに398円で売っていたイワシの酢漬けと刺身の切れ端パックに入っていたサーモンを炙ってみたいと思います♪

圧倒的な余談は以上です。

知り合いの同業の皆さま、鮮魚も寿司も大好きなので、美味しい魚や寿司を食べに行くときにはお声掛けくださいね。付いていきますので(´▽`)

世の中は明日まで休みですが、当塾のGW休暇は本日で終了です。明日から授業再開です。

学校課題とかを溜めてしまった皆さん、自習待ってますからね!

今日はこのへんで。

それでは。

先日九州でご馳走になったお刺身、手前の太刀魚とイサキは皮目を炙ったらまた美味かっただろうなぁ~(^^)

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。