1947年、陶華碧(タオホァビ)は中国の貴州省湄潭県の山奥でに産まれました。
貧しい地区で、彼女は学校にも通わず親の仕事を手伝って育ちました。そのせいで書ける文字は自分の名前の3文字だけだったそうです。
そんな彼女は20歳になり結婚をして2人の子どもをもうけたが、ほどなくして夫が病死してしまいます。広東省まで出稼ぎをして2人の子を女手一つで育てました。
1989年、貴州省に戻った彼女は小さな涼粉という冷麺屋さんを作りました。レンガで自分で作ったという小さなこの店は、しばらくして人気店となったそうです。
ある日、彼女は体調を崩してしまい、毎朝作っていた冷麺に入れるための卓上調味料「具入りラー油」を作ることが出来ませんでした。
やむなくそのまま店を開店。すると、店に入ってきた客が「今日はラー油無いの?」と話しかけてきたそうです。
「今日は無いんです」という返事を聞いたら、なんとそのお客はそのまま帰っていってしまったそうなんです。
「え!?何?どういうこと?うちは冷麺じゃなくてラー油に魅力があるの?」
この一件で彼女は具入りラー油も店頭で売り出すことにしました。
さて、しばらくすると冷麺の売れ行きが落ちてきたそうです。ひたすらラー油は売れるのに。
「どうなってるの?家庭でそんな勢いでラー油を使い続けることできないでしょ?誰が買ってるの?」
この謎は街に出てみて全て解けたとか。
「どこの冷麺屋も私のラー油で味付けしてるやん!!お店の人が買いに来てるやん!」
彼女はこの状況を見て冷麺屋を辞めてラー油作りに専念することに。ここからラオガンマの伝説は始まるのです。
この具入りラー油の会社は今や年商720億。中国で一番有名な調味料に。
商品名の老干媽(ラオガンマ)というのは意訳すれば「おふくろさん」という意味。
彼女の愛称となってます。社員を家族のように大切にし、社員から実の母のように慕われています。
商品についているマークはおじさんではなくおばさん。そう、この話の主人公の陶華碧が描かれているのです。
少し前にこんなラオガンマの物語をネットで読んだんです。
「おおおお!俄然食べてみたい!」となり、早速購入。
それ以来、気に入ってなんでもかんでもラオガンマかけて食べてます(´▽`)
日本では中華食材店やカルディーのような輸入食材店で取り扱ってます。Amazonでも取り扱いありますね。
日本でのラオガンマ販売ラインナップは全9種類。私は3種類持ってます。
肉でも魚でも野菜でも。炒め物系の料理にはもれなく合います。
私のお気に入りは豆鼓入りのこちらの商品。料理にかけても、白飯に乗せてそのまま食べても、美味礼賛ですね(^^)
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豆鼓がピンと来ない初心者は、鶏肉の小さな塊が入った写真左の商品からデビューがいいかもしれませんね。
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どうでしょう?そろそろラオガンマ興味出てきませんか?
近くにカルディーも中国食材店も無い方は、Amazonでどうぞ(´▽`)
先日東京に行ったときに、さくら個別のFC化を手伝ってもらってる倉智さんにラオガンマを見つけた感動を伝えてみたんです。倉智さんは辛い物が好きなんで喜んでくれるだろうと。
「倉智さん、ラオガンマって知ってます?」
「いえ、知りません」という返事に「中国の食べるラー油でメッチャ美味いんですよ!!」と言葉を続けようと思ったらですね、
「あー美味いですよね~。ボクは日本で食べるラー油が流行った頃から『ラオガンマの方が美味いだろ!』って思ってましたからね~」
(゚д゚)!マジか!食べるラー油流行ったの10年前だぞ!?
まだまだ修行が足りませんでした(^^;)辛いもの好き、麻辣好きには常識の調味料かもしれませんね(´▽`)
今日は圧倒的にどうでもいい記事を書きたくてお送りしました。ネットで読んだ創業者の物語を私なりに編集してお送りしました(^^♪
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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