漢字や英単語の暗記は覚える数を減らすことから!

定期テスト中です。本日岩倉中3年は国語のテストでしたね。よって昨日は教室の各所で漢字の勉強をしている生徒たちの姿を見ました。

その様子はですね・・・んーまだまだですね。キッチリやれてる子もいれば、マズイ暗記方法を選んでしまってる生徒も。私の指導が足りてません。

マズイ暗記の仕方をしてる生徒に声をかけて正していきました。

やっぱりこれも動画を作って一律に見てもらうのが一番浸透がいいかもしれませんね。

ちょっとその動画掲載内容を考えるという意味も込めて、「暗記」について書いてみたいと思います。

いろんな暗記ありますが、今日はシンプルに「漢字」「英単語」の暗記について書いてみたいと思います。

暗記に大事な2点の確認!

暗記をするときに気をつけるべき、心がけるべき点が2点あります。書いてみますね。まず、

なるべく短い時間で暗記する!

時間は無限にありません。漢字や英単語というのは定期テストで聞かれる知識のごく一部。

なるべく短い時間で暗記をして他の教科の勉強に移る必要があります。丸1日かけて1枚の漢字を暗記したとか、話になりません。

「どうやって短い時間で暗記しようか」ということを意識して取り組むことが大切です。

テスト当日に全てできればいい!

これもとても大切です。完璧主義の子にこそよく聞いてほしい。

「テストの当日にできりゃいい」という事実を大切にして、練習時は盛大に間違えることが大切です。

漢字の練習で言うならば、盛大に空欄を作りまくればいいです。トンチンカンな答えを書いていけばいいです。

これらの取り組みが実は短い時間で暗記をすることを可能にするのです。

さて、大事な点を確認したならば、早速暗記していきましょう。今日伝えたい暗記の大事なコツのはこの1つです。それは・・

最初から出来る問題を見つける!

暗記作業に入る前に、「これはわざわざ練習しなくても最初から出来ますけど」という問題を探すのです。

この作業を最初にするかしないかで大違い。することで暗記にかかる時間が半分とか4分の1とかになったりします。

具体的にやり方を伝えましょう。簡単すぎて鼻血出ますよ(´▽`)

「どれだけ出来るか解いてみる」ではなく「出来る問題を探して解く」

やること一緒じゃねーか!なんて言われそうですが、これは実は大違いです。

本田圭佑とじゅんいちダビッドソンぐらい違います(´▽`)

「どれだけ出来るか解いてみる」という言葉の元に取り組むのは、(ある程度できる)という前提じゃないですか。

これで3問しか解けなかったらショックで倒れるわけです。完璧主義者なら必ず倒れます。出来ない自分を見なくてはいけませんから。

10問しか解けなかったら肩を落とし、3問しか解けなかったら涙が流れ、1問しか解けなかった時は勉強を投げ出す・・・といった感じでしょう(+_+)

だから「どれだけ出来るか解いてみる」という行為はなかなか試されませんし、出来ない自分を見たくないから最初から全ての漢字を5回とか10回とか書いちゃう修行が始まるのです(+_+)

ここで考え方を180度変えるのです。

ある程度解ける前提の「どれだけ出来るか解いてみる」ではなくて、解けない前提の「出来る問題を探して解く」という気持ちで解くのです。

やる行為は一緒ですよ。要はわかるものを解いてみるわけです。しかしそこへ向かう心情が全然違います。

「今からやる練習時間が少しでも減るように、1問でも最初からわかる問題あればラッキーだなぁ~」

こんな心持ちで出来る問題を探してみるのです。

1問見つかればいい気分。3問見つかれば天にも昇る気持ち。10問もあれば神にこの幸福を感謝することでしょう(´▽`)

さっきと大違いですよね。

この見つかった最初から出来る問題は練習する必要がありません。この見つかった問題の数だけ暗記にかかる時間を短くできるのです。

以上ですね。今日伝えたいのは暗記のこの1つのコツです。それは

「最初から出来る問題を見つける!」で、そのときの心持ちは「出来る問題を探す!1問でもあればラッキー!」

ですね。

最初から全部10回ずつ書いて練習しちゃう完璧主義なあなた、是非試してみてくださいね。全て覚えるまでにかかる時間が半分以下になるかもしれませんから!

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。