身もふたもない大切なことを伝えますね。
私立高校の推薦入試というのは基本的に2学期の通知表の評定を元に推薦を出すかどうかを判断します。
あまり良くない極端な表現を使うと「2学期の成績こそが私立推薦入試では全て」です。
愛知県の私立高校推薦入試は中学校から推薦がもらえた時点で9割9分入学が決まります。(名古屋高校は別)
当日点は儀式のよう。白紙答案を出すような生徒は不合格になりますが、「推薦基準を満たして推薦入試を受験している」という状況なので、点数で不合格になることはありません。(名古屋高校は別)
各校の推薦基準は愛知では公に明確に出来ないことになっています。謎ルールがあるんです。首都圏ではオープンになっていて明示されているんですけどね。
と、いうことはですよ?
私立推薦狙いなら、節操なく夏休みの今から2学期の定期テストへ向けて勉強をするのが良い作戦かと。
まずは2学期期末テスト後に学んだ内容を徹底的に取り組みます。
その次に予習可能な教科はどんどん予習をしていきます。国語や社会は進めやすいでしょうか。
国語や社会が先に仕上がっていれば、そこから他の3教科に絞り込んで勉強ができます。
気合入れて進めてください。2学期中間1回ではなく、期末も関わりますから勝負は2度やってきます。
過去最高の結果を2度出せるように、助走を今から始めるのです。
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紹介したのは「志望校の合格」という一点にピントを合わせた王道ではない学習ですけどね。
そりゃあ高校入試がゴールではありませんし一生勉強ですから、こんな付け焼刃のようなことをするのは邪道でしょう。
とはいえ、この受験を機に腰を据えて勉強に向き合う人もいるでしょうし、今からようやく勉強に取り組むなんて人もいることでしょう。
「今のままでは推薦がもらえない!」なんていうカッコつけてられない生徒は、なりふり構わず是非取り組んでください。
2学期のテスト結果が素晴らしくて、見事推薦を中学からもらうことが出来たならば・・・夏休みに取り組むはずだった3年間の復習に冬からじっくり取り組んでください。
特に英数ですよ。積み重ねの教科ですからね。合否に追われることなくじっくり復習が出来る貴重な機会ですからね。
私立高校の推薦入試を目指す生徒たちへのアドバイスで書いてみました。
今日書いたようなことも含めて、高校入試にまつわること全般、この本に詰め込んでます↓
手前味噌ですがおススメしておきますね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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