今日は嬉しいメールが届きました。なんと、春に出版した私の本「勉強のキホン」を読んだという方からの感想と質問のメールでした!\(^o^)/首都圏からです!
ブログの感想とかをいただくこともちょくちょくありますが、この場合はネットを徘徊していて、ブログにお越しいただいて、そこからメールをいただくと、最初から最後までWEB内で完結です。
そんな中、今回はおそらく書店で見つけていただいて、本を読んでいただいて、ブログにアクセスいただいて、メールをいただけたという流れです。
書店で出会ったのにわざわざネットでメールをいただけた感じがより嬉しいです(^o^)
読んだ感想と、記述内容に対しての質問が書いてありましたね。今日はメールをご紹介しながら質問に答えてみたいと思います。
お名前と頂いた都道府県を伏せてメールの紹介をさせてもらっても良いと許可をいただいたので、メールをそのままご紹介したいと思います!
いただいた勉強のキホンを読んでの感想!
はじめまして。○○県在住の小6女子を娘に持つ●●●●と申します。突然申し訳ありません。
先日國立先生の「小学生のうちに身につけたい!「勉強」のキホン」を拝読させていただきました。
娘の学力とやる気に大いに不安があり、塾に行かせたり、教育を専門とされる先生の講演を聴きに行ったりして色々試しましたが結果が思わしくなく、
子どもに要求する前に親の態度を変えていかないとと思っていたところに先生の本に出会いました。
何をすべきか、すべきでないかがはっきり書かれているので、とても助かります。
今までは親の方が「サポートと称する強要」になってしまっていて喧嘩になってしまい、こちらの方があきらめ、くじけてしまっていましたが、
先生の本に出会って、もう一度上からでなく、伴走者になれるようがんばろうと実践中です。
仕事から帰宅後に一緒に勉強しています。子ども親の本気が伝わっているのか、ぐずぐず言う時もありますが、がんばっております。
いただいた勉強のキホンを読んでの質問!
先生の本の内容を実践するにあたり、ブログの方にこんなお便りをしてよいものか悩んだのですが質問させて頂きたいことがありましてご連絡しました。
失礼とは存じますがお時間のあるときにご連絡頂ければ幸いです。
質問は2つあります。
①問題集の使い方について、1回目、2回目は最初から、3回目は間違えたところを、というお勧めがありました。
これは、1回目はまず最初から最後まで通してやって、(例えば30ページある問題集なら1ページ目~30ページまでまずやる)、2回目も同様、そして、3回目に間違えたところをやるものとして理解していますが、
例えば、30日で完成させるドリル等の場合でも同じでしょうか?ドリルの1日目の1回目を今日やって、明日1日目の2回目をやって、というようなやり方ではないですよね?
実は最初、後者のやり方でやっていたのですが、そうなると間隔が空かないので答えを覚えてしまっている可能性があるので、よくないのかなと思いまして確認させていただきました。
②読解力のところ(P123)で、ゲームが好きならゲーム攻略本で…というところについて質問です。
うちの娘に関して言うと、全く読解力がないのも学力不振の原因と思われます。逆にそこが引き上げられれば学力も伸びていくような気もします。
是非ここも取り入れたいのですが、娘はK-popファンです。親としてはあまり読ませたくはないのですが、K-popの雑誌などでもいいのでしょうか?
アイドルの雑誌ですのでその性質上、写真が多いのが気になるのですが、まずはそこからでも大丈夫でしょうか?
数冊あったとしたらできるだけ活字の多い方を選べばよいのかな、とも思っておりますが。
以上です。長々と失礼致しました。
ありがたいメールですね。嬉しい限りです。ではいただいた質問にお答えをしてみますね。
質問①への私からの回答
質問①は問題集の使い方について、30日で完成といったようなドリルでも書いてあったようなスケジュールですべきですか?という質問でした。
結論から言うと「いいえ」ですね。
お書きいただいた記述は本書の2章「中学生になるまでに身につけたい勉強のやり方(応用編)」にあり、ここの記述は基本的に中学の定期テストを想定して書いてます。
本書P76にそのように書いてます。ある程度広いテスト範囲を想定した話ですので、30日で完成というドリルには当てはまらない話ですね。
少し広い範囲を想定していますので、例えば30日のドリルで同じことをやってみるならば、
1~10日までを1日で2日分ずつ進めて5日で終わらせます。ミスにはチェックを。
2周目を同じルールで5日で終わらせます。2回目でペースが上がるようでしたら、1日3日分とか進めてもいいかもしれません。引き続きミスにはチェックを。
そして、最後に3回目としてミスしたものだけを1日~2日で解き直す。これで元のペース通り10日前後でやれないでしょうか。
こんな風にやっておけば、中学に入ってからも「あのときのドリルと同じ感じでやればいいかな」なんてなるといいですね。
実際中学に入ったらこんな感じで問題集に3回を目指して取り組みますが、予定通り行かないかもしれません。
理想を「1回目全て、2回目全て、3回目ミスしたところのみ」として、
ミスが少なかったら「1回目全て、2回目全て」で完了させたり、
ミスや時間がなかったら「1回目全て、2回目ミスしたところのみ」で完了させたり、
状況に応じて回数調整をしてください。もちろん理想から増やすことも視野に入れてです。
質問②への私からの回答
K-popファンですか!良いじゃないですかK-popの雑誌!好きだという力を利用しましょう!
おそらく好きなアーティストが何組かいるわけですよね。
たとえばTWICEとBLACKPINKが好きであれば、その2つのアーティストについて書かれた記事に対するわからない語句はすべて調べることを約束して、雑誌を購入してあげると面白いですよね(^o^)
たとえば次の号を買う前に、語句の意味チェックをするのです。好きな力を勉強への力に替えるのです。最高じゃないですか。
是非こんな約束をして買ってみてあげてください。
上手くいくとは限りませんが、前のめりで本人が活字に触れる機会を是非作ってあげてください。
もしも上手く行かなかったら…その時は次の作戦を考えましょう!
以上です。
こんな風に遠くの方が本を読んでくれて感想を送ってくれたり、知らない塾の先生が本の紹介をブログやツイッターで紹介してくれたりしてます。
嬉しい限りですね。本を出版することが出来て本当に良かったです。
また感想とか質問とかいただいたら、ご紹介とかしていきますね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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