主要な中学について、2学期中間テストへ向けた2週間前ワーク点検が終了しました。
テスト2週間前ワーク点検は、「学校で習ったところまで学校のワークを任意の教科数取り組んで終える」という点検です。
学年だったりその子の状況に応じて、教科数は前後します。
今回中3生には「部活も無いし暇だろうから5教科がデフォルトね。少なくても4教科ね」なんて指示を出してました。
中3生もまずまず5教科やれていましたね。ココだけの話、こんなふうに言って当たり前のように2週前に5教科点検に促したのは今回初めて。
心持ち一つで、当たり前の空気感一つで、取り組みって変わりますね。これからも良い当たり前を生徒たちにプレゼントしたいです(^^)
さてさて、学校ワーク点検日というのは私のメンタルが削られがちです。
なぜなら、ワークが完成出来ていない中学生たちと対決をする必要があるからです(^o^)
たとえばこんなやりとりが・・・
「あ、数学は学校に置いてきちゃったんで明日で良いですか?」
「良い訳無いだろ。学校に置いてきたのは君のミス。明日1教科追加して点検ね」
「国語のワークは学校に提出しちゃってて今無いんです。明日持ってきていいですか?」
「君は何組だ?」
「3組です」
「じゃあ他の3組の子に聞いて同じこと言ったら良いでしょう」
「・・あ、あ、自分だけ遅れて出したんで・・・」←おそらく嘘
「じゃあそれは君の都合だよな。他の教科をやって出そう。明日来てやりな」
「あ、今日提出し忘れてて、今日はもう親が迎えに来ちゃってるんで明後日来たときに点検で出していいですか?」
「お前そんな言い分が通ると思ったのか?そう思われたことに腹が立つわ!ほら、終わってねーじゃねーか!明日来な。習い事?知らん。習い事の前後来て塾でやりな」
こんなやりとりを何度も何度も(^_^;)このせいで時間とともにメンタルがへばってきます。
ヒドイやり取りをすることを重ねてくると、自分の中にモヤモヤイライラが蓄積していくのを感じます。
これは危険なやつですね。不意に爆発して普段より大きなエネルギーで叱ってしまいそうです。
「これはイカンな。危険だわ。なにかあっても接し方はフラットを心がけなきゃな・・・」
こんなふうに心に誓っている最中に、心を乱してくる生徒がやってくるのです(^_^;)
ワーク点検を終えることができず2日経過している生徒です。点検日は「今日でしたっけ!?」と点検できず。
2日目は遅くに現れた上に「ワークを全部学校に置き勉してきてしまいました」と言ってくる。
本日3日目、約束した時間に遅れて登場したその彼は、30分経過した時点で私の元にやってきました。
「先生、俺今日フットサルで今からいかなきゃいけなくて・・・」
ちょ、おま・・・・
なかなかの酷い状況。ふと気を抜くと爆破的に叱ってしまいそう。いや、叱っていいやつか?でも出力調整出来んぞ。
まずは深呼吸をします。
「ふー、ふー。・・・ちょっと待てな。今日はイライラすること沢山あってな、お前に対して必要以上に爆発的なパワーをぶつけてしまいそうになってるんだわな」
こう伝えたものの、パワー調節ネジが今はぶっ壊れてます。もはやパワーを全部出すか全部出さないかしか選べません(*_*)
「この君の振る舞いは、なかなかカスレベル高くヒドイ状況だけどな。今はちょっとフラットに君に接することはできんわ」
「今日はいいから行け。明日、18時までに来い。終わるまでやれるな?じゃあ明日」
正直に今の状況を伝え、平和的に帰しました(^^)
彼にはひとまず私の怒りは伝わったようで、今日は約束通り来てしっかり取り組んでます。結果的に良かったです。
ホント、常にフラットに生徒と接するのは難しいです。
「にんげんだもの」なんて言って気分の上下で対応が変わることを良しとせず、なるべく心の波を鎮めて接していきたいです。
今日は生徒と接するときのこちらの心持ちについて書いてみました(^^)
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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