世の中的にはゴールデンウィークも終盤ですね。
何かどうでもいいこと書きたくて、考えた結果久々に「ハジキ」について書いてみようかと(^^)
「ハジキ」とは速さに関する指導の方法のことで、図を使って指導をする方法です。
「ハジキの話題」というのは「掛け算のかける数字の順序の話題」と共にネット上で炎上しやすい話題なんですよね。
さて、現在ハジキを学ばずに速さの学習をした子を探す方が難しいのではないかと思っています。
ハジキも利用して速さを学んできた今の子たちの「速さの理解度分布」を私の想像で図を作ってみました。偏差値別に並べてみました。こちらです。
こんな感じじゃないかなぁ。
まず上位を中心にいる緑の人たち。ハジキで学ぼうが本質的な理解にたどり着いている人たちです。
ハジキは今や思い出すトリガーとして使うのみ。もしくは習ったけど使わなかった人たち。じゃないかと。
下位にいるオレンジの人たちは、「ハジキ」を利用して速さを表面的にしか理解をしていない人たち。
大学進学割合が現在6割ほどなので、下位4割でオレンジにしています。
ここでは表面的であっても実生活において速さをハジキの公式に当てはめて役立つ場面がある人たちかと。
「表面的理解であってもそれが助かっている」という人たちが下位にはいると私は思っています。
真ん中、大学進学を目指す子で、速さを表面的に理解をしてしまっている人たちを赤く塗ってみました。
ここ!!ここの赤い人たちは速さについて本質的に理解を目指して再度勉強をしなくてはいけない人たち。
「短絡的にハジキなんて使ってるからそこから高度な勉強に繋がっていかないんだよ!!」なんて先生たちの言葉をしっかり受け止めて、学び直しが必要ですね。
ただ、大学生の理系と文系の割合は7:3ほどなので、実際ここの赤い人たちは文系の方に行ってしまっているかもしれませんね。
今、速さの理解度(ハジキ)について私が思っていること↓
●上位の子はハジキで学ぼうが本質的理解にたどり着き、下位の子はハジキで学んだ表面的理解が実生活で活きる。
●中位の子でハジキで学んで表面的な理解をしてしまっている一部の人は、大学進学を目指すならしっかりと学び直すべき。
●本質的理解と表面的理解の合計はハジキも利用した現状での指導が一番多く、全体を見たときには現状でのベストな指導であると思う。
●ただハジキは批判あるように弱点もあるので、これに代わって本質的理解と表面的理解の合計が一番多くなる個人技に頼らない指導があればそちらが良いと思う。
以上です。
綺麗な色分けの図でお見せしてますが、全て想像ですけどね。私の主張に合うように調整された(+_+)
本質的理解が必要だけど表面的理解に留まってしまっている生徒たち、今後もゼロにはならないでしょう。
「ハジキなんか使ってるからだわボケ!」なんていう先生方、引き続きどうか指導してあげてください。
今日はこのへんで。
それでは。
2年前に書いてみた記事です↓
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國立拓治
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