「生徒を多く集める地域一番の人気塾に人気の理由を聞きながら、その塾での指導の秘訣を中学生のいる各家庭で役立てることが出来たら良いな」
「多くの塾にそんな話を聞いてきて、そのエキスを本にまとめることが出来たら良いな」
こんな風に考えて、出版も決まっていないのに勝手に塾への取材活動をし始めているシリーズです。
このシリーズは久々の更新となりましたね。たまたま上京する用事があったので、今回は千葉県八千代市まで足を伸ばしてきました。
昨年10月の塾の日シンポジウムに出席したときに、たまたま居合わせた柳田先生@日米文化学院に強くお誘いいただいたんですよね。
「ブログの地域一番塾のシリーズ記事、今度ぜひうちにも来てくださいよ!うちも200名以上生徒いますんで!」
勢いの良いお誘いもあり、千葉でまだ取材をしていなかったのもあり、上京機会に合わせて行ってきました。
大手町駅から電車一本で八千代市勝田台まで50分程で着きました。
日米文化学院!創業40年を超える老舗塾で、柳田先生のお父様が開校された塾です。
お父様から学習塾部門を受け継いで、柳田先生の尽力で受け継いだ時点から数倍の生徒を集めている地域一番塾です。
1教場の塾ながら、中学受験から大学受験まで幅広く取り組む塾で、愛知の私でもわかるこの実績を出す塾です。男女共学校の日本最上位中学校「渋幕」とか!!!!!
中学受験生や大学受験生の卒塾式という大事な日にお邪魔させていただいてお話を聞かせていただきました。(中学受験の卒塾式を少し覗かせていただきました)
生徒数はピーク時には300名を超えるそうです。1教場で中学受験から大学受験までを指導して、進学実績も凄い生徒数300名越えの塾です。
凄いですよ。そんな塾はそうそう存在しません。
この塾の人気の秘密、生徒の成績を上げる秘密、聞いてきました。
美味しい料理って「外カリ・中フワ」じゃないですか。同じように人気塾ってどうやら「良い指導システム・熱い人」なんですよね。
今回もこの展開になるのではないかと思います。
動画も撮ったのでまた公開しますが、お話を伺って感じた地域一番の人気塾である理由、3つ書いてみます!
「物の考え方」から指導をしていく塾だから!
こちらの塾にはミーティングと言う時間があるそうです。勉強の正しい取り組み方の指導はもちろんのこと、ものの考え方のようなところから指導があるのではないかと。
心技体を整えて、学力向上を目指すと言うことかと思います。
印象的だったのは「勉強とは何かということの定義から伝えていきます」との言葉。
出来ないものを出来るようにしていくことなんだよと。この部分をまずは理解させて、出来ないということをしっかり受け止める心持ちを作るようです。
そこをしっかり伝えていくことで、ミスをいとわず正しく正誤を受け止めて出来るように取り組んでいけるように整えていくそうです。
(具体的な指導スキルの部分で言えば八戸の畑山先生@志学塾が作られたOK学習法も採用しているともおっしゃってました)
これが1点目。システムにあたるところかと。
柳田塾長が現場で変わらぬ情熱を注ぎ続けて指導をしているから!
塾長の柳田先生は今年53歳になるのですが、パワフルな方でして今も指導現場最前線で活躍されています。
塾の長である柳田先生が塾の中で一番元気な人だと思います(笑)
その空間を司る人の波動のようなものがその場を満たします。スピリチャルなことはよくわかりませんが、この塾には「陽」な波動で満たされていると思います。
この波動が講師に伝わり、生徒に伝わり、保護者に伝わり、ずっとずっと熱を帯びた塾として存在をしているのではないかと。
個人塾の強みです。大手企業塾と違って10年20年経っても柳田先生はそこにいますからね。柳田先生を目指してこの塾に入塾することが出来ます。
また、学習塾って落語と同じように2代目で継ぐのが難しい業種だと思うんですよ。
面白い人気落語家の子どもで凄く面白い人って限られちゃいますよね。古今亭志ん朝ぐらいじゃないですか?(知らんか)
なんと言いますか、塾は落語と一緒でごまかしが効かないというか、指導スキルと共に人間性も必要となってくるから。
そんな中、父親の塾を引き継いで、その当時よりも盛り上げていってる柳田先生は本当に凄いなと。
これが2点目です。人の部分ですね。
自塾で育てた元生徒たちが講師として塾のイズムを伝承してくれているから!
さて、最初に地域一番塾は「良い指導システム・熱い人」なんて言いましたが、ここまでの紹介でこの2つが揃っちゃっています。
で、最後にダメ押し。この日米文化学院はこの「人」の部分がとくに強い。
40年の伝統がある塾で、この伝統をしっかりと指導に活かして指導をされています。
ミーティングと言う時間の中でものの考え方から指導をしていって、心身共に逞しい生徒たちを時間をかけて育てていきます。
そして、大学生になったときに元塾生に声をかけて講師として手伝ってもらうと。ここです。ここがミソです。
よくある塾の流れですけどね。私の塾だってこの流れでやってます。
が、この塾の違いや強さは、やはり「塾イズム」がしっかりと生徒たちに流れている部分じゃないでしょうか。
この塾のイズムを受け継いで、同じ想いで後輩である生徒たちに熱を入れて指導をしてくれる元生徒の先生たちが強いのです。
「システム・塾長・元生徒講師」以上の3点がこの塾の強さ、人気の理由じゃないかと感じました。
心の部分を揺さぶるミーティングがこの塾の強さの肝なのかなぁ。ここが日米文化学院が一枚板となって力を発揮する肝なんだろうな。
うちの塾の連絡事項を伝える時間というのは日米文化学院で言うところのプチミーティングにあたるでしょうか。
皆に想いを伝えることが出来る機会を大切にしたいなと思わされましたね。自塾に還元していきたいです。
柳田先生、お忙しいところに見学させていただいてありがとうございました。
大切なのは遠慮なく×を付けることが出来るようにすること!
さて、日米文化学院では成績アップのために取り組んでいることも聞いてきたので、少しおすそ分けを。
少し書きましたが、「出来ないことを出来るようにすることが勉強だから、間違えるのが大切」なんて心持ちを子どもたちに持ってもらうことを重要にされているようです。
ここから指導をスタートすると。
言葉にすればそんなことはわかってますし、私も自塾でも伝えているつもりです。
……が、これを本当に大切なこととして子供たちの心の底に届けることが出来ているのか?ということです。
×ばっかりだと不快だから答を見て〇を多くしよう…とか、
面倒だから全部〇にしてしまおう…とか、
こうした取り組みをゼロに出来ますよね。ここが直らない限りいつまでも子どもの真横について取り組みを監視しなきゃいけなくなります。
出来ないことを出来るようにすることが勉強。
だから×はとても大事。
こんなことを子どもたちの心の底に届くように、どうか伝え続けてあげてください。
こちらは中学受験を終えた小6生たちの卒塾式で撮った1枚です。
「これ載せちゃって大丈夫なんですか?」「うちの生徒たちは大丈夫です!」
「うちの牡蠣は当たらないよ」みたいな言い方で柳田先生(^^)お言葉に甘えて掲載させてもらいます。
中学受験を終えた皆さん、今日まで勉強お疲れ様!束の間休憩したら呼吸するようにまた勉強していこうね!元生徒の先生方、大仕事お疲れ様でした!
なんとかこの地域一番の人気塾取材を本にまとめたいと企んでいますけどね。少なからず自塾の改善に役立つので良いです。
今日はこのへんで。
それでは。
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