授業の合間に私が直接勉強法について話すことが出来る時間が設けられているのですが、先週今週と伝え方を工夫して実施してます。
たとえば先週、「成績を下げるのに一番効果的な取り組みは?」なんて問いかけをして、「その逆をしたらいいよね」なんて伝え方を。
「睡眠時間をとらずに3時間しか寝なかったら、起きてる時間全ての活動パフォーマンスが落ちるから、これが一番効果的よね」といった具合で話しました(笑)
そして今週、「『教科書まとめ勉強』は勉強が嫌いな生徒に大人気な勉強法ですが、それはなぜでしょう?」なんて問いかけを。(なんだか大喜利のお題みたいですね)
こう言っちゃ失礼ですが、実際に勉強が嫌いな生徒たちがですね、「俺に当ててくれてもビシッと答えますよ」なんて目線で私のほうを見てくるのが興味深かったです(笑)
生徒はスッと答えてくれます。
「楽だから」
そう!そうだよね!
教科書まとめなんて言ってるけど、教科書なんて最大限まとまってるんだから、これ以上まとまることはあんまり無いよ。
よって基本的にはノートに丸写しするだけだ。
そうなると脳を動かす必要がないただの作業になるんだ。
「腹減ったなぁ~早く帰ってごはん食べたいなぁ~。はやく休み時間にならんかなぁ~」なんて全然違うことを考えながらでもノートは埋まっていくんだよ。
こうすることで提出する必要がある自学ノートは完成し、ノートが埋まったことにうっとりするわけだ。
「なんか勉強した感じする!!」なんて。全く勉強になっていないのに(..)
さらに時間も稼げる。ひたすら脳を動かさずに時間をつかっていって、結局1度も脳を動かさずに勉強時間を終えることも可能になるんだよね。
脳を動かさず楽で、時間を沢山使って、ノートも埋まっていく。勉強が嫌いな生徒からしたら最高の勉強のふりになるんだよね。
さて、でも勉強を頑張りたい人からしたらこれはやはり最悪な勉強でね、
「新たに出来るようになる問題は1つもなく」「時間ばっかり使って」「ノートまで使って」
何一つ良いことが無い最悪な勉強法なんだよね。
だから、基本的には塾では教科書まとめ勉強は認めていないよ。やってるときにはケチをつけに行くからね。
「あんまりその勉強は良く無いなぁ。やるなら覚えたかのテストとセットにしてやってみて。全然覚えてなかったらその勉強方法は無しだ」なんて風にね。
・
・
・
以上です。実況中継に書きました。今週はこんな話を生徒たちにしてます。
取り組み方によっては成果を出すことが出来る勉強法ではありますが、難易度が高く、再現性は低く、リスクも高いので、自塾では禁止です。
やりたかったら家でやってね、正し定期テスト3週前までね♪なんて話してます。
そうそう、ダメダメ勉強法に関しては3日前にUPされたモノグサの動画でも話してます!
こちらもよかったらチェックを↓
2回目の収録なのでより竹内さんとの掛け合いはスムーズになってます(´▽`)
今日はこのへんで。
それでは。
VOICYも更新しました!
YouTubeも更新挑戦中!(最近滞り中!)
塾長國立の著書はこちら↓
國立拓治
最新記事 by 國立拓治 (全て見る)
- 子どもの「学校での授業態度」は複数人に聞いて確認を! - 2024年12月16日
- 小6生の冬休みは「中学英語の準備」を是非この教材で! - 2024年12月13日
- 新刊「[小学生]これだけ!英単語360」がカコイチ好評です! - 2024年12月6日