さて、昨日は「県名が表紙に書いてある公立入試教材だけど47都道府県中身全部同じじゃねーか！」でお届けしましたが、
本日が最終回です。
あと１つご紹介しておかなければいけない教材が残ってました。教英出版の「高校入試模擬テスト」です。
前回の教材比較会でも皆で検討をしたのですが、他府県との違いを確認出来ていませんでした。
今回、「東京」「大阪」「愛知」と、過去に三大都市なんて呼ばれた三都府県のものを手に入れたので、この３つで比較を。
行きますよ。いざ！
模擬テスト1回目
模擬テスト2回目
解答解説の最終ページ
中身は全く一緒でした。こちらも判明ですね。
教英出版「高校入試模擬テスト」は47都道府県の名が表紙に印刷されて47種類販売されていますが、違うのは表紙の県名と裏表紙の出題傾向表だけで47種類中身は全部一緒です！
裏表紙にその県の出題傾向表が掲載されているだけほんの少しマシですが、基本的には
やってんなあ( ﾟДﾟ)
案件かと。
（47種類発売しているかどうかは確認できていませんが、アカン教材であることは確定です）
この裏表紙の出題傾向表を見て、中の模擬テストの問題を自分の県の傾向に合わせて取捨選択せよと？
表紙に県名をうたった模擬テストなら、中の模擬テストをその県の傾向に合わせるのが筋でしょう。
中身の模擬テストは47都道府県47種類全て同じです。傾向もへったくれもありませんよ。愛知なのに作図の問題とか掲載してますからね。
単純に全国の過去問から寄せ集めてテストを作っただけです。偏差値も出ず志望校判定も出ず、このテストでわかることなど何もありません。
このテストが県名と共に模擬テストなんて名乗っているのは相当ヒドイです。
さらに書店では意味不明にビニールがかぶっていて、中を確認することもできない。しっかりとホチキス止めしてあってばらける心配はないのに！
現にAmazonで買ったときにはビニールついてなかったし！
書店に並ぶときには中身を見られると不都合あるからビニールをかぶせているという認識であってますか？
絶対に買ってはいけない教材です。
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はっ！？また暴走してしまいました。努めて爽やかにしたかったのに(+_+)
あと少し頑張って爽やかに伝えましょうか。
先日も伝えたけど、この教材のズルいところはもう一点あってね♪
毎年表紙のデザインを変えてくるところだよっ！
表紙は本来「毎度おなじみ」にして親しんでもらう方が良いはずなのに、なぜか毎年デザインが変わってるんだ。
勝手な想像で言うと、もしもネット上で叩かれても次の年にデザインが変われば別の教材のフリが出来るのが都合がいいんじゃないかな！
教英出版の愛知県予想問題は毎年同じデザインだからそう思うんだよね(^^♪（↓今日お見せする中でこれだけ買っていいやつ）
今日紹介した「高校入試模擬テスト」、先ほど確認をしたらなぜか教英出版のホームページには掲載されていないんですよね。先日紹介したこの教材も載ってなかった。
なんでですかね～。各県名が表紙についているからと、各県の対策教材ページに乗せると羊頭狗肉感が強まっちゃうからですかね。クレーム対応出来ないからですかね？
みなさん気を付けてね。デザインじゃなくて表紙の文字で判断してね。「教英出版」で「高校入試模擬テスト」が地雷だから！
あぁあぁ、また毒づいてしまいました。
私の毒づきが効いて、今日の教材も改善されるか廃版となるといいです。
しばらく毒づき記事は書かないつもり・・・あ、まだあと１つ毒づき案件が残ってますｗ
年内に勝負つけたいです。
今日はこのへんで。
それでは。
毒素中和写真。
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國立拓治
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