今日は余談気味の内容で書かせてください。
2月から大阪で実施されていた、セミナー講師を目指す人向けの全5回の勉強会に参加してました。
これはここ最近ずっと意識している「教室のキャパに制限されず、多くの人の役に立ちたい」という活動の一環ですね。
ブログを通して多くの方々へ向けて情報発信をすることができ、多くの方々と知り合いになれました。
「ネットを使って想いを伝えるということはできるようになったので、今度は直接話して想いを伝えれるようになったらいいな」
「人前で話す技術を学んで、愛知に住む保護者の方々とか、同業の先生方とか、自分が役に立てそうなことを直接伝えてみたいな」
こんな思いで受講を決めて、隔週で週末は大阪に通ってました。そしてこの前の週末に無事に受講を終えたところです。
「セミナー講師って人前で話すやつでしょ?塾の先生だったら人前で話してますやん?それいるん?」
なんて思われる方いらっしゃる方もいるやもしれませんが、やっぱり塾の授業とセミナーって違うんですよね。
牛乳と豆乳ぐらい違います。軟式テニスと硬式テニスぐらい違います。似て非なるものなのです(^^)
受講生は様々な方々がいらしてましたね。公認会計士、税理士、精神科医、エステサロン経営者、ケアマネ事業所経営者、はたまた大学生まで・・・
他業種の方々とお知り合いになれるのもこういった勉強会に参加するメリットの一つですね。
先週の日曜は最後の講座で、学んだことを活かして実際に10分のセミナーを作って発表をし合うという内容でした。卒業検定的な位置づけでしょうか。
やるからには入賞したい
この参加者への課題となった10分間のセミナー、受講生18名の投票で上位3位までが受講生の投票で発表されることになってます。
どうせやるならば・・・入賞したいですよね(´▽`)
とは言え塾も慌ただしく、さほど時間も割けませんでしたが、主催の立石先生にも指導いただきなんとか形にして当日に臨みました。
私はくじ引きで7番目の登壇でした。やってみた感想としては・・通知表みたいに5段階で自己採点すると、話し方4.2、シナリオ4、スライドの見やすさ4、ぐらいでしょうか。
落ち着いて参加者の目を見ながら話せたのは塾講師をやってるというアドバンテージですね。
とはいえ、シナリオとか話す内容とか完ぺきに仕上がったわけではないので、「えー」とか「まぁ」とか繋ぎ言葉挟みながら、考えながら話した感じでした。
私よりも先に発表したワークショップ講師をされている澤田さんと言う方も私と似た感じだったでしょうか。
会場の反応を見ながら、反応も踏まえながら、即興含め楽しんで話す感じです。澤田さんの表現を借りると「玄人っぽい喋り」です。
私が終了するまでで上位入賞しそうなのは、この澤田さんと大学生のJくんかと感じました。シナリオ、スライド、喋り、まぁ素晴らしかったです。
ただ、聞き手によっては評価が割れてまだチャンスあるかもしれない。なんとか3位までに滑り込めんかな?
そんな風に甘い期待を抱きながら受講生たちの発表を続けて聞いてました。すると・・・
やっぱ努力が強い
私と同じ愛知からの遠征組、岡崎から参加ケアマネ事業所経営の前田さんの発表が始まりました。
「あ、これはヤバいやつ。敵わんやつやん」
前田さんはゆっくりじっくり会場を見渡しながら落ち着いて噛みしめるように話してました。
私のように喋りに迷いがなく淀みがありません。言い間違いもありません。これは練習してきてるように感じました。
スライドもシナリオも素晴らしく、最後は感動と笑いまで取って発表を終えました。
チーン!これ1位でしょ?敵わんやん!
参ったなぁ~なんて思っていると、今度は宮崎から参戦のエステサロン経営者の峰さんの発表が始まりました。
「え、まだ上があるの?」
前田さんと同様、会場をじっくりと見渡しながら落ち着いて感情をこめて話をされます。
スライドとシナリオがビシッと出来上がっていて、筋が通っていて説得力が段違いでした。
セミナーの内容は「サロン経営者のコツ」みたいな内容なんですよ?私に全く関係のない内容なのに、峯さんが伝えたい内容がズドンと私にも届くのです。
淡い期待を抱いた入賞への道が途切れた瞬間でしたね(;・∀・)
結果は・・・峯さんの優勝!
2位は前田さん、3位は大学生のJくんでした(J君は旧帝大のガチ大学8年生!)
講座終了後の打ち上げ会場で、この上位2人と席が近かった時に聞いてみました。
「実際に時間測って喋る練習を何度かしましたよね?」
「ぜんぜんしてないよ~」
私はお酒も入ってて言いたいように反論しました。
「出た!それあれでしょ?テスト当日に『昨日ぜんぜん勉強してない~』っていう賢い生徒が言うやつでしょ!!もういいってそういうのは!!」
スライドやシナリオの完成度はもちろんのこと、迷いなく淀みなく会場をじっくり見渡して楽しそうにに話すあれは、練習の賜物のはず。
謙遜やらなんやらあるんでしょうが、どうか練習の賜物ということにさせておいてください。
その理由は
「やっぱり努力が大切なんだな」
という結論にしたいんです。
澤田さんが言うには、前田さんは練習会から群を抜いていたとのこと。それでも、その才能に甘えること無く、努力をぶつけたからあの結果を得たはずなんです。
努力無くして結果を出すことは難しいです。いつも生徒に言ってることです。私も努力を重ねて高みを目指したいですね。
澤田さんは打ち上げの席で順位について話をし続ける私を何度もいじってきました。
「國立さんずっと順位のこと気にしてるんですよ~」
「すぐゆー!」
ダイアン津田ゴッコをして楽しみましたね(´▽`)
上位2人と澤田さんと一緒に。悔しいですが敵いませんでした。参りました!
今回参加した勉強会は久々に生徒側に戻った貴重な体験でもありました。宿題に追われる生徒の気持ち実感しました~(+_+)
宿題はすぐやれって生徒には言うけど私も貯めこみガチでした。実感を持って伝えることができそうです(^^;)
ここでの学びを活かして、より多くの人の役に立てるようにセミナーを開いてみたいと思います。
この勉強会で学んだ生徒は会場だったセミナールームを無料で貸してもらえるとのことだったので、さっそく7月8日(日)の午後に借りてみました。
まだ何も決めてませんが、同業の先生にむけてセミナーをしてみたいと思ってます。詳細決まったらまた告知させてください(^^)
参加してきた勉強会で努力の大切さを再認識した話でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
立石先生ご指導ありがとうございました!同期の皆さんありがとうございました!
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國立拓治
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