本日テスト前で教室開放。
多くの中学で定期テスト2週前の学校ワーク点検日です。
習ったところまで学校配付ワークを解き進めて点検をするというものです。
早くスタートをして、たくさん演習ができるようにしようという取り組みです。
昨日は日々愚痴っぽいHくんが私のところにやってきて言いました。
「明日のワーク点検、社会ってどこまでやればいいですか?」
「そりゃ習ったところまでだよ。・・・授業聞いてないからどこまでかわからないんでしょ?」
「ぃ、いや、そんなことないですよ」
Hくんは本当のときも嘘のときも口ごもり目を泳がせるので判断がつきません(´▽`)
同じクラスの友達も自習に来ていたんで、一緒にどこまで習ったかを確認にいきました。
すると、Hくんが想定していたよりも数ページ先まで進んでいて、もう少し解き進める必要があることが判明。
私はH君に言いました。
「わざわざ余計なことを聞くんじゃなかったって思ってる?(´▽`)」
Hくんは得意げに答えます。
「いや、どっちにしろ習ったところはテスト範囲になってやらなきゃいけないんで、先にやれることになってよかったです」
「・・・ペコパです」
おおお!( ゚Д゚)前向き!!
Hくんとはペコパ協定を結んでいたことを忘れていました。
おそらく1か月前ぐらいのことです。休み時間にいつもの調子で学校の愚痴を言っていたHくんに声をかけました。
「おまえほんっと愚痴しか言わないよね。世の中全ての気に入らないことずっとしゃべってる」
周りにいた友達が「確かに学校でもHはいつも同じこと言ってるよな」なんて追い打ちを。
そうだそうだと周りの友達にヤイヤイ言われて、さすがのHくんも少し反省顔。
話の流れでこれを改善すべくペコパみたいにしようってことになりました。
昨年のM1で活躍したお笑い芸人で、ポジティブなツッコミの漫才をするコンビですね。
愚痴を言いたくなったら、途中でペコパのように良いことに言い換えろと。
「部活がシンドイ・・・ということはしっかり運動になってる!」
「担任が口うるさい・・・ということは気にして見てくれてる!」
なんでもこうプラスに変換していけたら、自分も周りもハッピーじゃないかと。
「わかりました。ペコパにします」
Hくんが承諾。
これは楽しみだなぁとなったんでした。
「今後塾で愚痴を言ったら皆の前で一発芸してもらうから」なんて、ペコパが定着しやすいようなルールもプレゼントしたのが1か月前でした。
Hくんはこの約束を覚えていました。そしてペコパを実行していました。
よほど前回の皆からの指摘が刺さったのでしょう。改善に向けて動けていてよかったです。
正直、Hくんのテストの点が10点上がるより嬉しいです(´▽`)
ペコパのように日々振舞えたならば、全ての取り組みのパフォーマンスは上がるでしょうし、今後味方になってくれる人も増えるでしょう。
このまま一生ペコパでいてくれたらいいのになぁ・・・
なんて思った昨日でした。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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