週末に埼玉県川越市の松江塾から斎藤先生が愛知にやってきてました。
そこでお会いして斎藤先生のYouTubeの撮影にも参加させてもらいましたね。
私の首は引き続き捜索願を出してます。斎藤先生がこの見た目でダイエットしてるそうです。ダイエットが要るのは私説が濃厚でドロドロ。
愛知の高校入試について、旭丘高校を目指すなら……そんな話題で動画を撮影しました。
またUPされたらご紹介します。
その中で斎藤先生からいただいた質問事項がこちら↓
公立トップ校に受かるために、小学生や中学生の子たちはいつから塾に入るのがおススメか?
こんな質問でした。
でですね、タイムリーに同じ質問がマシュマロにも届いてました。こちら↓
なるほど。塾のポジショントークっぽいですよね。どうしたってそのシチュエーション。
ただ、体験の教室に保護者が入れないのはちょっとその意図が理解出来ますよ。
初めて来た子たちの緊張をほぐして、勉強を楽しい体験にすべく授業を行う場面に、難しい顔をした保護者が後ろに並んでいたら先生も生徒もやりにくいですから。(教室の様子をライブ配信で外から見れると良いですよね~)
塾に入るタイミングについて、私の思うところ伝えさせてください。
愛知県の私立中受験は遅くとも小5から入塾推奨!
話は逸れるようですが、愛知県で私立中受験をしたいとなったなら、遅くとも小5スタートが良いのではないかと思ってます。
2000年前後に前職時代に私立中入試指導も担当させてもらいましたが、私立中入試というのは塾依存度100%で、試験の難易度を踏まえると独学は不可能に近いものです。
塾無しで都内難関私立中を突破したベストセラー「下克上受験」でも、父親の万全なバックアップの元での合格でした。あれも奇跡の物語のように語られてます。
小学校でオール3の礼儀正しい子が、中学受験の勉強でいともかんたんにメッキを剥がされ、ボロボロになっていくさまを何度も見てきました。
学校の勉強だけでは突破出来ない世界で、独学も難しい。能力があったとしても社会のような知識を詰め込む教科もあるので、受験まで少なくとも2年はあるといいなぁというのが実際に指導現場で感じた感覚です。
20年前に愛知で感じた感覚なので、今とはズレあるかもしれませんけどね。
愛知県の公立高校TOP校受験は必要に応じて中3夏までに入塾推奨!
さてさて、対して高校受験です。
愛知県の公立高校のTOP校への合格は、独学突破も可能であると個人的には思っています。
これは都道府県によって違うと思いますよ。神奈川のTOP校は問題から違っていて難易度が高く、塾のサポート無しでは難しいと聞いてます。
愛知は全ての公立高校が同じ問題での試験です。地力がある子であれば、解答解説を読み進めることが出来る子であれば、独学でも合格できると思ってます。
実際にそうして塾無しでTOP校を突破している子自体はとても少ないとは思いますけどね。
私立中受験の独学突破の難しさを10とするなら、愛知県公立高校TOP校の独学突破の難しさは2ぐらいじゃないかと。
学校での勉強を頑張って結果を出していれば、そこからTOP校突破のために学ばなければいけない勉強量は出来ない量じゃないです。
TOP校のレベル感はこちらでご確認ください↓
そうしてみると、塾に入るタイミングは……その子の学力によって違うと思うのですが、場合分けして書いてみますね。
国語の内申5&国語偏差値60オーバー、愛知全県模試5科平均偏差値65前後の子は、中3夏までの入塾を!
中3の夏までの入塾をお勧めします!
独学突破も視野に入る地力かと。国語力もあるので、自分で学んで進めることが出来そうです。「部活を引退して中3夏期講習から」なんていうスケジュールでも良いと思います。
ここからの追い込みで愛知の公立TOP校は間に合うと思います。
これぐらい力がある子は秋からある入試対策講座というものだけスポット的に利用したり、季節講習だけ参加したりといった形での塾の利用もアリかと。
愛知全県模試5科平均偏差値60~63程の子は、中2夏までの入塾を!
偏差値60~63ではTOP校合格には学力が足りてないですよね。通知表内申40に乗ってなければこれを根拠に入塾してもいいです。
よく英語の文法知識が崩れてしまっている生徒を指導してきた大田先生が、「英語の文法を立て直すためには遅くとも中2の冬までに来てくれるとなんとかなるイメージ」ってよく言ってました。
(※新学習指導要領で英文法も増えたので、もう少し早く来ないとシンドイとも言ってました)
ここから知識を積み上げて偏差値68オーバーを目指していくための期間として、遅くとも中2の中ごろから助走として使えると良いなというのが塾側(当塾)の意見です。
愛知全県模試5科平均偏差値60を切っていたら、中1夏までの入塾を!
TOP校を目指したいという目標があって、全県模試の偏差値が60を切っていたらすぐに塾に入ってください。中1最初の通知表で36以下なんて目安でもいいです。
TOP校と実力の差が大きいです。塾の力を借りてスピード感を持って偏差値アップを目指しましょう。
ただ、中1になったばかりの子たちは、環境や生活リズムの大きな変化に戸惑う時期なので、無事に中学の生活に慣れてからがより良いかと。
こんな感じでしょうか。必要となったときに塾を検討してみてほしいというのが私のキホンスタンスです。
もちろん、「小学生のうちから勉強する姿勢と体力をみっちりつけていくので、是非はやくから塾を利用してください!」というガチ塾もあります。松江塾みたいな。
松江塾の小学生への指導の取り組みを聞かせてもらいましたけど、それは小学校から通う価値があるわ!と思わされるものでした。
そういうガチ塾ならいいんですけど、ただの我田引水で保護者の不安を煽って早くから生徒を確保して経営を安定させたい感が出てる塾もあるんで気を付けて欲しいです(言いすぎか)
模試を受けて、TOP校との距離を確認し、それを判断基準にして塾の入塾タイミングを計ってください。
(そのためにも愛知全県模試を受けてください。塾に通わないご家庭も自宅受験で受けれます)
参考になるといいです。
今日はこのへんで。
それでは。
(追記!お返事来てました!)
斎藤先生のリクエストでその日は夕方から矢場味仙へ。胃袋が足りないので井ノ口先生と守田先生を召喚しました(´▽`)
スマホから押しやすいようにバナーに変更したらマシュマロへの質問が増えました(´▽`)
これまでの塾長の著書はこちら!おかげさまで著書累計6万部!
國立拓治
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