1年後の高校入試とそこまでの高校入試勉強が不安です!

ボイシーのコメント欄に質問いただきました。こちら↓

コメント失礼します

広島4月から中3です
二学期制なので中間期末が
2回ずつの4回のテストでしたが
来年から3回になります
6月10月1月

小テストも重視するそうです
先生の本を元に
やっとペースを掴みなんとか
ALL4をキープできてます(たまに5)

広島の公立は
1、2年はそのままの内申
3年は3倍になる為大事です

しかし
その3回のテストがとても不安です

やることは一緒でしょうが
なにか気持ちなどの
アドバイスなどお願いします🙇

ボイシーで返信をしようと返信を考えていたのですが、質問がデカいのでこちらで整理してお答えしてみますね。

まずもって、これは生徒本人が送ってくれているんですかね?

ボイシーを聞いていること、「コメント失礼します」なんていう書き出し、保護者が書いてくれているかもしれませんよね。

もしも保護者が送ってくれているならば、保護者がやれることは限られていますよ。

生活リズムを整えて、栄養あるもの食べさせて、あとはポジティブに応援するのみです。

保護者が中3になる子の勉強について自分事のようにメンタルの波を大きく揺らしてしまう状況というのは決してプラスにならないと思ってます。

落ち着いて、自分のことと子どものことと切り離して考えて、バックアップに徹してくださいね。

さてさて、今度中3になる本人が送ってくれたと仮定してお返事を。

いくつか伝えたいなと思うことがあってですね、順にお伝えして見ますね。

私自身も心配で寝付けないこともありました

私自身が共感できるようなそんな心配を抱えることあったかなぁと振り返って考えてみたら、1つありました。

「くにたて式」の本の1冊目を出す時ですね。大和出版編集の竹下さんと最初に打ち合わせた時にですね、

「数年かけて2万部3万部と売れるような本を作りましょうね」

なんて声をかえてもらったんです。このセリフが実は私にはプレッシャーで。

編集の竹下さんにとっては何度も経験をしてきたことなのでイメージが湧くのかもしれませんが、私からしたら未知の世界。

「2万部3万部と売れるような本なんて果たして作れるのか?」

この日から本が出来るまでモンモンと不安が私の周りにまとわりつくようになりましたね。

何があろうと基本的にすぐに寝付けるタイプなのですが、本のことが不安で寝付けない日が何日かあった記憶があります。

自分で驚いた記憶があります。「全然意識してなかったけど、どうやら不安に思っていてプレッシャーに感じてるみたいだな」なんて。

今回相談いただいたのは、この状況に近いかなと。

「未知の世界で成果が出せるかどうか漠然と不安がある」と言う感じですよね。

自分自身はどうやってこの状況を超えて来たのかを思い出して紹介しつつ書いていきますね。

上手くいかないことのことを考えてみる

漠然と不安に思っていると不安のモヤはずっと晴れないですよね。

まずは不安の元凶である上手くいかなかったときのことを考えてみるといいかなと思います。

たとえば先ほどの私の例、重版をかけて2万部3万部と売れる本を作れなかったら?重版かからずに出版社に作った費用を回収できずご迷惑をかけることになったら?

……あれ、俺はたいして困らないぞ(笑)残念に思うぐらい。申し訳なく思うぐらい。

本を作るために割いた時間と労力は戻りませんが、自分で望んで挑戦しただけの話。

最近図々しく考えることが出来るようになってから、前のめりに挑戦出来てます。その考え方は、

「上手くいかなかったときは、出版者の人を見る目が無かったということ」です(笑)

打席に立たせてくれたから、期待に応えられるように精いっぱいバットを振っただけ。うまく点数に繋がらなかったのは監督の采配がハマらなかったからでしょ?なんて考え方ですw

私はこんな考え方で自分の周りにまとう不安の霧を薄めてましたね。ちょっと今回の勉強では使いにくい作戦かなぁ?(´▽`)

入試の合否で人生は全く左右されない

さて、相談いただいた高校入試への不安について。上手くいかないときのことを考えてみますよ。

……ほら、大して困らなくない?予定していた高校じゃなくなって3年間通うところが変わるけど、その先に目指すところへの道が完全に断たれることってないよね?

例えば医者になりたかったら、大学の医学部に合格しない限り目指すところの道は無いけど、高校進学でそんなこと無くない?

目的地に向かうのに、右の道からいくか左の道からいくかぐらいの些細な違いですよ。

高校入試の合否で人生が左右された人を私は今までに見たことがありません。

やれることは自分のベストを尽くすだけ

さて、上手くいかなかったとしても大して困らないことがわかりました。これで不安の霧を少し弱めていきましょう。

そして、ここからやれること。

勉強の不安は勉強でしか晴らせません。日々一生懸命取り組むのみです。

幸い、日々重ねた努力で身につけた学力はストックされていきます。

このストックされた学力はテストの当日に出し損ねることはありません。

アを選ぼうと思ったのに緊張でイを選んじゃったとかありません。

ここから1年かけてベストを尽くしてコツコツと学力を積み重ねていきましょう。

不安の霧を晴らすために能動的に取り組める唯一の取り組みです。

以上です。

あなたはこうして今日まで頑張って成績を上げてきて、こうして質問を書き込んだり出来たり、しっかりと目標へ向けて行動に移せる人じゃないかと思ってます。

この調子で頑張っていきましょうよ。あわよくば、せっかくなのでこの1年、楽しんで取り組めたらいいなと思いますよ。

高校入試に向けて努力を重ねる期間は一生一度ですからね。貴重なこの体験を楽しんでください。

今日はこのへんで。

それでは。

サムネイルとこちらは昨年の広島旅行で撮ってきた写真です。八昌系のMasaruで食べたハラペーニョトッピングのお好み焼き美味かったです(´▽`)

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。