昨日は学校のワーク点検日でした。
習ったところまでやって、持ってきてもらって最低2教科の点検をします。
ゴールデンウィーク中に計画的に勉強を進めることが出来る人はそうそういません。
溜め込んでしまって急いでなんとか点検日に間に合わせるといった生徒が多かったかもしれません。
子供にとって計画的に取り組むことが難しいから、夏休みには途中で登校日が設定してあるようなものですからね。
習ったところまでやって点検となっているのに、明らかに途中までしかやっていない状態で提出してくる子とか、学校にワークを忘れてきたとかいう生徒がちょいちょいいますね。
こういった子たちと穏やかに対決をするのがワーク点検日の山場でしょうか。
昨日も早速対決を。中2の子がやってきました。
「先生、今日は理科と英語を提出しようと思ったのですが、英語のワークを学校に忘れてしまったので、英語の提出は明日で良いですか?」
来ました。伝統的なアルアルですよね。
「忘れてしまう」という行為は悪気無くうっかり起こるものだという認識で、「忘れた」を盾にして点検突破を試みてきます。
基本的に判定は濃いグレーですね。「ワークの提出が出来るか怪しいので忘れたことにしている」というのが想定されます。
さあ、この生徒からの申し出に対してどのように対応をするのか?
穏やかに談笑をしながらその生徒と対応について話をしました。
「●●●●●●●●●●●●●●●にしようよ」
「わかりました。そうします」
生徒と話を終えてから80分ほど経過。その生徒が帰る時間近くに再度その生徒が私の元にやってきました。
「・・・先生、あの、英語のワーク、探したらかばんに入っていたので、終わらせて提出しました」
「あぁそう。了解。じゃあ完了ね」
何事もなかったように返答をするものの、心の中ではニヤニヤとしてこう思います。
「やっぱもってんじゃ~ん!」
絵に描いたように上手くいきました。学校に忘れたはずの英語のワークがかばんから出てくる奇跡(笑)
対応間違えると決してカバンからは出てきません。今回は良い対応が出来て良い結果で終えることができましたね。よかったよかった。
せっかくなんでクイズにしましょうか。
さて、私は生徒にどう話したのでしょうか?
設定としては
「生徒は今日中に提出できるか不安であったので学校に忘れたことにして提出期限を延ばしたい。本当は英語もカバンに入ってる」とする。
過去に約束を守れなかったことが無いような生徒からの申し出とする。
先生側は「声を荒げて叱るという手段は無し。穏やかに対応する」とする。
先生によってその生徒によって、対応はいろいろ違うとは思いますが、今回の上手くいった私の対応について想像してみてください。
現場の塾の先生でしたら同じ場面に何度も立ってらっしゃることでしょう。皆さんはどう対処しているのかなぁ?
また明日に答を書きますね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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