昨年10月に「くにたて式中学勉強法」という本を出版しました。
感謝込めて愛知県内の知り合いの塾長に配って回ったりしたのですが、少し驚くことがありました。
それは、塾長たちが私のこの本を使って生徒に指導をしてくれることがあったのです。
指導のベテランである未来義塾の守田先生@蒲郡、セルモ日進西小前教室の西尾先生@日進、何冊も本を出版しているネクサスの伊藤先生@江南まで。
ただ、私の本に書いてあることはあくまでも基本であって、裏技みたいなことは一つもありません。ではなぜ皆さんが本を利用してくれたのか。
それは、「誰が言うか」が大切で、それによって伝わり方が大きく変わることを皆さんがご存じだからです。
いつも言っていることを、他人の言葉を借りて同じことを生徒に伝える。このひと手間で伝わりが良くなるのでしょうね。
実際に私の本を自塾生に読ませて、「目から鱗みたいなリアクションしてるけど、同じことを俺言ってたからね」なんて思ったエピソードを伊藤先生が教えてくれたことが印象的でした(^^)
さてさて、この「誰が言うか」の力は私も知ってますよ。数日前にドラゴン桜の桜木先生の力をお借りしたばかりです。
本日はラランド西田先生に登場願います。
ラランド西田ご存じありませんか?最近はクズ芸人なんてくくりで登場することが多い芸人ですね。
給料を前借して全て競馬で溶かしたり、大学を2度退学になっていたり、遅刻をし続けたり、とまあ、これらのエピソードで人気になるほどのクズ芸人です。
そんな西田先生がネットで文章を書いていました。今や芸人もネットで文章を公開するんですね。
さすが上智大学だけあって、ちゃんと書いてます。「クズ芸人なのに」というギャップがその言葉に重みをもたせてくれますね。
勉強へのモチベーションについて書いた記事のようです。こちら↓
んー、ギャップ萌え。クズ芸人と言われる人が真っ当なことを言うと浸透率が半端ないですね。
一部ご紹介。
モチベーションというのは、即ち勉強するための動機づけみたいなものだと思うのだが高校生の段階で大学で勉強したいことや将来こうなりたいみたいなビジョンを持っている人間なんてほぼいない。
大学というのは学校であり、社会に出るまでの中継地点であるので、社会に出たときのビジョンが描けているのといないでは勉強をするためのモチベーションはガラリと変わってくる。
ゴールを思い描けないとどういう中間地点を経て行けば良いのかなんて分からない。なので将来のビジョンがないのにモチベーションの維持なんて無理だ。
モチベーションに頼って勉強するのは諦めた方が良い。
最後の部分です↓
モチベーションの維持に悩む人はそもそも動機や目的のない人がほとんどだと思うので、モチベーションなんてつかみどころのないものに頼らず勉強に励むのが一番良いと思う。
動機や目的意識のような内的な要因なんてすぐには変えられない。勉強以外の誘惑のあるものを周りに置かないとか、勉強が集中できる環境に入り浸るとか外的要因を変えることが最良の方法だと思う。
浸透力!
クズに見えたラランド西田が実はちゃんといろいろと考えて生きていたこと、しっかり努力をする一面があったこと、強烈に伝わりますよね。
西田先生の言葉を簡単にすると、
「将来の目標とか持って勉強してる子なんて一握り。やる気出ないとかガタガタ言ってないで、やる気を削ぐものを遠ざけてさっさと勉強するのが良いよ」
ということですね。
クズ芸人が言うてますよ!西田先生に負けないように勉強していこう!(´▽`)
煽っておきますね♪
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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