昨日は暗記アプリモノグサのウェブセミナーに登壇させてもらいました。
夏期講習の真っ最中でありながら、100名を超える方に申し込みいただけました。
地方の一塾のICT導入遍歴とか暗記アプリモノグサの実践などを聞いていただきました。楽しく準備をしていたら、パワーポイントのスライドは59枚に(+_+)
やり過ぎたかと思いましたが、何とか時間に収めてやれましたね。
ユーザーからのリアルな声を大事にして話をしました。参考にしてもらえたらいいなと思います。
セミナーを一通り終えた後に質疑応答の時間がありました。いくつか質問を受けた中で印象的な質問がありました。
「生徒が飽きて取り組まなくなったりすることへの対策はしていますか?」
この質問には「・・・え?」と一瞬戸惑いましたね。不思議な質問だなぁと。
そのまま私は素で質問に答えました。
「えっと、モノグサを利用しての塾からの暗記の課題は、たとえば漢字ドリルの課題と一緒なので、飽きてやらないという選択肢は存在しません」
「漢字ドリルの宿題を飽きてやらなかったということがないように」
「もしもやれなかったりやらなかったりすれば、塾に来てもらって塾で取り組んでもらいます」
1日経って振り返ってこの質問と私の解答について考えました。
「あー、あの質問は別の所に改善のポイントがあったのかもなぁ」
勝手な想像をすると、質問していただいた方の塾は、先生と生徒の関係性が近くなりすぎてしまっているのではないかと思いました。
生徒のやりたいやりたくないも尊重して、生徒の気持ちを盛り立てて指導が出来たら・・・といった感じなのかなと。
そうでなければ「生徒が飽きてやらなくなる」なんて選択肢はありませんから。
よく言えば親密で優しい、悪く言えば馴れ合いで甘い。辛辣な表現ですがこう想像します。
想像だけで話を続けますが、指導において「生徒本人」にピントが合ってしまっているように感じました。
ピントを合わせるべきは「生徒の成績を上げること」で、ここにピントが合っていれば、もしも生徒が塾の指導に対して難色を示しても再度押すことが出来るはずなのです。
「君の成績を上げるためにこの取り組みは必要だと思っているんだ。しんどいけど応援するから一緒に頑張ろう」と。
突き詰めれば、塾のサービス(指導)に対して授業料を払ってもらっているわけだから、それが納得できなくてやりたくないなんてことが生徒にもしもあれば、塾を辞めてもらうことが誠実な対応です。
最終ラインをここに置いて、ガチンコで向き合うことが必要です。
生徒の成績を上げることにピントを合わせ、それに沿わない振る舞いを生徒がした時には、しっかり生徒に話をする。真っすぐぶつかる。
この対応が必要なのかと思いました。
昨日質問いただいた方、ご覧いただいているでしょうか?想像だけで勝手に書きましたが、何か参考にしてもらえると良いです。
「あなたの想像が違い過ぎて、1ミリも参考にならなかったんですけど!」
なんて状況がもしあれば、
もしあれば、
・・・
・・
・
なんかスイマセン(^^;
昨日のウェブセミナーでいただいた質問に関して考えたことでお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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