OFFです。余談を。
久々に本読みました。サムネイルにも貼ったこちらの本です。
Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章 単行本 – 2021/7/27
外国人著者で上下巻のハードカバー。1冊税抜1800円するこちらの本。
書店で見かけても決して手に取ることがないであろうこの本。
買わざる得なかったんですよね。
理由1はこちら↓
理由2はこちら↓
今年読んで一番よかった本は「Humankind」かもしれません。人間は生まれながら悪で、文明や法律がないとすぐに獣のようになり暴力と恐怖が支配する世の中になる・・・というのはよくフィクションで描かれますが、真実ではない、というような本です。https://t.co/LbmEI4KQoW
— けんすう (@kensuu) August 21, 2021
勝間さんもけんすうさんも勧めてる!
「知った人が2人が同時期に勧めている本、これは高い確率で良いに違いない」
そう思って読んでみることにしました。
人間の本質は善である!
「人間って本来善だと思う!」
簡単に一言で言うとそんな主張が書かれた本です。
人間の残酷な一面が示されるような過去のエピソードや心理学実験なんかが、「よくよく調べてみたら実はそうではなかったらしい!」なんて明らかになっていくんですよね。
心理学で有名な「スタンフォード監獄実験」や「ミルグラムの電気ショック実験」なんかが、どうもそうじゃなかったらしいとかいう話は興味深かったです。
「人間が戦争を始めたのはいつから?」
「獰猛なキツネを飼いならす方法は?」
「体格も能力も上であろうネアンデルタール人が絶滅した理由は?」
「イースター島の人口が一時激減したのは噂通り内戦なの?」
「なぜ赤面するのは人間だけなの?」
いろんな話題に言及しながら、「人間って善でしょう?」ということを書いていきます。
とても面白かったですね。読んでいて腑に落ちたところは思わず「んん」なんて声を出して読みました(^^;
上巻はツカミなのか、より面白いエピソード入ってる印象です。下巻は最後に著者が「人生の指針とすべき10のルール」なんて書いてくれています。
ご興味あれば是非。長いですが、上巻だけでも充分面白いです。いろいろ下地となる知識があった方が楽しい本だと思うので大学生以上にお勧めかなぁ。
外国人が書いたゴツイ上下巻でいうと、少し前に読んだ「銃・病原菌・鉄」も面白かったのでよかったら(^^)/
読んだ本のご紹介でした。
今日はこのへんで。
それでは。
Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章 単行本 – 2021/7/27
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國立拓治
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