匿名メッセージサービス「マシュマロ」を始めたよ!なんて記事を書いてすぐ、長文メッセージが普通のメールで届きました。
具体的な記述を加えて長文で送りたかったので普通のメールを選んでいただいたのかもしれませんね。
プライバシーに関わる部分に一部手を加えて届いたメールのご紹介を。
くにたて式中学勉強法と高校入試勉強法を購入し熟読した、岐阜県在住の中2男の子の母親です。
先生の本2冊を私が熟読し、夏休みに取り入れられるところを出来るだけ取り入れたら、一学期期末より夏休み明け実力テストは5教科で81点も上がり、順位は200人弱の中で71→18位まで上がりました。
さて、先生のブログや本には、私立と公立入試について詳しく書かれていますが、高専については書いていないですよね?
愛知県が豊田しか高専が無いため、先生の塾とは進路があまり関係無いからなのかもしれませんが、全国高専希望者に向けて、良ければ高専入試についても、是非ブログに書いていただけないでしょうか?
高専によって偏差値も様々なので難しいとは思いますが、うちの場合は岐阜高専を一般入試で目指しています。
その為、一般入試について是非考察してもらいたいです。
高専ですね。うちの塾でもちょいちょい志願者います。
豊田高専はもちろんのこと、一昨年は鈴鹿高専に進学していった生徒いましたね。前職で一宮の北方で指導をしていたときには岐阜高専に進学した生徒もいました。
とはいえどこの高専も距離があるので、岩倉という立地もあって3年~5年に一人志願者がいるかどうかといった頻度です。
こんな状況で高専受験に詳しいとは言い難いですが、幸い愛知県内の塾長仲間たちがいるので、塾長仲間にSNS上で質問をして知識を補いました。
それを踏まえて少し書きますね。大きく3点!
問題は公立高校入試問題に比べて簡単な問題が少ない!
高専の入試問題って、全国共通なんですよね。このへんが面白い。
数学とか見ると、純粋な計算問題は2題でした。問題自体は愛知県公立高校入試問題よりもレベルは少し高いです。
何か理由はあるかな?と考えてみたのですが、そもそも高専は内申オール4以上の子が挑戦するぐらいの学力が必要な人気校です。
公立高校入試問題はオール2ぐらいの成績の子が受験する高校でも利用されるので、難易度が低い問題をカットしてしまうと、成績の比較が出来なくなるのかと。
よって公立入試は比較的簡単なものを何問か出題しながら、難問も作ってバランスのいい問題である必要があるのでしょう。
対して高専。オール2ぐらいの生徒が受験することを想定する必要がありません。よって、簡単な問題はカットされ、そこそこの難易度の問題で構成されている印象です。
理数は特に感じるでしょうか。実際に問題を解いていないのでパッと見の感想ですけどね。
過去問で合格最低点越えを目指すのみ!
全国共通の問題で、HPからダウンロードも出来ますが、冊子になっていた方が勉強しやすいと思います。自分の受験年度の過去問が発売されたら購入してください。
で、どれぐらい点数を取れば合格できるのか?ということですが、どうも学校によっては公表しているみたいですね。
幸い東海三県の高専は公表しているようです。こちらのサイトで見つけました↓
これを目安に合格最低点を超えることができるように練習を重ねるのみですね。
当塾で一昨年鈴鹿高専へ進学した生徒は、愛知の公立校や私立校も視野にあったので、基本的に公立入試対策と私立の過去問などをメインに準備をしましたね。
私立は名電、名城、中京、愛知、名古屋ぐらいのレベルの高校であれば過去問は高専受験のいい練習になるかと思います。受験予定の高校の過去問を使うと良いです。
過去問演習のために冬までに予習を終える!
高専の受験自体が推薦が1月半ば、一般が2月半ば頃だったでしょうか。公立高校入試よりも早いんですよね。
よって、過去問演習を早くから取り組みたいです。
よって、過去問演習を早くから出来るように、3年生で学ぶ内容は予習をして早く学び終えることをおススメします。
たとえば夏休み、英語は2学期以降で学ぶ文法事項を予習しきれば、過去問の長文問題が読めるようになります。
数学や理科は単元ごとで出題されやすいので、全て学び終えずとも過去問はある程度やりやすいですが、こちらも予習をして学び終えてしまい、2学期期末テストを終えた12月ぐらいから各科目で過去問にガッツリ取り組めると良いですね。
以上3点です。参考にしてもらえるといいです。
スラスラと自分の言葉のように話していますが、塾長仲間から教えてもらった内容の受け売りも入ってます(^^;
豊田の加藤先生が言うには、「豊田高専は三河で言うと豊田西に全県模試60%以上の判定が出ていないと厳しい」なんて具体的な数値でアドバイスもらいました。
愛知の豊田高専志願者へおすそ分けしておきますね。
そうそう、豊田高専は中2の成績から入試に関わるから、中2からしっかり頑張ってね!
いただいたメールを元に、高専を志望する生徒たちへアドバイスでお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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