昨日は伊丹校で生徒たちのワークの点検をしてきました。
いつもと別の場所で改めて生徒のワークを見ることで、私も生徒たちに伝えるべきことが改めてわかりました。
ラッキーでしたね。
ちょっと感じた事書いておきます。
×と〇を混ぜない!
「×を〇にすることが勉強」と常々生徒たちには伝えています。
そうすると、問題集をやり終えて振り返った時に、×と〇が混ざってしまっていると直しようがなくなってしまいます。
×と〇が混ざっている状態というのは、どれが×でどれが〇かがわからなくなるということです。
・・・
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何言ってんだお前は?って感じでしょうか(´▽`)
「やった問題集見たままじゃねーか」とお思いでしょうが、そうじゃないときがあるんです。たとえば・・・
人に教えてもらって〇になっている問題は本当は×
昨日ある生徒のワークを見ていて発見しました。
最初の方はチェックマークがついているのにマルがついていたので、聞いてみると「それは教えてもらってマルになったやつです」とのこと。
しかし、最初の数ページを超えるとチェックつきのマルが無いんですよね。教えてもらった問題にもチェックをつけることを途中から忘れてしまっているのでしょう。
あぁ、×と〇が混ざってしまいました。どれを見直すべきかわからなくなりました。
チート(ズル)で全て〇になっている問題は本当は×も多い
先ほどの生徒のワークを続けて見ていると、今度は4ページほどバツのないページが出現。
「なぁ、ここから4ページぐらいミスなしの大天才なんだけど、これはチートだよね?」
わからなくて答えを見て埋めましたと正直な答。いいですよ。その子のレベルに合わせて教材を配付出来ていない公教育にも問題がありますから(^^;)
さあ、チートをするとまた×と〇が混ざってしまいますよね。といいますか、演習をしていないのと一緒です。どれが×でどれが〇かまるでわからない。
大半×かもしれないけど最初の方は〇も入ってるかもしれない。これもどれを見直すべきかわからなくなってしまっています。
こうなると問題集2回目の取り組みがやりづらいです。
「ミスの数を数えてそのミスを確認してミスの数を減らす」これが×を〇にする具体的な行動なのですが、これが不可能になるからです。
ミスの数がそもそも正しくない。ミスの確認作業でどれを確認すべきかボンヤリとする。チートが多かったり教えてもらって〇になっている問題が多かったら、2回目の演習で×が増えてしまうことも。
「おお、これだけミスが減った!出来るようになった!嬉しいなぁ」なんて減った数値を目で見てモチベーションに繋げたいのに、ミスが増えたらモチベーションも削がれます。
×と〇を混ぜてしまうと大変なことになること感じてもらえたでしょうか。
こうして書いてみると、演習の仕方って大切ですね。改めて問題集演習については整理していきたいですね。
ちょうど今月10月15日発売の拙著「くにたて式中学勉強法」には、購入者特典のWEBページがあるんです。勉強情報を掲載予定です。
そこにもう少し問題集演習の仕方について書いておきたいと思います。
あ、本宣でした(^^)
番組宣伝を番宣なんて言いますから、本の宣伝で本宣デス(´▽`)
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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