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昨日は久々に新規面談を行いました。夏期講習で募集を再開しましたからね。
久々に新規の方とお話をして、久々にその生徒の勉強の具合をチェックする機会となりました。
久々に面談をやってみて、その生徒がしっかりやれているかを確認するために気にした点を改めてまとめてみました。
何度も形を変えながら書いている内容ですが、大切なところですのでまた書いてみますね。
正しく勉強がやれているのかを気にした点は大きく3点でした。では行きます!
1.「インプットとアウトプットの割合」
インプット(覚える勉強)とアウトプット(解く勉強)に割く割合を確認しました。中学の定期テストぐらいであると、しっかり学校で理解できている子はほぼインプットの時間は無くなります。
得意な子はサッと教科書やノートを読み直して、さっそく問題集で演習です。
学校の授業を聞いていない生徒は、ここでインプットに時間を割かなくてはいけません。ここで差が出ますよね。
インプットの必要がある子がいきなりアウトプットだけでは成果が出ません。また、闇雲にインプットばかりに取り組んでいても成果は出ません。
問題集に取り組んでみて見開きページで半分以上間違えるようであればインプットに時間を割く必要があります。
半分以上の正答率であればすぐにアウトプットに入るべきです。ここでほぼ全問正解になるまでインプットで時間を割くのは時間のロスです。
ごちゃごちゃ書きましたが、インプットとアウトプットの割合は、中学の定期テストであれば「2:8」もしくは「1:9」でもいいかなと思っています。
昨日の面談の生徒はインプットの必要があるのにいきなりアウトプットに取り組んでいたので指摘をしました。
2.「×を〇にすることにピントを合わせてやれているか」
出来なかった問題を出来るようにすることが勉強。
この一文を心の真ん中に持ってきて、間違えた問題に真剣に向き合う。次に取り組んだときに間違えぬようによくよく確認をする。
その確認を終えたら再度解いてみる。出来る問題が増えて間違いが減る。そして再度間違えた問題に向き合う・・・
このシンプルな勉強の流れを逃げずに取り組み続けた子たちは、今回のテストでも成績を上げてました。
ここにピントを合わせてやれているかが大切です。ワークの演習回数とか、ワークの冊数とかにピントが合ってると伸びません。
間違得た問題と向き合うのはとてもシンドイ作業です。向き合っても解決するときばかりじゃないですし。
そこをふんばって、解答解説とにらめっこし、わからなければ周りの人に聞いてでも理解を目指す。
これです。
3.「勉強量を確保出来ているか」
あとは学習量ですね。定期テスト前と普段と勉強量が変わらない子はまだまだこれから。
テスト直前の週末も普段と勉強時間が変わらないなんて子もまだまだこれから。
なんのために部活が止まったかがわからないですよね。勉強に充ててほしいからなのに。
テスト週間に入ってから平日と週末にどれだけ勉強に時間を割いているかを確認して、勉強への本人の覚悟を感じます。
正しく長く勉強するのが最強です。
昨日も紹介した学習管理アプリのスタディプラスの大学入試のデータでは、偏差値と勉強時間は比例したそうです。
当たり前に思えるようなこのことが、明確にデータとして見れたのは大きいです。勉強量は大切です。
以上です。
面談ではこの3点を重点的に確認しました。その他、生活習慣や学校での授業態度、提出物の取り組み具合とかチェックすべき点はたくさんありますが、まずはこの3点が整っているかどうかが最重要です。
保護者の皆様、よかったらこの3点をお子さんの勉強の取り組み方に当てはめて様子見てみてください。
もっと絞り込むと2点目の「×を〇にすることにピントを合わせてやれているか」が最重要中の最重要ですね。
これが上手く機能していれば、ミスは減って理解度が上がっていく予定ですから。
参考にしてください。
今日はこのへんで。
それでは。
面談スペースはパーテーションを立てて即席で作ります。平常時はありません(^o^)
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國立拓治
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