東京都立高校入試で出題範囲を狭める決定をしたそうです。
教育委員会からの発表はこちらから↓
教科 出題範囲から除外する内容 国語 中学3年生の教科書で学習する漢字 数学 中学3年生で学習する内容のうち、次に挙げる内容
〇 三平方の定理
〇 標本調査英語 関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法
※ 同様の働きをもつ接触節も出題しない。社会 公民的分野のうち、次に挙げる内容
〇 『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」
〇 『私たちと国際社会の諸課題』理科 各分野のうち、次に挙げる内容
〇 第1分野
・ 『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」
・ 『科学技術と人間』
〇 第2分野
・ 『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」
・ 『自然と人間』
おおお!これは全国の各自治体のお手本となりそうですねよ。
愛知もおそらく同じ発表が来るでしょう。愛知も同様の内容を外すことになると思います。
時間が明らかに大幅に足りない中、学校の先生たちは「この単元は読んでおいて」と気兼ねなく飛ばすことができるでしょうか。
数学はもともと三平方の定理を利用して解く問題は愛知では大問3の難問の部分。上位校を受験する子以外は影響なさそうです。
それにしても国語・・・。そういう教科だということを改めて確認(;・∀・)
四半世紀愛知県の高校入試を見続けてきましたが、この事態は初めてです。
出題範囲が狭まるとか他学年と比べればそりゃあ不具合はありますけど、世界規模の疫病災害の影響でのこと。
日本の感染対策結果が世界的に優秀だったこと、子供たちの死者が出なかったことを不幸中の幸いと思いながら、対応していくのみです。
「入試で出題されないけど、その先の大学入試もあるし、うちの塾では全てを教えて準備する!」なんて進学塾の先生はおっしゃいますが、うちは個別指導塾。
そういった対処がベストな生徒もいれば、狭まった出題範囲の内容理解に注力をすべき生徒もいます。
当塾では生徒の状況に合わせて出題範囲問題に対応できたらと思っています。
東京と同様だろうと予想をして、愛知県教育委員会の発表を待ちたいと思います。
ショートですが
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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