少し前に「塾での指導を予習授業にしている理由」というタイトルでお送りしました。
今日はその続編でお送りしたいと思います。予習授業にしている理由、まだあるんですよね。
前回よりも今回の理由の方が大きいかもしれません。こちらです。
テスト前に繰り返し演習する時間を確保するため!
これですね。
中学校の先生の授業というのはその先生によって進度はまちまちです。
例えば塾で復習ペースで指導をしていたとすると…、進度の遅い先生に教えてもらった子には、テスト直前まで学校進度の勉強しか出来ません。
充分なテスト対策が出来なくなってしまいます。
これを避けたいのです。
学校進度関係なく、塾では予想テスト範囲めがけて予習ペースで授業を進める。
万が一学校に進度を抜かれたら、こちらの指導を途中飛ばしをしてでも予習ペースを守る。(学校で学んでいることと、テスト前に再確認するので大事故にならない)
予想テスト範囲までの指導を終えたら、予想テスト範囲全ての理解度テストを実施して、苦手を炙り出す。
炙り出た苦手を出来るようにテスト直前に再指導再演習をする。
ここですね。ここに取り組みたいからですね。
ここが定期テストに向けた指導の肝であると思っています。
結局1か月前によく理解をしていた単元も、テスト直前に再度確認してみないとその理解度で定着しているかはわからないです。
「忘れる」ということを踏まえて、再度テスト直前に理解度を確認しなければならないと。
その理解している単元と理解していない単元の選別は、本人の自己申告でもなく、指導者の経験からの判断でもなく、実際に解いてみて確認をするのです。その結果に勘違いとか思い違いは入り込みませんから。
「間違えて出来なかった問題を出来るようにするために確認をして解きなおす」
塾で直接指導する教科に限らず全ての教科、この作業にどれだけ丁寧に向き合えるかが勝負じゃないかと思います。
当塾で学校の提出課題(ワーク)の完成点検をテスト7日前に実施するのもこれと同じ理由ですね。
塾に通っていない生徒であっても、習ったところのワークはどんどん前倒して取り組んで、テスト前にじっくり2回目3回目の演習に取り組める時間を作ってください。
毎日10分の運動ぐらい難しいことですけどね。そこに頑張りたい気持ちがあるならば、是非取り組んでみてください。
予習授業にしている理由のその2でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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