2019年のドラフトで育成枠で指名してもらい、中日ドラゴンズに入団したうちの講師だった松田。
先日中日ドラゴンズの退団が決定しました。前日に「球団に呼ばれました。明日ニュース出ると思います」と私に連絡をくれてました。
最短での契約切れが3年の中、4年間中日ドラゴンズの一員として活動をすることが出来たというのは凄い経験だなと思い、今はとにかく「お疲れ様!」という気持ちですね。
しばらくゆっくり出来ると良いですね。
さて、こんなタイミングではありますが、マシュマロに届いた質問にお答えしてみたいです。
なるほど。順位の上下で気持ちが上下してしまうと。
私はこれに対して一貫した意見があります。
「他人と比較して嬉しいとか悔しいとかいう感情を利用しての取り組み(勉強)は、早い段階での卒業を目指す!」
でしょうか。
他人と比較するということをしないことです。
まだ勉強が自分事として取り組めない時期ですから、他人との比較をモチベーションにしてしまう感じは理解出来ますが、いずれ卒業すべき頑張り方だなと。
他人と比べて自分がどうか判断をして、気持ちを上下させるのは一言で言ってしまえば良くないです。
自分の結果は1つなのに、他人と比較をしていたら、賢い子に囲まれているか苦手な子に囲まれているかで、その結果に対しての評価や感情が180度変わってしまうわけです。
良くない感じ、伝わるでしょうか。
軸を自分に置いて、過去の自分と比べてどうだったかを見ていきたいですね。
とはいえ、お子さんの場合は下がったときには落ち込んだりしそうな展開。
まだ定期テストデビュー直後なんで面食らっているでしょうが、一直線に成績が良くなり続けるなんて人は1人もいなくて。
成長していく人でも上下に波を打ちながら徐々に成長をしていくんだということを教えてあげることですかね。
ドラゴンズの松田は来春で退団となりましたが、私個人の感想としては残念ではありながら、なにも悲しむことでは無いなと思っているんです。
全国の野球小僧たちの夢を叶えてプロ野球の世界で4年もお金をもらって活動ができたこと。
途中でバレー部に移ったり、受験勉強を頑張って名古屋大学に入学したりしながらも、野球小僧の夢を叶えた4年間。
この濃厚な4年間を踏まえて、来春からはこれから新たな人生を歩み出す場面です。
貴重な経験が出来た4年。ここからの新しい人生。こんなエキサイティングなこと無いなと。
私自身が生れつきメンタル強めで生きてきているのでどこまで同意いただけるかわかりませんが、お子さんも松田もどちらもこれからの頑張りがただただ楽しみな有望な若者です。
前向きに頑張ってくれたらいいなと思います。
まとめますと、お子さんに伝えたいのは
「人と比べて一喜一憂することの卒業を目指していく」
「軸を自分に置いて過去の自分をライバルにする」
「成長するときは一直線にアップせずに上下に波打ちながら徐々にアップすることを知る」
ですね。中1の子のどこまで伝わるかわかりませんが、これを伝えていくことかなと。
ひとまず3つ目はすぐに伝えて理解してもらえるといいですね。
松田の退団に絡めて届いた質問に1つ答えました。
松田とははまた皆とドラゴンズ打ち上げに行ってきたいと思います♪
余談気味でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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