新潟遠征での塾見学第二弾。生徒数が日本一を誇る森塾の長岡大手校を見学させてもらいました。
新潟に行くと決まった時点でパッと頭に浮かんだ塾です。「新潟と言えば森塾の本拠地じゃないか。本拠地長岡の教室を見学させてもらうチャンスが来た!」てなものです。
森塾というのは当塾でも使用している個別指導専用教材フォレスタを作成している塾です。この森塾で使うために開発した教材が全国に使われているわけです。
昨年東京で参加した春の勉強会でご一緒した森塾の営業部長である堀越さんにお願いしてみました。
言ってみるものですね!見学させてもらえることになりました。この春から東海地区担当になった営業の関根さんと共に見学をさせていただけることに。
森塾の見学は3度目でしょうか。1度目は大田先生と2008年頃に。2度目は澤木先生も加えて2012年頃に。
そして今回、私だけで3度目の見学です。3度目にして森塾総本山である長岡の教室です。まぁテンションが上がります。
個別指導の塾として日本一の生徒数1400名の生徒が通う教室とはどうなっているのでしょう?長岡駅で待合わせをして教室に向かいます。
えー、この不動産屋の2階が森塾が誕生したというテナントのようです。立派なアーケードが続く岐阜駅前のような町の繁華街ど真ん中にありました。
その誕生したテナントをもう少し先に歩みを進めたら見えてきました。
普通に出てきました。このテナントの3フロア全てが森塾らしいです。少し離れて見てみると・・
こんな感じです。率直に言うとまさかここが日本一だなんて思えない外観です。左隣の塾さんのビルの方が大きいですし派手です(^^;)
しかし、この森塾の教室が日本一の教室です。どうなってるのでしょう?早速案内してもらいました。
入口には見たことがある木製のオブジェというか看板が。森塾に来た感MAXです。
関根さんに「見学入ります。お願いします」と現場の先生方に挨拶をしていただき、早速塾内へ。
日本一の教室を写真と共にブログで紹介するぞ!と意気込んで教室内でカメラを構えると堀越さんから一言。
「スイマセン!教室内写真NGになっちゃったんですよ~」
それ、早く言ってよぉん~(;・∀・)
映りこむ生徒たちについて許可がとれるわけではありませんから、ごもっともと言えばごもっとも。
仕方ありません。言葉尽して文字でレポートをお送りしますね!
通う生徒たちの地域分布は半径10キロ!!
塾の通塾圏っていうのはですね、一般的に1キロから2キロなんて言われています。塾によってはもっと狭いところもあります。
「家が近い」というのはとても大きい動機ですからね。それが、この長岡の教室は10キロ離れた生徒が塾に通ってくれているそうです。
驚異的な数値です。森塾のブランドが浸透しているのでしょう。敵なしとはこのことです。
3フロアが独立した教室運営!
話を聞いて納得したのですが、この教室の3フロアは1つ1つが独立した塾のような動きをしているようです。
各学校ごとでフロアを分けて、社員もそのフロアだけの担当となっているようです。
だいたい森塾というのは平均して1教室300名を超える生徒がいるのが普通のモンスター塾です。この1教室あたりの生徒数はぶっちぎりで日本一です。
それが、「1フロア500名近く集める森塾の教室が3フロアに連なっている」状態が長岡の教室の状態のようです。
1000名を超える生徒をどうまとめるのだろうと不思議だったのですが、小分けにして、いつもと同じ動きをする3つの塾にしているんですね。
これだけのモンスター教室を仕切る各フロアの教室長は森塾の中でも大きな力を持った方がされるそうです。
教室の掲示物はゼロ!
教室はとにかくシンプルです。入口の座席表など最低限の掲示物だけで、生徒たちの授業を行う場所には掲示物はゼロです。
1フロア500名の生徒がやってくる教室に生徒に指示するような掲示物が何も無いのです。
写真でお見せしたかった((+_+))
これは凄いなと。普通塾にあるような雑多なものはすべて上手く隠されています。1級建築士の自宅みたいに綺麗に隠されています。
生徒は勉強だけに、講師は指導だけに集中することができる環境ですね。
無駄は徹底的に省いて生徒の点数を上げることに全力を尽くす。そんな森塾の横綱相撲ができるようになっているのでしょう。
言葉で言うと簡単そうですが、これが真似できない!日本人はすぐに注意事項を貼りたがりますから(+_+)アップル社の製品のごとく全てがシンプルでした。
これはこの地域で絶対的な信頼を築いた森塾ですから可能だという面もあるかと私は思ってます。
開業したばかりの塾が真似して掲示物ゼロでやってると、ただの陰気で気の利かない塾になる可能性あるので気をつけてください(^^)
これぐらいにしておきましょうか。
なんせ私も森塾3度目の見学。ブレのない塾ですから、大きな変化は無いんですよね。
あとハード部分で言うと、教室の照明は昼白色と昼光色を混ぜたもので、木漏れ日を表現すべくスポットライトが教室各所に。知らぬ間に蛍光灯はLEDになってました。
森をイメージしているので、鳥のさえずりが聞こえる教室です。天井に埋め込まれたBOSEのスピーカーから聞こえてきます。音源はオリジナル。
あとはひたすら掲示物の無いシンプルな教室ですね。
日本一の生徒数を誇る森塾の長岡の教室は「生徒の点数を上げる」という1点だけにピントを合わせ、その他無駄なものを削りまくった純米大吟醸のような教室でした。
引き続き真似出来るところは真似していきたいと思います。節操なく!
教室見学後に堀越さんと関根さんと長岡駅前で食事をご一緒させてもらって、新潟名物をいただきました。
営業の話とか塾の話とかさせてもらえてとても楽しかったです。見学といい食事といい、お二人とも本当にありがとうございました!
新潟の塾見学シリーズは以上です。また他の都市へ旅行して塾遠征したいですね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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