少し前に澤木先生が演習の大切さを部活に例えてツイートしてました。
【さわきのつぶやき】
「1回できた」と「いつでもできる」は違うということを理解してほしくて、よく生徒に話します。今日も1人そんな卓球部の自習生に「スーバーサーブを練習で1回成功させただけで、試合完璧!ってならんでしょ?いつでもできるように繰り返し練習するじゃん」とお伝えしました^o^ pic.twitter.com/QR39S47IwA— さくら個別北名古屋校の風景 (@SAWAKI_NORIHIKO) 2018年5月24日
これいいですね。演習の大切さを伝えるとても良い例えだなと。どんな部活でも応用が効きそうです。
サッカー部には「スーパーシュート1本」、野球部には「特大ホームラン1本」、吹奏楽部には「素晴らしい演奏1回」、美術部には「素晴らしい作品1つ」、水泳部には「素晴らしいタイムで1本」・・・
文化系の部活でも例えることができるのが素晴らしいです(^^)
部活の例えは伝わりがとても良くて好きです。中学生って勉強と部活が学校生活の大半です。
中学生の部活は「勉強以外の活動で新しい運動や技術を身につけて、その技を競う大会を目指す」のが基本でしょうか。
中学生の勉強は「勉強で新しい知識を身につけて、その習得度をテストで試す」と言って良いかと。
よく似た感じなので例えやすいんですよね。いつも部活例えを心がけています。
この前の土曜に自習に来たサッカー部Kくん。まぁ酷いプレイ(勉強の取り組み)だったので、ハーフタイム(休み時間)に指導しました。
「ちょ、おま、これは酷い。途中式が雑すぎる。これ計算の途中じゃん。ここから後は暗算で答え出したの?」
「ちゃんと最後まで途中式を書いて正確に計算をしろ。あと、これはマル付けをしてもどこが間違ってたかを確認してないでしょ?・・やっぱり」
「途中式雑でミスが沢山、そのうえマル付けして改善されることもない。そんなんだったらやっても意味無いでしょ?出来るようになるの?」
正論でグイグイ切り込んでいきます。ちょっと言い過ぎかぐらいのところまで踏み込んだら、最後に部活例えでフォローを。
「サッカーに例えるとなプレイが雑すぎるのよ。シュート沢山打ってもぜんぜん枠に入ってないわ。
「理由は簡単、シュートのフォームが崩れてるから。そして、その崩れたフォームを直す気が無いから」
「そんな選手にPK打たせられないだろ。そんなシュート精度低い選手を勝敗決める5人の中に入れられないわ」
「ほれ、だからちゃんと丁寧にプレイ(計算)しろよ(・∀・)」
生徒は苦笑いでしたね。
しばらくして続きの計算の正答率を見てみると・・・断然マルが増えてます(^^;)そりゃそうです。取り組み方が悪いだけでしたから。
生徒の勉強のやり方を正していくという指導はちょっと気を使います。本人が良かれと思って塾に来るまで繰り返してきた勉強法を否定するわけですから。
ここで部活例えがいいクッションになってくれるんですよね。マイルドに伝えることが可能になります。
伝わりが良くなるし、伝え方がマイルドになる。こんな効果あって気に入って「部活たとえ」を多用してますね。
お子さんの勉強法を正したい保護者の皆さま、是非勉強法の「部活たとえ」使ってみてください(´▽`)
もっとも、血が繋がってる間柄だと、いくら素敵な部活たとえが出来ても「うるさいなぁ~」の一言で終わってしまうこと多いですけどね(;・∀・)チーン
今日はこのへんで。
それでは。
過去にも何度か部活たとえで書いてます↓
「友だち登録」でblog更新情報をLINEで通知します!
愛知の高校入試入門の電子書籍を作りました!
売り上げランキング: 3,475
愛知県の公立各高校の最も詳しい入試データあります!(尾張北部中心)
國立拓治
最新記事 by 國立拓治 (全て見る)
- 中学英語教科書ニューホライズン2年にだけ掲載されてた「英単語の覚え方」 - 2024年11月18日
- 愛知公立高校進路希望倍率ベスト10~2024年と2006年を比較!~ - 2024年11月14日
- [小学生]これだけ!英単語360の特典クリアファイルプレゼント! - 2024年11月12日