岩倉中は定期テスト直前です。自習生の皆が問題演習に精を出しています。
そんな中にぽつんとノートまとめ作業をしている生徒を発見。この秋から入校した中2生ですね。
現在は学校ワークの演習をある程度の量で課題としていることもあり、ノートまとめ作業をやる生徒は以前と比べてグッと減りましたね。
私がテスト直前にノートまとめはしないように指導しているのも効いてきているはずです。
何度か書いてますが、まずもってノートまとめは高度な学習方法ですからね。ひとたびマスターすれば凄い力を発揮するのですが、マスターできる人は一握りです。
そう、例えるならばマリオカートのクッパみたいなものですよ(笑)最高速度がはやいけど、重いし使いこなすのが難しいんです。
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こんな理由でノートまとめは基本的にやらせたくないし、その上テスト前は絶対やらせたくないのです。
まとめ作業をしている生徒に話しかけに行きます。いつもの「部活たとえ」で説得を試みます。
「今やってるこのまとめ作業は、提出しなきゃいけない自学帳みたいなものなのかな?」
「あ、そうですけどもう提出する6ページ分は終わりました」
「そうか、じゃあね、区切りいいところまでまとめたらもうまとめ作業は止めよう。テストの直前だからね、まとめよりも問題を解くほうが良いと思うんだ。ちなみに何部だったけ?」
「吹奏楽部です」
吹奏楽部か~(汗)運動部だったらたとえやすかったんですけどね~。ちょっと頑張って吹奏楽部バージョンで例えてみます。
「えーっとね、今やってるこのまとめ作業っていうのは部活で言うとパート練習だ。パートごとの練習をしている段階ね。で、今って試験2日前だから部活で言うとコンクール2日前なのよ」
「そろそろ思わないか?(コンクール直前だし合奏しましょうよ!)って」
「最終的な仕上げ段階というのは本番と同じ形で合奏して練習していくよね。そこで見えた改善点を直していくでしょ?勉強もそれと一緒ね」
「テスト直前はまとめ作業じゃなくて問題演習が良い。問題が半分以上間違えるような理解度だったらまとめる必要もあるけど、そんなことないでしょ?」
「覚えておいてね。さ、そろそろ合奏しようぜ!」
いつもの会話です。部活によって運動部なら定期テストを大会にたとえて話しますね。サッカー部ならまとめ作業をリフティングに、テニス部なら素振りに例えます(笑)
このたとえ作戦、気に入って使っているのですが上手く行かないことが稀にあります。それは・・・茶華道部とパソコン部と家庭部の時です(苦笑)
今日はこのへんで。
それでは。
ハルカの小さな妹がみかんのアメを楽しみにしているということだったので、みかんのアメを大量入荷!あとはハルカが勝って持ち帰るだけ(笑)
國立拓治
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