国語の読解問題の解き方は2つの派閥がある!!

先日書いた国語の問題の解き方について。意外に反響があったので、ツイッター上でアンケートをとってみました。

「問題文(本文)を先に全部読んでから問題を解く」か、「問題文(本文)を読みながら問題を解く」か、あなたはどちらですか?と。

コチラが結果です↓

半々といったところでしょうか。

しかし、私の質問の仕方が悪くてですね、私の書いた「問題文」が「本文」を指しているのか、「設問」を指しているのか、勘違いされてしまう表現でした。

よって、この結果はまだ怪しい感じではあります。

この質問をしていて、設問を先に読むという人が一定数いるんだなと感じまして、選択肢を新たに考えました。

質問 国語の読解問題を解く手順は、

1.最初に設問を確認して、本文を全部読んでから解く。

2.最初に設問を確認して、本文を読みながら解く。

3.最初に設問は確認せず、本文を全部読んでから解く。

4.最初に設問は確認せず、本文を読みながら解く。

これでどうでしょう?

追加でこちらの質問も出しておきました。結果が楽しみです。

こちら↓

ありがたいことに700票を超える投票いただいてますね。こんなに多くの方に投票いただいたのは初めてです。皆さん結果が気になるのでしょう。

結果は興味深いものでした。

上位2つで割れてますね。3位4位も同じぐらいで割れてますが。

TOPがこちら。

最初に設問を確認して、本文を読みながら解く。

TOPほぼ同じレベルで支持されたのがこちら。

最初に設問は確認せず、本文を全部読んでから解く。

面白いです。

「問題を正しく早く解くならば、これでしょ」というのがTOPの回答。

「普通にやれば普通にとれるでしょ」というのが2位の回答。

解き方はまったく逆ですよね。そして派閥はキレイに半々ぐらいなんだなと。

「本文を読みながら解く派」がもっと多いと思ったのですが、そうでもなかったです。

想像するその理由は、得意な人に声をかけているので、昔から得意な人は解くテクニックとかが不要で、「シンプルに解けば解けるでしょ?」という人が多かったのかなと。

勝手な想像ですけどね。

昔から国語が得意な人ほどシンプルに解く人の割合が高く、勉強して努力で解けるようになった人ほど解き方に工夫を加えている。ということでしょうか。

また、文章としても楽しみたいと考えている人は先に本文を読み。飽くまで正答を目指す人は先に設問を読む。…とかあるかもしれませんね。

各派閥からの意見が興味深く勉強になります。

「最初に設問を確認派」の意見

TOPの「最初に設問を確認して、本文を読みながら解く」派の方々からの意見を↓

「最初に設問を確認しない派」の意見

対抗する「最初に設問は確認せず、本文を全部読んでから解く」派の方々からの意見↓

どうでした?

参考になりますよね。定期テストのように読み込んだ文章の読解問題ではなく、入試や模試のように初見の文章の読解問題は、今回ご紹介した解き方を参考にしてみてください。

自分の派閥を確認しつつ、他の派閥の解き方を試してみるのもいいですよね。フィットしたもの採用していきましょう。

ちなみに私は少数派の「最初に設問は確認せず、本文を読みながら解く」ですね(^^)

設問を先に読むことでのネタバレを防いで本文を楽しみつつ、時間のロスも嫌なので解きながら。これで解いてます。

以上です。

今回の記事、ちょっとタメになる感じですよね。保護者の皆さんは是非お子さんにリンク送り付けてあげてください(´▽`)

まだあと少し投票続いてます。国語が得意な皆さんの投票お待ちしてます。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。