「やれば出来そうだがやる気が無い子」の内申を10伸ばしたい!

マシュマロが大漁です。今日はコチラ↓長いです。

長かったですね~(´▽`)

なるほど。

相談を端的に言えば、

「やればできるっぽいけど本人に勉強への気は無し。自由度の高い高校に進学させたい。内申10足りない。どうしましょう!」

と言った感じですね。匿名の質問なのでリアルな実情でしょうね。

こういう中学生家庭の親子の奮闘を応援する本を書いているところです。せっかくなんでこちらも踏み込んで思うところお伝えを!

どうせ心配で助けてくれるんでしょって思ってる!

男子中学生たるものは基本的には勉強に気が無いものだと思います。お子さんはある意味とても素直にあるがまま振る舞っている状況かと思います。

文面から感じるのは、「勉強頑張らないと自分が困るよとか言うけど、どうせ酷くなってきたら心配で手を出して助けてくれるんでしょ!」

って、お子さんが思ってそうです。お子さんにそんな気持ちが根底にあって、「まぁ親がワーッと助けてくれるまでは自由にやってていいかな……」

とか、言葉にせずとも意識下で思ってて、自由に振る舞ってそうだなと想像します(´▽`)

やるやるって言ってやらないとか、やったとかウソつくとか、中学生では珍しいことじゃありません。やらなくても今すぐ困らない本人にとって優先順位が低いことだからですよね。

まずは今のこの親子の関係性を変えて行けると良いですよね。

改めて親子会議を開催!

そこで、改めて親子で今後の勉強に関しての話し合いを持った方が良いと思います。春休み中ですしちょうど良いタイミングですよね。

先に両親での方向性を再確認しておくといいでしょうか。ドタンバで両親の言い分がブレたりしないように。

「塾の力を借りる」のか、「親子で協力して勉強する」のか、「家で自分で勉強する」のか。

家で自分で勉強するのが上手くいかないとなったときに、どちらの選択肢をとるのか。どちらの選択肢もアリとするのか。

こんな方向性だけでも両親で話しておくと良いですね。

そこから実際に本人と話してください。可能なら両親揃いで。

進路について。

「勉強をしたい人がいくのが高校だから、勉強せずに行けるところに行くぐらいの気持ちならば、あなたの高校進学に金銭的にサポートする気はない。行きたかったら勉強をしなさい」

と、私なら伝えたいですね~。

「この先どうしたいか」「進学するなら目指すところは」「そこを目指すためにこれからやることは」といったことを話せると良いです。

塾の力を借りるか!親子協力するか!

「進学したい。今より上のレベルの高校に行きたい」という展開になるのではないかと想像を。そうなったテイでいきましょう。

それを踏まえ、ここから勉強を頑張るスタイルについての相談を。本人に選ばせればおそらく「自分で頑張る」って言うんです。

そうなれば、一緒に「目指す成績のライン」を決め、1学期の通知表(もしくは定期テスト結果)でその成果を判断をします。

言う様に頑張れればそのまま。上手くやれないならば、「塾」か「親子協力」かです。

私としては塾が良いと思います。どうもお子さんは親にもたれかかり過ぎで甘えているかと。

そして保護者も甘えてしまいたくなるほど至れり尽くせりでサポートし過ぎてしまっているのではないかと。

この距離感、この匙加減は難しいですし、前回の取り組みで協力をすれば結果が出せることはわかりましたよね。

であれば、他人である民間教育機関に任せてみて、「自分で取り組む」という部分を身につけることが出来るように仕向けたいなと。

もちろん、親子協力の方向でも良いですよ。先日ご紹介した親子の感じが参考になるやもしれませんね。

5月に発売する本を書いてます。その本のタイトルが「成績トップの子の親がしていること」というタイトルです。先日表紙デザインのアンケー...

内申10は簡単に上がらない!

お子さんに勉強のパワーがあることは確認出来たとのことでしたが、内申を10伸ばすためには人から背中を押され続けているスタイルでは届きません。

万が一届いたとしてもその高校に3年間通うことは叶わないでしょう。

「そこを目指して頑張りたい!」という本人の気持ちが無い限り実現するものではありません。

高校受験システムを説明し、勉強の手伝いもして、それでもやらなければ結果は本人の責任だと思います。

ただ、校則などの学校側の管理に耐えられるタイプではないため、自由度の高い学校に行かないと本人が困る(そして親も困る)ことは目に見えております。そのためには最低でもあと内申10、偏差値も上げないと無理です。

こんなふうに文面には書いていただきましたが…

前半2行で完結する話なのに、あふれ出る心配(+_+)

自由度高いところじゃなきゃ困るでしょ。そのためには最低内申10上げなきゃ困るじゃん!

と。

よくよくこのあなたの気持ちを伝えてあげてください。最初の2行に戻りますが、それでもやらなければ本人の責任です。

あと、内申最低10上げるというのはおそらく名古屋市内のTOP校のことを想定していると思いますが…

ここを目指させたいのは要は保護者の気持ちですよね?

そりゃあ自由度高い高校が良いのは誰だってです。高級車が乗りやすくて誰だって欲しいのと一緒かと。

お子さんが自分の口で言ったならば良いですよ。「自由度の高い高校に行きたい!」と。そうなればしめたもの。意気揚々と自由度の高い高校を示してあげて一緒にそこを目指すと良いです。

これを保護者発信だけで「あなたのためを思ってここに進学するのが良いと思う!だから内申10伸ばしましょう!」では実現しないということです。

繰り返しますが今ぐらい勉強をしている生徒がそこから内申を10伸ばすのは本人の想いがなければ実現しません。

よく話して、学校祭とかに足を運んだり、高校の情報を伝えながら、進路について関心を高めてあげてください。

どこまで上を目指せるかわかりませんが、成績別で比較的自由度の高い高校を見当つけておくといいです。

名古屋市内の公立高校はだいたい自由度高いと思いますけどね。(名古屋南とか天白とかは比較的に真面目に勉強するイメージはありますが)

あなたのお子さんへの愛情や強い心配は痛いほど伝わってきます。が、どこかでお子さんが自分で「やらなきゃ」「やりたい」と思う場面が必要になりますよね。

先ほどのリンク先から先輩ママからのお言葉を。

とにかく、客観的に子どもを見ることを意識的にしました。(これができないから、塾の先生に頼むんだろうな~)(でも、塾の先生に客観的に見てもらっても怒る保護者はいるしな~)

 学習サポートは麻薬みたいなものです。賭け事にも似てるかもしれません。またゲームの攻略本のようなものかもしれません。

 本当に気を付けて意識して、客観性を持って、自分が飲み込まれないように、「子どもの為ではない、私の為に私が勝手にやっていること」と言い聞かせた方がいいと思います。

 「子どものため」という核爆弾は絶対に言わない。言ってしまったら謝る。子どもの人生と自分の人生を切り離して考える。… そんな感じです。文章がまとまりませんが、、、すみません。

・・・

・・

えーっと、私のお返事も長くなってますね~( ゚Д゚)

お伝えしたいことまとめます。

・仕切り直す会議を開く

・目標を決めて始める

・届かなければ塾の利用も視野に

・志望校については良く話して

こんな感じでしょうか。

力入っちゃうのはまさにあなたのような人(親子)の力になるために新刊を書いているからです。

無事に5月に出せたなら、是非読んでみてください。新刊表紙案の1つです↓

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。