5月に発売する本を書いてます。その本のタイトルが「[中学生]成績トップの子の親がしていること」というタイトルです。
先日表紙デザインのアンケートを皆さんにお願いしたところです。454票中229票で一番票を集めたC案で進めたいと編集竹下さんはおっしゃってました。協力ありがとうございました。
C案の売りはメッセージをズドンと伝える伝達力じゃないでしょうか。「ん?」と書店で手に取ってくれる人が増えると良いなと思います。
また、フォントの相談も踏まえて、票が多かった丸ゴシックでいくようです。今回はストレートにアンケート結果を反映してもらえてよかったです。
さて、日々ブログの更新と本の執筆と、そんな毎日になりつつあります。自塾の新年度の準備が整ってきたからですね。
ブログに何を書こうかと考えた結果、今書いている本の宣伝も兼ねて、成績上位5%の生徒の保護者140名に協力いたいだいたアンケートの内容の紹介をするのが良いのではないかと思いついたのです。
本を購入いただいた方には実際のアンケートの文章とかをWEB特典でご覧いただけるようにしようとは思っていましたが、せっかくなんでここでもご紹介出来たらと。
この案を思いついたときに真っ先にご紹介をしようと思いついた記述がありました。
確か、「君が塾行きたくないっていうから仕方なく家で親子で協力して勉強するんだよ?そこんとこ踏まえてイラっとしてもお互い我慢するんだよ?」みたいな記述を書いてくれていた保護者がいらしたんですよね。
……あった!ありました。プリントアウトした文章に私が書き加えたメモ書きが。まず一言「だれ!?」です(笑)
面白い文章でありながら、芯を食った大事なことを読みやすく書いてくれていまして。
プリントアウトした状態が誰が書いてくれたものなのかかがわからない状態だったので「誰なの?同業の方?」という私の驚きが表現してありましたww
そして、面白かったところをペンで囲んで「すばらしい一手」「やり手」なんて書いてます(´▽`)
この方、どうも10代の子どもに接する仕事をしてらっしゃったという経歴の保護者のようでした。言わば同業の方ですね。記述の濃厚さに納得です。
この文章は何らかの形で紹介したいなって思っていたんですよね。ここでご紹介するのが相応しいでしょう。
この文章のアンケートでの私の質問文章は
子どもと一緒に学習の取り組みを実行していた方にお聞きします。中学生になるとその難易度は上がるように感じてますが、なぜ実行が可能だったのでしょうか?親の強権でしょうか?良好な関係性でしょうか?
可能であれば実行のコツや具体的な内容などと併せてお聞かせください。
なんてものです。無駄に長い質問ですが、細かく聞きたかったんですよね。
これに対するいただいたその方の回答がこちらです。全文そのまま。
①夫婦が同じ方向で考えている
知り合いに、母親が「学習サポートしたい」。父親は「そんなことしないでいい」と、考えの違いから、子どもの学習に影響が出ているパターンがあったので。 子育ての考えが違いすぎる→夫婦間が険悪になる→学習サポートには時間と体力が 必要なのに夫の理解を得られない→学習サポートができない→本人の成績が伸び悩む→夫婦間が険悪になる。と悪循環。
②子どもとの窓口は一つ
(上記①から)バラバラに違うことを言われると子どもは混乱するから。
③本当の話をする
我が家の場合、息子は週5日×3時間の水泳に行きたいと希望。そのため塾に行かないで自宅学習で進める事が決定。 その後、具体的に勉強時間数を計算。「部活組はこれぐらいの時間数がとれる。 塾組はこれぐらいの時間。キミはこれぐらいしか取れない。國立先生のブログから「王下七武海はこれぐらい時間をとっている」ならキミは毎日毎日コツコツと時間を積み重ねることでしか、彼らに太刀打ちできない。」 結果、毎日コツコツやることに決定しました。
さらに「塾というのは、時間数の把握と学習の進捗状況、スケジュール管理、わからない問題の解説をしてくれる場所である。その塾に行かないのであれば、だれがそれをやる? キミか私かお父さんしかいません。どうします?」 結果、私が管理することに承諾してもらう。
そこで「自分の成績や学習の管理を保護者にしてもらうのは、そりゃ~嫌だわな。 私だってばあさんに管理されれるは嫌だ。その嫌なことをお互いするんだから、険悪な空気にもなるだろうけど、なんとか乗り越えましょう」と協力体制であること、味方であること、同盟であることを理解してもらう。
親が成績や学習状況の把握することは「お前はバカだとか、お前はダメな人間だ」と思っていると誤解されてしまう。(今、下の子が、そう思っているから間違いないです) 実際、何度か険悪な空気になりそうになりましたが、そのたびに「親が学習管理する時は、親だと思わないで。母能研です。母田塾です。母鳴予備校です。塾の先生に同じこと言われたらムカつかないでしょ?親だからこそムカつくんだよ」 と話す。
以上です。
家庭でのリアルな感じは本当に勉強になります。
血が繋がった親子だからイライラすることも想定にいれて、お互い頑張って行こうじゃないですかと、これから起こる衝突を子供に予告しておくのが良いですよね。
「母能研、母田塾、母鳴予備校」のくだりは、愛知で有名な塾である「日能研、野田塾、佐鳴予備校」からですね。
もっとも、文章だからリズムよく3つ並べてくれただけでしょうね。本当は母田塾だけだったんじゃないかなぁ(´▽`)
子どもと対等にフェアに接している感じがなんだか良いなと。トップダウンで叱ったりせずに対話を重視しているから、上手子供と協力出来たのではないかと想像します。
サポートする際に気を付けることにはこんな風に書いてくれていました。
とにかく、客観的に子どもを見ることを意識的にしました。(これができないから、塾の先生に頼むんだろうな~)(でも、塾の先生に客観的に見てもらっても怒る保護者はいるしな~)
学習サポートは麻薬みたいなものです。賭け事にも似てるかもしれません。またゲームの攻略本のようなものかもしれません。
本当に気を付けて意識して、客観性を持って、自分が飲み込まれないように、「子どもの為ではない、私の為に私が勝手にやっていること」と言い聞かせた方がいいと思います。
「子どものため」という核爆弾は絶対に言わない。言ってしまったら謝る。子どもの人生と自分の人生を切り離して考える。… そんな感じです。文章がまとまりませんが、、、すみません。
なるほど。このへんは私が言うと説得力無いですよね。実際に体験した方だからこそ重みがでる言葉です。
「子どものためじゃなくて、自分のために勝手にやってると思った方が良い」
これ、偶然というかなんというか、同じことを前職の後輩(中学生の母親)が中学生の学習サポートについて先日SNSで伝えてくれていました。
「100%あなたの為」と思っていないのなら、母親自身が「自分の不安解消と満足の為もかなりある」と自覚できているのなら、良いのかなと思います。「自主性の尊重」とは名ばかりの放置、もあるわけですし。子どもの個性の理解だけでなく、親自身の自己分析と自己理解、それを踏まえた子どもと親との相性もすごく大事だな、と感じてます。
保護者が実際に経験をしたからこその感想の部分は、私は学ばせてもらうばかりです。この2つの同じ意見は大切な部分ではないかと感じています。
我が子を見守る保護者が心に留めて意識すべきところかなと。さっそく本に書き加えておくこととします。
(私は実践出来ないので保護者の皆さま同意いただけたらどうか実践お願いします!)
さてさて、人の力を借りて内容が濃厚になってきましたね。
お願いしたアンケートは「最後に私に対してメッセージあれば書いておいてください!」なんて項目で終わるのですが、この方はそこにも濃厚に書いてくれてました。どうもこのブログをバチバチに読んでくださっていたようでして↓
ブログ企画案
・王下七武海の最新バージョン
・王下七武海のノート大公開
・部活と両立工夫アイデア公開
・調べてみました「スティックのり」
・調べてみました「ノート ロジカルとキャンパスどっちがいいの?」
・調べてみました「プリント保存方法決定版 あなたのファイリング方法は?」
・通信高校の生徒に聞いてみました
・定時制高校の生徒に聞いてみました
・高校進学は大学進学のためにあるんじゃない! 友人、恋愛、青春全部やってこいや~!
・中学生の受験モチベーション調査。なんで頑張れるの?
・モチベーション下げ原因トップ10
・1位はやっぱり親のあの一言か?!
・リビング勉強時のうず高く積まれ教科書テキスト置き場問題解決策
・自宅学習時の床・机上の消しゴムカス、ケシカスくんの掃除方法
・動くな点P
・勉強やってない詐欺に気を付けろ
・テスト全然できなかったわ~詐欺に気を付けろいつもありがとうございます。
あの日、あの時、先生のブログを見つけなかったら、、、。
ポッキーの日。ディズニーランド仮装旅行。などなど 楽しく勉強をしてもらう方法、塾に楽しく来てもらう方法、そういうことを一生懸命考えているんだなと、初めて読んだ時思いました。
私も同じことを考えていたので、「塾の先生というプロがやっているなら安心だ」と やっていたこと、やろうとしていたことに自信を得ることが出来ました。
我が家のような、時間的に塾に行かせることが難しかったり経済的に難しい子にとって、どれだけ助かる事でしょうか。。。。
國立先生をはじめ、先生経由で読ませていただいている日本全国の頑張ってくれている先生たちに感謝です。 ありがとうございます。
下の子の学習サポートが続くので、これからも、楽しく拝見させていただきます。
こちらこそアンケート協力ありがとうございました。また多分なお言葉ありがとうございました。
このアンケートもものすごく時間をかけて書いていただいたのではないかと想像してます。感謝するばかりですね。
せっかくいただいたブログ案を活かさず、いただいたアンケートを活かしてブログ書いてますがw
軽快でPOPな文章を書く方なので、代わりにブログ書いてもらっても違和感無さそうです。この方にブログ更新をお願いしておいて世界一周行ってこようかな(笑)
アンケートの紹介は以上です。
いいですか、宣伝兼ねた大事なことを伝えさせてください。
こうしてアンケートに協力してくださった方が140名もいるのです。そしてそのエキスを抽出して現在本を書いているのです。
興味出てきませんか?参考にしかならない本となるよう頑張ってまとめますね。
そして、また頂いたアンケートをここでご紹介しますね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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