ワークを繰り返しやっても点が取れない謎に迫る!

質問を募集したので質問が引き続き届いています。

本日こちら。中学生の保護者からのようです。 

なるほど。なるほど。

テストへ向けた取り組みが上手く結果に繋がらないということですね。

ただ、頂いた情報が少なくて、これだけでは「ワークの繰り返し」に問題があるのかどうかはまだわからないのでは?というのが最初の感想です。

どこに問題があるのか?考えられる可能性を探っていきましょう。まずは・・・

テストに「ワークからの出題」がどれだけあるか?

テストの問題用紙答案用紙と、くりかえし演習に取り組んだワークを用意してください。そして、間違えてしまった問題の内容を見ていきます。

で、その間違えた問題は「ワークに同様の問題が出題されていたのに間違えた」のか、「ワークに同様の問題が出題されていなくて間違えた」のかを分けていくのです。

ここでワークでは出題されなかったパターンの問題だと判断するものが多い場合は、テストが出来ない理由は「ワークの繰り返し演習」では無いですよね。

どこから出ていたのか?授業中にもらっていたプリント類なのか?それとも完全な実力問題なのか?

このへんを明らかにして対策を考えていくといいでしょう。

テスト中の取り組み方に問題は無いか?

この可能性は低いと思いますが、マレにありますね。過度に緊張をしてしまい、実力を出し切れないなんて子が。

まぁマレですけどね。時間配分に問題はないか?テスト中の取り組み方も一応聞いてみると良いです。

今週は授業の合間の連絡事項伝達時に、テスト受験中の注意事項について生徒たちに話をしています。実況中継風にお送りを。はい、聞いとくれ...

ワークの繰り返し方に問題は無いか?

間違えた問題を再度解きなおして、「わかるを出来る」にしていくことは学習時マストの流れかと。

他の出来ていた問題に関しても繰り返し解くことで、解くスピードアップと自動化と理解定着を高めることができます。これもマストじゃないかと。

早く正確に解くことができたら、テスト中に素早く問題を解いて、初見の問題を考える時間を確保できるという面もあるかと感じています。

「間違えたものを確認して理解をして全問解きなおす」というのは、勉強のセオリーですから、これをしないという選択肢は無いなと。

はい聞いてちょうだい。先週はテスト効果について話をしたよね。今週はね、同じ2008年のアメリカでの実験からわかった別の大事なことを...

すると、おっしゃるようにもしかしたら繰り返し方に問題があるのではないかという線もありますよね。

まずい取り組み方で言うと「表面的に答を覚えてしまう」という取り組みです。

「理解をしてテスト本番で解けるようにする」という意識が低いとこうなりがちかと。

この問題ばかりは、このことに心がけて取り組むとしかいいようがありません。

「ロバを水飲み場まで連れて行くことが出来ても飲ませることは出来ない」なんていうことわざがぴったりの状況でしょうか。

答を覚えてしまうなんてことを言ってくる生徒は、主体性に欠ける生徒ばかりでした。

もしも答を覚えてしまうなんて展開であればそもそも理解する気が薄いというのが理由かもしれません。

ここの改善はムズイですが、話し合いが必要ですかね。

さて、いろんな可能性を考えてと書いてきましたが、もう一つ考えられる理由ありまして。こちら↓

親子の関係性が影響していないか?

本人の勉強への意識がそれほど高まっていない中、保護者の勉強への意識が高く、そのギャップから問題が起きている……という状況も予想できますね。

いただいたこの質問は本人ではなく保護者からですよね?

「本人こんなにやっているのに成果がついてこない」と保護者が相談をするとき、保護者の気持ちが先行して、本人がそこまでついてきていない場合あります。

そんなときの生徒たちはこんな感じでした↓

「何言っても聞いてもらえないし、親の言うように勉強に取り組んでおこう。それが一番楽」

「一生懸命やってくれているから親の言うことに沿って勉強をやっておこう。正直そこまで熱は無いけど」

「答を覚えちゃう」というセリフを口にした生徒はこんな本音を持ってました。

そう、ワークをくりかえし取り組んで理解して出来るようにしたいという気持ちが薄いのです。

家族の中で平和に暮らすためのノルマになってしまっているのです。

とても極端な例ではありましたが、近い状況が無いかを確認してください。

子どもに勉強を頑張るようにという圧が強くなっていませんか?

子どもが「理解出来るように」と問題を解いていますか?ノルマのように覇気なく取り組んでいませんか?

自分を高めるためではなく、親を納得させるために勉強してしまっていませんか?

こういう状況があるときに、やってもやっても点が取れないなんてこと出てきやすいと思います。

恐ろしいことを言うならば、2回目3回目と繰り返しているときに、親に咎められることを恐れて適度に正解が増えるように答を見ながら調整しているなんてことも可能性はゼロではありません。

お子さんがどこへ向けて勉強をしているのか、改めて確認してください。

親に向けてではなく、自分を高めるため理解をするために勉強が出来るようにサポートしてあげてください。

まぁ口で言うのは簡単なんですけどね。保護者の期待と手出しが度が過ぎてくるとこんな展開もあるというのをお伝えしました。

以上です。

あんな短い質問文から良く長々と書きましたよね(^^)

書いてみたこと、1つ1つ確認してみてください。どこかに原因が隠されているのではないかと思います。

参考にしてください。改善に向かうといいです。

届いた質問へのお答えでお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを毎日更新。2018年3月に月間50万PVを達成。拙著「くにたて式中学勉強法」は発行部数2万1千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。インドとビールと鮮魚も好き。詳しいプロフィールはこちら。
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