「本人やる気薄く保護者サポートで成績キープ」は中2までにしたい!

実は今日のブログ記事はほぼ仕上がっていたのですが、朝に届いていたマシュマロの質問が強烈で緊急度が高く、急遽こちらのお返事をすることにしました。

届いた質問はこちらです↓

なるほどなるほど。

勉強が嫌いなお子さんと、勉強させたい保護者の図ですね。多くの家庭で目にする光景でしょうか。

お母様(推測)の娘さんを大切に想う気持ちが文面から滲みます。よりよく生きていってほしいですものね。

さて、とはいえ状況は結構マズイと思ってます。そう思って急ぎお返事しているところです。

厳しいことを続けて書きますが心してお読みください。ここでお伝えして理解していただき改善を目指さないと、来春の厳しい結果と高校入学後の苦労が待ってますから。

ご質問は「このまま娘に任せてしまって大丈夫でしょうか?」でしたよね。

結論としては「大学受験までフルサポートしきる覚悟あれば手伝っても良いですが、そうでなければ大半を任せるべき

で、「本人と話し合いを持って、志望校に合わせて自分で頑張らせるか、自分の実情に合わせて志望校を下げるか、を決めさせて実行させる」といいかなと。

そして、「保護者のサポートで今の成績が成り立っているが、本人の勉強への意欲が薄く、サポートを無くしたとたんに破綻する状況が問題」と思います。

細かく見ていきましょう。

状況を整理すると、本人はあまり勉強をせず課題も遅れがち、家庭ではお母様の手厚いサポートで成績をキープ、といった感じですよね。

本人の勉強への主体性がありません。それはお母様がサポートのし過ぎで、主体性が育つような関りでは無かったからであると私は思います。

「5回声をかけてようやくしぶしぶ勉強が始まる」というのは、その証拠です。

まだ勉強の意義がまるで感じられていない小学生の取り組みのようです。テスト前も大きくサポートをしてもらえるし、本人が考えて取り組む場面が少ないのでしょう。

今日はこれをやろうなんてTODOリストを作って指示してませんか?そういうのは本来中1で卒業しなければいけない関わりです。

(親子の二人三脚がとても良い成果をもたらして、本人も前向きに頑張れているということであればまだ良いですが、実際なかなか難しいです)

「自分で試行錯誤をして取り組んで結果を手にした」という成功体験も失敗体験も少ないのではないでしょうか。

本人がそうして勉強の面白みを感じる場面は今まであまりなく、主体性を持って勉強に取り組めなくなってしまったのではないかと、私は想像するのです。

娘さんの今の状況を例えるならば、転ばぬように補助輪をつけて自転車に乗せ続けて、いつまでも補助輪無しで自転車を運転できるようにならない子供のようです。

補助輪で走る自転車は疾走感低く、乗っていて楽しいとは言い難いかと。

いつまでも補助輪を付け続けるわけでは無いので、「多少転んだりしながらも自分でコツをつかんで乗れるようにする」という時期が必要だと思うんですよね。

こんな例えがそのまま今の娘さんの勉強に当てはまると思います。

お母様のフルサポートありでの今の成績は陸上競技風に言うならば追い風参考記録です。

「サポートあったらここまでとれるよ」という成績であって、彼女ひとりでとれる成績ではありません。

また、課題も遅れがちだということでしたね。段取りを組むのが苦手なのか、主体的ではないからか、その両方か。

準トップ校を受ける子には課題が遅れがちという子は基本的にはいません。

・・

ちょっと言い過ぎましでしょうか(^^;とにかく今の状況は良い状況ではなく、一刻も早く手を打ちたい!ということをお伝えしたいのです。

志望校は準トップ校とありました。現在の内申が32。偏差値も書いてましたが、これらも1つ1つ見直す必要があります。

まずは志望校の準トップ校。トップ校が内申40越えからの挑戦とすると、準トップ校というのはそのすぐ下。

内申40弱の子たちが受ける学校です。オール4の36では心もとないというのが準トップ校かと。これは現状と大きく離れています。

現在の内申32は頑張って3つも伸ばした彼女にとって素晴らしい結果ではありますが、準トップ校を目指すとなると大きく足りません。

しかもこの内申32はお母様のフルサポートの成果でもありますから、実際を思うと準トップ校は高すぎるという所感です。(そもそも志望校は本人の意向ですか?)

偏差値も書いてましたが、いずれも学校内偏差値ですよね?偏差値というのは母体のレベルに応じて変化しますから、巷に出てる偏差値と同じと思ってはいけません。

こちらの記事を参照してください↓

「偏差値の見方を知ってるかい?」と、初めて模試を受験した生徒に対して帳票を返すときに質問するようにしてます。 だいたいの生徒が「...

愛知の中での娘さんの実力が知りたかったら、愛知全県模試を受験して偏差値を見てください。8月受験の自宅受験はまだ間に合うみたいです。

今の状況ですと合格平均内申が32~34ぐらいの高校が実力相応かと思います。

まとめます。

夏休みも入ってますが、本人と話し合いの機会をすぐに持ってください。

保護者がサポートをし過ぎていて、今後一人でやる時に本人が苦労すると指摘を受けたと。

志望校と今の内申・実力に差があるので、どちらかに合わせる必要があるとも言われたと。

志望校に合わせて今まで以上に自分で頑張るか、自分に合わせて志望校を下げるか。どちらかが必要だと。

「一人で取り組めるように目指すべきだけど、入試も近い状況。入試終えるまで保護者サポートは必要か?減らすか?」

「志望校は今のままでいいか?検討し直すか?」

で、志望校を変えないとなったときには、

「志望校を今のままにするなら今まで以上に頑張らないと届かないが、具体的にどう頑張るか?」

本人もこのタイミングで急に言うなと思うかもしれませんが、軌道修正をするなら早い方が良いと思います。

家族で話し合ってください。これを現状を変えるきっかけとしてください。

私の個人的な想いとしては、多少志望校を下げてでも、本人に志望校へ向けた勉強を自分で取り組むという経験をここで出来たらと思います。

勉強への姿勢がすっかり受け身になってしまっていますからね。

そんな姿勢では背伸びをしてギリギリで上位校に入った時に、教科も増えて内容も難しくなる高校の勉強がついていけるイメージが全く湧きません。

地に足つけて自分で学び進めることを、今からでも実践していけたらいいなと、私は思います。

また、プリントの整理とか課題の期日を守るとかが苦手で内申が稼ぎにくいなら、内申の影響が少ない私学の方が本人の実力に沿った高校で学びやすいかなとも感じています。

わざわざこちらに質問まで送っていただくお母様なので、なんとか娘に頑張らせたいという大きな気持ちをひしひし感じます。

その大きな気持ち、良い形で娘に渡せると良いですよね。是非話し合ってみてください。

以上です。

長くなっちゃいましたね。これは早くアドバイスを届けないとと思って急いで書きました。

実情とズレるところあるでしょうが、参考になりそうなところ参考にしてください。

今回いただいたように質問受け付けてます。マシュマロからお願いします。皆に役立ちそうな質問だと答えやすいです。全部にはお答えできませんが、お返事出来そうなものにはツイッター上かこちらでお返事します。よかったら↓

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを毎日更新。2018年3月に月間50万PVを達成。拙著「くにたて式中学勉強法」は発行部数2万1千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。インドとビールと鮮魚も好き。詳しいプロフィールはこちら。
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