コロナ感染拡大により、欧州でアジア人差別なんかが出てきてたみたいですね。
今や欧州でも広がってしまってその差別は沈静化したでしょうか。
非常時になると人々の心の底にあるものが見えてくることがあって。
感情を揺さぶられて怒りや悲しみや不安によって、普段は表に出さない感情を外に出してしまうことがあるんでしょうね。
心の弱い人が差別をしてくるのでしょう。
少し前に差別に関するノンフィクションの本を読んだことを思い出しました。こちら。
なんか、最近著者がこの作品と共にテレビに出ていたみたいで、話題になっているようです。確かに今は本当にタイムリーです。
本のあらすじはgoogle booksより
優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。
少し補足をすると、イギリス人の旦那を持つ日本人著者の方とその子のイギリスでの生活の記録です。差別が横行する生活で子供が成長していく様を書いたノンフィクションです。
途中で著者の実家の日本に戻る場面もあるのですが、今度は日本でもハーフだと差別されたりするエピソードが紹介されていて。
日本で生まれ育つとそうそう差別に直面することはありません。私も海外旅行先で軽い差別に遭遇したのは40歳近くなってからです。
この家族がイギリスと日本で体験してきた様々な差別で、私たちが知らない差別の世界をポップで熱い描写で見ることが出来ます。
とても良かったです。おススメです。春休みにどうですか?
夏の読書感想文をもう春に書いちゃわない?(´▽`)
大人はもちろん、是非子どもたちに読んでほしい。本好きの小学校高学年ぐらいから背伸びして読めるでしょうか。中高生にも是非。
コロナを発端に起きている世界での人種差別のニュース。この本を読むと見方が変わるかもしれませんね。
是非是非。
また、私が昨年出した小学生高学年向けの書籍「勉強のキホン」も、春が旬の本です。旬なので少しAmazonでの売り上げランク上がってます。こちらもよかったら(^^)センデンカヨ
本の紹介でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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