憧れだった「すし匠ワイキキ」に行ってきたよ!

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OFFです。余談を。

わたくしごとではありますが、三度の飯より飯が好きです。

あらゆるご飯が好きなのですが、30歳ぐらいからお寿司に興味が出てきました。

回らない方の寿司ですね。大人が楽しむご飯屋さんですよね。あの大人たちだけが楽しむ空間にそろそろ足を踏み入れてみたいなと。

あそこでは何が繰り広げられているのだろう?どんなたしなみを身につけたらいいのだろう?なんていう好奇心です。

当時まだまだ寿司に関する情報が今ほど世に出回っていなくて。寿司好きな人の書いた本や寿司職人が書いた本なんかを買って読んでリサーチを開始しました。

当時はまだ寿司屋の主流として、お客が好きなものを頼んでいく「お好み」という注文の仕方が一般的な頃。

色々本を読んだのですが、結局見えない価格や店で失礼なく振る舞えるかなんかが怖くて長らく寿司屋には近づけなかったですね(^^;)

そこから少しすると、寿司をめぐる環境が変わってきました。

注文が「お好み」から、寿司屋が決めたコース料理の「お決まり」や「おまかせ」が主流になってきたのです。

寿司屋側からしても仕入れた魚のロスが無い素晴らしい展開ですよね。

5時からの予約と8時からの予約で席を埋めて、「お決まり」2回転なんて店が出てきたようです。平成が終盤に入ってからのことのような気がしています。

これは寿司屋偏差値30の私にとってチャンスだと。コースで頼んでおけば頼み方でしくじりません。そして「高!こんな高いの!?」なんていうサプライズも起こりません。

この私にとって都合のよい流れにのって、少しずつ寿司屋に行ってみるようになりました。

「あぁ、こんな時間に予約を入れるといいのね」

「調子に乗って良い日本酒とか頼むと高くなるのね」

「出された寿司はすぐ食べるのが礼儀なのね」

ちょっとずつ寿司屋のことがわかってきました。

また、寿司屋を楽しむような人たちはWEBで情報を発信することがほぼ無かったのですが、こんなブログが出来たりして、楽しんで読ませんてもらってます。

すべての鮨好きに送るブログ!日本料理、郷土料理、和菓子の名店も紹介します。

寿司屋の敷居が下がってきたので、今は年に数回だけこういった回らない寿司屋に行くようになりましたね。

物欲薄めの私にとっての数少ない趣味の1つです(´▽`)

寿司に興味を持ちだして最初に読んだ寿司職人の本がこちら

鮨屋の人間力 (文春新書)
中澤 圭二
文藝春秋
売り上げランキング: 431,058

四谷すし匠の大将である中澤さんが書いた「寿司屋の人間力」と言う本でした。

そうか、寿司って上手に握れればいいってものでは無いんだな。お客皆が笑顔で満足をして帰ることができるように心を配っていく必要があるんだな。

寿司の技術を磨くために努力を欠かさないんだなぁ。寿司屋と客との信頼関係で寿司屋は育っていくんだなぁ。

そんなことを学んだ本でした。

私は不勉強で知らなかったこの中澤という寿司職人とこのお店、どうやらとても有名店らしく。

その後ちょいちょい名前を聞きました。なんでも、あくなき探求心で新しい寿司を開拓していく凄い方だとか。

また、人望も厚く、交友も広く、多くの著名人がこの中澤さんのお寿司を食べることを楽しみにしているとか。

アンジャッシュ渡部も絶賛しているのを先日見ました。この記事での書かれ方とか凄くないですか?↓

東京で一番好きで、勉強させていただいてるお寿司屋さんです。年間5.6回は行きます!九州あらと銚子キンメの刺身。すし匠名物いかの印籠!しめた鯵!かすごおぼろ漬け…

また、寿司職人が選ぶ最も尊敬する寿司職人アンケートで日本一にも選ばれているらしいです。

「あーあの本の人、実は凄い人なんだなぁ~」なんて感じていた矢先、そのすし匠がハワイのワイキキに出来るリッツカールトンホテルに出店するなんてニュースを聞いたのです!あの本の大将自身もハワイに移住して握るとか!?

2016年に開業したワイキキのリッツカールトンホテルと共にすし匠も開店。

日本の美味しい食材を出すのではなく、現地ハワイの食材を使って江戸前寿司を握るという途方もない挑戦をするこの店は、たちまち人気店に。

ハワイの食べログでは他の追随を許さぬぶっちぎりの1位となってます。

さて、長々と何を書いてやがるんだってことなんですが、

・・・そうです。そのまさかなんです。

このお店に行ってみることにしたんです(゚д゚)!

ハワイに行くことを決めた時にこのすし匠に行ってみることも決めました。

寿司に興味を持ち始めた頃に読んだ本を書いた大将が実際にいるお店に行ってみたい。

あわよくば大将に握ってもらったり、お話できたらいいな。

こんな思いからです。背伸びし過ぎて筋違えそうなぐらい背伸びしてみることにしました。

人気店なんだから予約は早けりゃ早い方がいいんでしょ?なんて思って1年近く前に電話をしてみたら、さすがに早すぎました(*_*)

6カ月前からの予約、予約開始日の予約開始時間から電話をして予約を。・・・やりました!念願のすし匠に行けることが決定です。

さて、今回のハワイ旅の最後の夜にすし匠の予約を入れてあります。

前夜は大将の書いた本を再度読んで復習をしようとAmazonで検索をかけたら、今回のハワイの店を出す奮闘について書かれた本が出ていたので、その本をkindleで購入して夜更けまで読み続けてしまいました。

旅する江戸前鮨 「すし匠」中澤圭二の挑戦 (文春e-book)
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「大将は本当は50歳で職人を引退することも考えていた」

「新たな挑戦をすべく引退を撤回しハワイの出店を決定」

「すでに独立をしてミシュランで星を2つもとっていた弟子の佐藤さんがこの出店のために店を抜けて(たたんで)ハワイに来てくれた」

なんてことをこの本で知りました。ストーリーを知ってしまうとまた興味が高まっちゃいますよね。

すし匠へ伺う当日、私は伸ばしていた髭を剃ることに。神聖な場所へ行く心持ちです。

大切な木で作られたカウンターを傷つけたりせぬよう、金目のもの(指輪やベルト)は外していくのが礼儀だなんて記述を読んだ記憶があったので、ベルトも外していきました。

ハワイだからと緩すぎぬよう襟のついたシャツを着用。大田先生はハワイらしいゆるいワンピースを着ていたので、「もう少しフォーマルな感じのにしてくれないか」とお願いして着替えてもらいました(;・∀・)

準備整いました。5時からの予約でとってます。いざリッツカールトンワイキキへ!

さあ、大将の中澤さんは今日はいらっしゃるでしょうか?お目にかかることができるでしょうか?

あわよくば大将に握ってもらえたら嬉しいなぁ。お話させてもらえたらいいなぁ。大将が書いた本を読んで勉強したこととかお伝えできたら楽しいなぁ。

大将じゃなくても佐藤さんに握ってもらえたらそれもまた嬉しいな。ミシュランで星を2つもとるお店を捨ててハワイに来た理由ってなんだろう?中澤さんの人間力に惹かれたからだろうか?そんなお話が出来たら楽しいなぁ。

子どもたちが舞浜駅を降りてディズニーランドのゲートを目指すまでのワクワク、おそらくこんなワクワクだったはずです。

どこかアミューズメントパークへ向かうようなワクワクを胸にお店を目指しました。

少し早く店のあるフロアに到着。開店時間を待ちます。開店時間間近になり、おそらくすし匠のお客であろう人たちが現れ始めました。

3分ぐらい前からお客が店の中に吸い込まれていったでしょうか。予約もしてあるので焦らず開店時間を待ちます。

開店1分前。よし、そろそろ行こうか。

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意を決して店の扉を開けました。

店の雰囲気は落ち着いていながらも南国の暖かさを感じる感じ。心地よい目立たない緊張感が店内を満たしています。

「5時で予約しました國立です」

若い店員がお待ちしておりましたと席に案内をしてくれます。

奥には写真で見たことのある扇形のカウンターが。その奥には・・・

出た!大将の中澤さん!?中澤さんの本を買ったのが2007年だから、そこから10年近く経過してます。

その本に載っていた中澤さんの写真に貫録を足した風貌男性が、扇のかなめになる部分に立ち、包丁を握ってます。

間違い無いでしょう。あの男性が大将の中澤さんです。ここに寿司業界のレジェンドが立っているのです。

間違いなく寿司業界四皇レベルの方。お目にかかれただけで大光栄です。

私の心臓は高鳴ります。

・・・・ん?

ここでさらに恐ろしいことに気が付きました。

大将の目の前の2席が空いているのです。

・・・おいおい、ウソだろ?

お客の席はここだけではなく奥の部屋にもあって、そこでは恐らくお弟子さんの佐藤さんが扇形カウンターの要の部分に立って握ってらっしゃるはずです。

奥の部屋に通されて佐藤さんに握っていただける可能性も残しながらも、手前の部屋には恐ろしい席が空いているのです。

この状況でうちらはいったいどこに通されるんだ?

若い店員が私たちの前を歩きだしました。

「こちらでお願いします」

平静を装って席に着く。

「ようこそお越しくださいました」

そう言う大将中澤さんの言葉に私の心臓はさらに高鳴る。

夢のような時間が始まった。

つづく

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市・北名古屋市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを毎日更新。2018年3月に月間50万PVを達成。学習塾ブログでPV数推測日本一に。休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。インドとビールと椅子も好き。詳しいプロフィールはこちら。
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