こんにちは。教室長の澤木です。
過去に作成した「質問の仕方講座」という掲示物を、名前を変えてリニューアルしました。
その名も「中学生しつもん仕方講座」です。
タイトルに”中学生”と入れましたが、特に中学生限定な内容でもありません。
小学生でも高校生でもいける内容になっています。
入れた理由は、「大人たばこ養成講座」に寄せて作りたかっただけなんです(!)。
もともと、大人たばこ養成講座風に作ろうと過去作は作成しましたが、今回はさらに寄せました。
早速リニューアルした掲示物を貼っていきます。
こちらです。
内容は以前のものとほぼ変わっていませんが、デザインを大きく変えました。
”変えた”というか”寄せた”ですね。本当にめちゃくちゃ寄せましたね~。
絵だけは再現が難しいため、いつもどおりピクトグラムを使いましたが色合いは近づけました。
ピクトグラム様様です。
ということで、リニューアルした中身について触れていきましょう。
中学生しつもん仕方講座
点数を上げたい中学生のお作法6つをご紹介。
それでは、まいります。
1.解答の解説を読んでから質問すること
質問する前に、必ず解説を読みましょう。自力で解くことが第一目標です。質問はいつでもできるとは限りませんからね。
解説を読んでもわからないときが質問タイミング。そのときは遠慮なく質問をしてください。
質問時に「解説のここがわかりませんでした」と言えるとベストです。スムーズに解説が進められます。
2.一度にたくさん質問しないこと
一度にたくさん質問したいなら、授業を受けてください。1人の人を長時間拘束するわけですからね。お金発生案件です。
あなたの熱い思いに応えてあげたいのは山々ですが、生徒はあなた1人ではないのです。
あなただけのために時間は使えません。質問数を絞って質問に来てくださいね。
1回で10~15分くらいが目安です。簡単な問題なら3~5問くらいはいけますかね。入試問題だと1、2問くらいでしょう。
3.質問後は必ず自分で解き直してみること
質問後の動きがとても大切です。解説を聞いただけでわかった気になって、満足しちゃってませんか?
「わかる」と「できる」は違います。
解説を聞いて無敵になったつもりでも、いざ解き直してみたら返り討ちに合った…なんてことも多々あります。
間違えた問題を自力で仕留められることがゴールです。この確認を怠ってはいけません。
質問後は必ず自分で解き直しましょう。
4.解答・解説のない問題は質問しないこと
解答・解説がない問題は、質問どころか解くことすらしない方がいいですね。
すぐに答え合わせができないと、その問題ができるか・できないかの判断がつきません。
できない問題をできるようにすることが勉強なのに、その判断がつかないわけですから、やるるべきではないのです。
もちろん質問など持ってこないでくださいね。
教えた答えが100%あっている保証がありません。時間がもったいないです。
解答・解説がない問題には取り組まず、さっさと違う問題にうつりましょう。
5.わかっていないのに、「わかりました」と言ってしまわないこと
これはこちら(教える人)の願望ですかねえ(苦笑)。
質問した人と教える人との距離感にもよるんですが、質問した人にはわからないときは勇気を出して「わかりません」と伝えてもらいたいんです。
こちらも、表情から「わかった」か「わかっていない」か判断したり、「わかりません」が言いやすい環境にするよう心掛けてはいますが、「わかりました」と言われてしまうとそれ以上踏み込めなくなってしまいます。
質問対応は相互の歩み寄りが大事になります。
なので、個人的には関係を作るという作業も込みで何度も質問に行くことをオススメします。
もちろん、上記1~4のお作法を守った上で。
6.理想は「質問しない」ということを忘れないこと
勉強のゴールはどこだ?って考えたときに、「自力で解けるようになること」がそれだと思うんです。
質問はそのためのひとつの手段に過ぎず、しないで済むならしなくていいですよね。
間違えた問題を解説を読むだけで自分ひとりで解決できるようになれば最強です。
最後の手段として「質問」を選んでください。
常にこの理想を忘れないでいてほしいです。
以上です。
せっかく作ったのでPDF貼っておきますね。よろしければご利用ください。
中学生しつもん仕方講座
↑無料配布期間終えました。有料ですがこちらからどうぞ➡さくら掲示物販売所
マナーを守ってたくさん質問してくださいね。待ってます!
それでは。
澤木宣彦
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